「家なき若者」が集う安宿続々

2005年07月11日 17時27分54秒 | Weblog
アサヒネットの記事

リンク切れ回避のため引用。  

「フリーター・求職者 長期滞在歓迎」。こんな看板を掲げた宿が、東京・新宿や渋谷など若者が集まる繁華街に現れ出した。日雇い作業の請負業者が寮とし て始めたところ、家賃が払えない20、30代を中心に集まり出し、1年半余で都内15カ所に増えた。地元に働き口がなく上京してきた人やフリーター生活か ら抜け出せない若者……。若年失業率が9%台で高止まる中、「家なき若者」のよりどころになっている。(斉藤泰生)  宿の名は「レストボックス」。「エム・クルー」(東京)という建設現場の軽作業などを請け負う会社が03年11月に始めた。社長の前橋 靖さん(37)は20代で2年間の路上生活を経験。プロサーファーを目指したがかなわず、日雇い労働をしながら生活を取り戻し、蓄えで事業を始めた。  家賃が払えず友人の家に転がり込む。居づらくなると夜勤に就くかマンガ喫茶で寝泊まりする――。日雇い作業にくるそんな若者の状況を知り、渋谷にあった会社の空き部屋を寮として提供したところ、口コミで利用が増え、現在約1300人が利用登録しているという。  宿は高田馬場や上野などいずれも都心の主要駅から徒歩5分圏内の古い貸しビル内にある。3段ベッドを置き、共同使用の電子レンジと洗濯機 付きで1泊1480円。会社の寮としてすべて労働基準監督署に届けを出している。同社の日雇い作業に就くのが基本条件だが、他社の求職活動をしても構わな い。ただ、この会社で3カ月間に1回も働かなければ、退居しないといけない。  実際、どんな若者が利用しているのか。  池袋の宿泊所にいた、北海道出身の24歳男性は、「地元では給料が安いので1カ月前に出てきた」と話す。札幌市の出版社で編集の仕事をし ていたが、月の手取りは残業代を含め約12万円だった。今はビルの解体作業などで日払いで約9000円が手に入る。脚本家を目指し、東京でためた金で大学 時代の友人と映画を作るのが夢だ。  マンガ喫茶から転宿したという大阪出身の31歳男性は住み始めて1年。派遣で携帯電話の営業にも就いたが、「思ったより成績が伸びず、派遣だと居づらくなって」3カ月ほどで辞めた。今は週5日建設現場で働く。  都内に実家があるという男性は、仕事仲間に「安い」と聞いてカプセルホテルから移った。解体業者で働く。フリーター生活は30歳でやめるつもりだったが、すでに32歳。「社宅に入るよ。まともな生活をしようと思って」  前橋さんによると、利用者は主に、役者などの夢を追う20代、フリーター歴が長くなり社会に適応できなくなった30代、リストラや自己破 産で行き場をなくした40代以上の3タイプに分かれるという。平均滞在日数は44日。「若者にも需要があるというのは、正規の職に就けない今の社会の反映 かもしれないが、ここを底にステップアップしてほしい」と前橋さん。

(引用終わり)

 ここで定泊している場合に、保護申請できるのか? とかついつい考えてしまう。
渋谷に新たな「寄せ場」の形成か?とかも、、、。
こういう書き方だと客観的に過ぎると自分でも思うけど。

「HHHH/The Cortet」

2005年07月11日 12時11分52秒 | CD
「Stralau/Bertrand Denzler・Axel Dorner・Daniel Erdmann・Michael Griener・Gunter Muller」
「Show the Frog/梅津和時」
「Points and Slashes/秋山徹次・ギュンター・ミュラー」
「HHHH/The Cortet(Cor Fuhler・Thomas lehn・Rhodri Davies・John butcher)」

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