青葉学習塾・書道教室へようこそ!

宮城県白石市で学習塾、習字教室を開いております。思いついた事をメモ書き程度につぶやいて、後に反省し、修正したりしてます。

俳句の会

2019年05月05日 | 書道
今日は、俳句の会に顔を出しました。

全部で150ほどの素敵な句がありました。個人的に好きな句は

「平成に 名残と思う 花に雪 (リツさん)」

「野仕事の 結の昼餉や 豆ごはん (アキオさん)」

「十連休 どこへも行かず 草むしり (ヒロコさん)」

でした。


俳句の先生が私に、

「桃子先生、俳句ここを教えて!(辻 桃子 2017年発行)」

を渡して下さったので、私はそれを読みながら参加しました。

季語は分かるけど、二回使うのは、普通はダメとか、

似た意味の言葉も、二回使うとダメとか、当然の事が

理由つきで丁寧に書かれている本でした。なるほど。




来月も忙しくなければ参加したいと思います。

ありがとうございました。

「書道芸術 見て読む中国」を読んで その2

2019年05月05日 | 書道
引き続き、この本にはこう書かれてありました。



「書道作品には基本的に作者の性格など概括的で、抽象的な感情が現れる。・・・

 人間の性格と書道の形質を明確に対照させることが難しい・・・

 書道の作者も鑑賞者も書道作品にどのような感情や性格が

 表現されているかを求めるのではなく、

 あくまで書道の形式の中に込められた「意味」や「情趣」を

 大切にし、一種の「感情」を感じとる・・・」



述べている内容が難しくてよく分かりませんでした。なんとなくまとめますと、

書は人なりと言われますが、作者の性格を書で明確に表現するのは難しい。

芸術は爆発だといわれますが、書道は感情や性格を爆発させるというものではない。

あくまで、自分や相手が書道の形式の中に込められた「意味」や「情趣」を大切にし、

一種の「感情」を感じとるものである。ということなのでしょうか。



個人的には、感情や性格を爆発させても良いと思いました。爆発したような前衛作品もありますし。

ただ、どストレートな作品以上に、雰囲気が漂うような味のある作品を書きたいと思います。

感情や性格をむき出すより、品性を養いたいです。

では。乱筆失礼しました。