青葉学習塾・書道教室へようこそ!

宮城県白石市で学習塾、習字教室を開いております。思いついた事をメモ書き程度につぶやいて、後に反省し、修正したりしてます。

「東大生が選んだ勉強法」を読んで その6

2016年06月27日 | 学習塾
今まで、色々とこの本の勉強方法の感想を述べてみたが、

私なりのまとめとして。東大生は勉強がそれほど苦ではないと感じた。


私の塾に来る生徒は、小学校の頃からつまずいていて、

勉強が嫌いになり、学校の授業をほとんど理解できなかったりする。

頭が良い生徒は、勉強した分だけ成果として現れる。

でも、頭が悪い生徒は、教科書や授業をたまに理解した気分になっただけ、

実際の所、国語では、小学校の漢字や語句が分からないから、理解できなかったり、

数学では、小学校の四則計算ができないから、全く解けなくなってしまう。

こういう生徒が案外いるようで…。


学校では、そういう生徒はお手上げ。集団授業だから、

授業のレベルを下げる事はしない。

補習をするといっても、今の時代の先生は、他にやる事があって、

一部の生徒につきっきりになることはまれである。


その生徒も、勉強をあきらめ、勉強をしなくなり、授業中騒いだり、

時には迷惑行為に発展する時もある。


学校の先生は、勉強ができないと思われる生徒を発見したなら、

出来る限りすぐ、その生徒の勉強をフォローする体制を作っていって欲しい。

はやめに気付いて対策すれば、生徒の嫌いとか苦手という意識を薄くすることができる。


まあ、そういうのができない時代だからこそ、塾産業が成り立つんだろう。

でも、塾に来た時に、もう手遅れな生徒もいる。

中学三年生で、5教科合計60点とか…、記号問題が偶然当たった!

