青葉学習塾・書道教室へようこそ!

宮城県白石市で学習塾、習字教室を開いております。思いついた事をメモ書き程度につぶやいて、後に反省し、修正したりしてます。

「書道芸術 見て読む中国」を読んで その3

2019年05月11日 | 書道
またまた読みました。

「書は人を以て貴しとす」という言葉について書かれていました。

――

宋時代の名将岳飛の書は、真筆ではないとも指摘が生じたが、

彼の高尚な人柄とともに、今でも評価されている。


一方、明末の張瑞図の書は、魅力はあるが、

後世の書論家は、彼の人柄を嫌ったため、言及されたり

研究されたりすることも少なかった。


人柄からその書を軽んじてしまい、書の持つ本来の価値をおとしめて

しまうならば、これは芸術的な角度からすると、大変残念な事である。

しかし、一方で書は君子(人格者)の芸であり、鑑賞者は書を見る時に

どうしてもその作者を連想してしまう。

人柄と作品を、完全に分けることは難しい

――

まとめるとこんな感じの内容でした。正直な感想を述べるなら、

(書道を真面目にやっている御方はスルー願います。)








現在の書の評価は、権力ある審査員のいる団体に所属し、

そこで出費をかえりみず立ち回れる御方が、良い書を書く(賞を貰う)

ってことじゃないのかなぁ。


あ、これも愚痴になるのかな。まあいいや。


今年も、とある大手展覧会に出品しました~。

個人で出すと落選確定なので、他地域の団体から出しました・・・爆


私は、人格者でもなんでもないから、賞とは程遠いことがわかります(笑)

雑なので、後ほど文面を修正するかもしれません。