南区別所だいすき 浦和

このブログは、さいたま市南区別所の「青い稲妻」の研究レポートサイトです。
別所研究と見聞録の編集所です。

   五月の風

2011-05-23 22:47:58 | 別所見聞録

映画の好きな方、時間が見つからなくて逃したことってよく
ありませんか?それって歳をとって暇ができても、よっぽど注意していないと同じ
轍をくりかえします。それで僕は、「埼玉映画ネットワーク」に入会しました。
月に一度、小品だけど必見の名作を見ることにしました。
それはそれとしまして、イッシュウ166号は「ブラック・スワン」が表紙でした。

浦和駅西口に立つLさんC子さんです。
ブログで宣伝するから正面にたってくれとお願いしたらはにかんで、「きおつけ」して
くれました。


イッシュウの記事のなかで、「頑張れがんばれ」はありがたいのだが、災害後の茫然自失の
なかで、多かれ少なかれ鬱状態になるのは当然なのですこし声を和らげてもらえないだろうかとの投書を載せていたが、僕も同意したかった。

ところで、弁天祭りの沼の周辺で、ちょっと目に付いた地震の影響を掲載します。







 じつは別所沼地域は当然のように昔からの湿地帯です。地盤が軟らかいのは言うまでも
ありません
写真にあるように、黄色いテープで立ち入り禁止をしている一帯に凹凸ができていました。
あちこちにといっても過言ではありません。

 陥没のないところでは悠々とした場面もあったけど



弁天様でもかなり危険な事態を招きかねなかったのです。

手洗い場の屋根が倒れかかりました。





浦和市内ではおよそ4000件の地震被害の保険請求があったそうです。
テレビや新聞紙上で久喜周辺がクローズアップされていたのが県下の代表れいのようでした。 埼玉図書館では昔(明治初期)の地図が大人気で、最近埋め立てられた土地かどうかを
心配するひとが連日閲覧に来て確かめに来ていた(これからも)とききました。

/谷川俊太郎さんの5月の新聞詩を読みましょう

 何もかも失って
言葉まで失ったが
言葉は壊れなかった
流されなっかった
ひとりひとりの心の底で

言葉は発芽する
瓦礫の下の大地から
昔ながらの訛り
走り書きの文字
途切れがちな意味

言い古された言葉が
苦しみゆえによみがえる
哀しみゆえに深まる
新たな意味へと
沈黙に裏打ちされて

 題は「言葉」です

 
うちの弟が再び亘理におてつだいに往きました。
今度は友達と組んでゆきました。 車に食糧と燃料テントを積みました。
南相馬の不気味な原発地帯をかすめて前進したようです。







2度目なのでだいぶ要領を得て作業効率があがったと同時にいろいろな
事象も見えたようです。献金がひつようなところにピンポイントで渡らない
歯がゆさなど、もくもくと働く間にいやがおおでも感じないわけには往かないなど
片手にスコップ左手に気苦労を抱えて歩き回ったとのことでした。





爺さん!だいじょぶか?とこえを掛けられるとさらに燃え上がるそうです。


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