…という生徒も塾に来る。

勉強するしないは本人次第ではあるが、親や学校がしっかりと、

勉強が大切だという事を伝えて行ってほしい。

できれば、つまずいたらすぐになんとかしてほしい。

「東大生が選んだ勉強法」を読んで その5

2016年06月26日 | 学習塾
「難しい本は、理解できなくともとにかく進める」

「むりやり理解しようとせず読み進めるのがコツですね。そうすると、あとで突然、

理解できるようになった。」…と書いてあった。


私は、塾で生徒に「自主勉して分からない所があったら、説明するよ。」

という、声掛けを毎回している。

勉強の要領を得てない生徒は、「ここでつまずいて、先に進めませんでした。」

とか、「(毎日勉強してますが)特にありません」という、返事をしてくれる。

こういうタイプの生徒は、分からない問題を忘れつつ避けてテストを乗り切っていこうと

しているので、点数が伸びない時がある。


今までの私の教えた生徒で、5教科100点だった生徒がいた。

その生徒は毎回、「分らなかったけど、とにかく進んで、分らない所をチェックしておいた」

という勉強を実践してくれた。

授業のたびに、毎回20問ほど教えて、また家で再度復習してもらう。

これを、繰り返して進んで行ったら、結果的に入試直前に5教科270点まで上がった。

一回20問という事は、一ヶ月80~100個の内容をきちんと理解して解けるように

している訳で。一年かけて、1000個以上の重要ポイントをしっかり叩きこめたなら、

少なくとも基本は大丈夫でしょう。


家庭教師や個別講師の授業でのアドバイスによって、東大生と同じような勉強は

可能だったりする。


ただ、今回の本の内容では、「一人で理解できるようになった」ということだが、

普通の生徒は、一人で理解できないから、学校で教わったり塾に行く訳で…

この東大生は、めちゃくちゃ頭が良いんだと思う。結論。

趙之謙 隷書 その2

2016年06月25日 | 書道


明日、書道の勉強会があります。

一応、見せる作品の準備はできました。

墨色も紙も安いものなので、ダメだしされそうです。


今日は、仙台の書道用品店を回って、仮名料紙と、全懐紙を買う予定です。

雨が止んでいればいいなぁ。

「東大生が選んだ勉強法」を読んで その4

2016年06月24日 | 学習塾
「テキトーな走り書きメモノート」を読んで。

参考書の分かりにくかった点や、授業でつまづいたところ、模試で間違えた箇所などを

別の弱点ノートに書き留めていくとよい。…と書かれていました。



利点は、英単語や語句を走り書きした程度にまとめておき、

弱点ノートとしておくだけで、ちょっとした時間の空いた時に、サッと目を通すことができます。

この走り書きで、意味や、周辺の知識までも頭に浮かんでくるなら合格です。

そうでないなら、またあとで復習します。



一般的なノートの使い方は、学校の授業内容をとり、教科書や解説等をまとめたりします。

自主勉強でひたすら問題を解きます。

これでは弱点はどこにあるのか、すぐにわかりません。弱点克服に時間がかかってしまいます。



私の塾での教え方も、だいたいこれに近いやり方を取り入れています。

まず、生徒に見合ったレベルの問題集を選んでもらってます。

生徒自身、ある程度分かる所を解きまくります。

ミスした箇所には問題集に印を付けます。

講師が分らない所を教え、別なノートにまとめます。

それを、次回も復習しながら、次に進みます。



ミスしやすい所は何度でも復習します。一度や二度では覚えた事にはなりません。

私は、生徒が大丈夫と言わない限り、少なくとも4回は、確認して進んでいます。

「東大生が選んだ勉強法」を読んで その3

2016年06月23日 | 学習塾
「これ以上記憶する必要のない教材を選ぶ」と書かれていました。


英単語を調べるとき、辞書を使うべきか、単語集を使うべきかという疑問があります。

私自身、中学1年、高校1年の時に、英語辞書をその都度買ってもらって、活用しました。

英語は嫌いな教科だったので、辞書は飾りになっていることが多かったです。だめじゃん。

辞書を活用できれば点数もっととれたのかな…と思った時もありました。



ただ、今回の勉強方法では、辞書の悪い点が書かれていました。

辞書は意味がこと細かく書かれているため、入試に必要のない事まで、目を通さなければいけない。



その細かい所まで目を通してこそ、英単語の知識が増え、英語が得意になるのかもしれません。

ただ、今の私は学習塾で教えている以上、効率を求めたいと思っています。



そういう訳で、入試に出やすく、まとまっている「単語集」を生徒に持たせたいです。

学校の勉強も、テストも、最終的には入試で合格するためです。

(留学などを考えている御方は別ですが)

入試に出やすい単語や意味だけをまず優先的に覚えていければ、それでいいと思います。



私は中学生に「教科書の終わりのほうのページの索引コーナー」を活用するよう、よく話します。

そこを活用すれば、高校入試程度の単語力は身に付きます。

教科書を活用できるなら、単語帳も必要ないかもしれない。

「東大生が選んだ勉強法」を読んで その2

2016年06月22日 | 学習塾
またまた勉強方法について。

「長い文章を丸ごとすべて記憶する」という方法が書かれていました。

この方法はとても理にかなっていると思います。


例えば、歴史で「豊臣秀吉」が重要だからといって、太字の「豊臣秀吉」の部分だけに

ラインをひいたり書いたりしている生徒を、たまに見かけます。


「豊臣秀吉」とか、そういう語句を一つだけ覚えても、テスト問題などで

「豊臣秀吉が行った政策は?」みたいなのが出題されると、答えられません。

一つの語句だけを覚えるというのは、勉強方法としては効率が悪いです。


どうせなら「豊臣秀吉は関白となり、太閤検地と刀狩をして、日本統一をした。」

のような一文(教科書の文章)を丸々暗記するほうが、テストで答えやすいです。


英語でもそう、例えば、テーブルtable、とだけ覚えるのではなく、

ついでに部屋に関する、椅子chairとか、机deskとかを一緒に暗記しておくと

良いと思っています。

テストの時に、部屋に関する話題の中に、一緒に出題されることがありますし。


あとは、教科書に載っている文法・基本例文で、文章として単語を覚えておくのも良いです。

単語と文法を一緒に覚えることができます。


バスケットボールbasketballという単語が書けないという時は、

He plays basketball every day.

として覚えておけば、三単現のSの文法も理解して単語を覚えることができます。


という訳で、文章丸ごと暗記する作戦でした。

「東大生が選んだ勉強法」を読んで その1

2016年06月21日 | 学習塾
「東大生が選んだ勉強法」を読みました。

「大声を出しながら部屋中グルグル回って記憶する」と良いらしいです。


塾内では、さらっと音読させて、きちんと定着しないうちに問題演習を

させてしまっています。塾で大声暗記は難しいですね。


家庭での勉強方法として、体を動かし、声に出しながら、公式や暗記内容を

覚えていく方法は良い事だと思います。私も中学三年生のころ、解の公式を

「xいこーる 2aぶんの マイナスb ぷらすまいなす ルートbにじょう マイナス4ac」

…って、声に出して暗記していました。掛け算九九のように声に出して覚えた記憶があります。


ただ、私は大家族だったため、こっそりつぶやいていた程度でした。

やはり、大声で叫んでグルグル回って暗記するのははずかしくて難しいですね。


塾生の前では、三角形の合同条件なども含め、「この世界の呪文」と言って、詠唱後、

「波~!」みたいにします。かめはめ波ぽい。


オタク感を出して暗記を促し、まともな生徒からキモチ悪がられます。チーン(終了)


趙之謙 その1

2016年06月21日 | 書道


河北展の作品製作が終わりました。そして先週、社中展の作品製作も終わりました。

今月はかなり書道で忙しいです。今週末は、書道の勉強会で仙台に行きます。

勉強会では、趙之謙を書いてくるようにと話をいただきました。

失敗しておりますが、載せておきます。ここから少し修正して、持っていく予定です。

今の私は、唐時代以前の碑学派?だから、趙之謙の書き方がいまいちよく分かりません。


地元中学校では、テスト期間が終了しました。日曜日なども塾を開放し教えていきました。

塾生は部活との両立が忙しかったようだ、頑張れ!

河北展 その2

2016年06月10日 | 書道
河北展に向け、書作中です。

二通りの書き方、どっちがいいか悩んでいます。

だいたいの目星を付けたら、数枚書きこみまして、

そして、師匠にアドバイスをいただくつもりです。

自分流もまだまだ、もっと細線をつかったり、

逆に木簡のように太くしたりしてみようと思っております。

暴れるよりも地味な書き方を心がけてもいいかもしれない、

と真逆な事を思ってしまう。

もっと自由に作品に対する感情を、上手に表現できるようになりたいです。