予告した通りに『ディヴァイド』の感想ですが。
アジア系(?)の某国から核攻撃受けて、 NYが壊滅。
アパートの地下シェルターに逃れた9人の極限状態のお話。
これは、キツイわぁ。
シェルターの管理人が初期のリーダーというか、食料分配担当(水も食料も彼の備蓄品)
なんだけどさ、なんでねぇ、豆の缶詰しかないのよ?
ちゃなは思う、この人が備蓄食料にもう少しバリエーションを持たせていれば
展開は変わったものになったハズだぁ。
ゾンビのモールは天国だね、これに比べれば。
NYを襲撃した謎の軍団のシェルターへの乱入によって、9人のメンバーのうちの
少女だけが拉致されて、あとの人間は放置され外から扉を溶接されて脱出は完全に
不可能な状態に、、、、。
当然ながら、携帯は繋がらずに外の世界の様子を知ることもできない。
限りある食料と水、衛生状態最悪で、放射能の影響からか、どうも何人か病気に
なってきているとくれば、ねぇ?
あとは狂うだけです (*´д`*)
本来、少しでも希望があれば、状況を打破すべく活躍するであろう若者もぉ。
ズズ~ン ((((;゜Д゜))))
チ~ン ゜(゜´Д`゜)゜
お話としては、初期の謎も投げっぱなしで、登場人物の精神崩壊もありきたり、
結局は誰が最後に生き残るのかって興味だけです。
話の分岐点としては、やはり管理人の罪は重い。
ネタばれになりますけど、
閉ざされていたと思ったシェルターから外界に脱出するルートが1つだけある。
これが管理人から明かされるのは物語も終盤、もう手遅れです。
管理人曰く「信用できる人間を見極めたかった」ってことなんだけどね、
9人という人数は、極限状態を共にするには多すぎったってことなんかね。
外界は放射能で汚染されていて、敵側から手に入れた防護服も1つしかないとなれば
外の様子を確認する人間は、誰でもいいってわけじゃないし。
それでも、外に出る方法があることを皆が知っていればと思ったけど。
誰が行くとか、絶対戻ってきてくれるのか?とか争いの元になるだけだったのかな?
この作品の注目すべき点は出演陣です。
特に、管理人役のマイケル・ビーン(!)
Tシリーズ1作目やエイリアン2のヒックスさんが、こんなに味のあるオヤジに変貌していたとはねぇ。
このマイケル・ビーンを観るだけでも価値があると思う。
でもね、これはホントに欝ムービーだから、観る時の精神状態には注意ですよぉ。
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