青葉学習塾・書道教室へようこそ!

宮城県白石市で学習塾、習字教室を開いております。思いついた事をメモ書き程度につぶやいて、後に反省し、修正したりしてます。

書について、諸々

2019年09月13日 | 書道


今回は愚痴が長いのでスルー願います。殴り書きなので、あとで修正します。



昨日、仙台に行ってきました。

書道の社中展巡り、書道雑誌の支払い、家庭教師会の話し合い、古本屋巡りをしました。



一件目は、I先生の書道の社中展。近代詩文書・仮名を中心として、半紙~半切サイズ程度の

作品が並んでいました。羊毛濃墨で力強くのびのびと書かれていました。



二件目は、K先生の書道の展示会。漢字・仮名を中心とした半切の展示会でした。

こちらは淡墨~中濃墨なので、力強さはそれほどではありませんでしたが、

保守的にまとまりよく書かれていました。K先生の半切仮名作品は別格でした。



書道雑誌の支払いをしました。私の教える書道の生徒数が減ったので、

頭を下げに行きました。私自身、本業が忙しいのでスイマセン~と。



あとは家庭教師会に行きました。20年前働いていた時の元上司がいまして、

遊びに来いと言われて遊びに行きました。そしたらやはり、お仕事最中でした。すいません。

勉強の仕方、点数の上げ方、募集の仕方を話し合いをしました。元上司・・・部長さんで

部長は親重視、私は子供重視という視点の違いを再認識しながら話し合いしました。

ラインでの勉強指導も効果的です~と伝えました。



駅前の古本屋さんにも行きました。彫り出し物を2冊ほど買いました。

定価は一冊3000円位。古いけど2冊で1000円~♪

この書籍の桑田先生はさざなみ会のトップだった大先生です。

今のさざなみ会の競書雑誌は年間1万円超えますし、別途会員費、展示会費用、

お手本代、御礼とかなんやらで数万円しますから。500円は、ありがたいです。

しっかりと熟読・精習し、仮名の基本を身につけたいと思います。



ーーー

先日、展覧会作品を書きました。昨日が締切という事で、地元の先生づてに

審査員先生に選んでいただきました。その後、昨日の夕方に地元の先生からTELがありました。

「22日の東京の○○展の講習会に参加しませんか?あなたの作品3枚に絞られたから、

 そこから1枚選んでいただきます。不参加でも3000円です。」

という事になりました。昨日1枚を出品して終わりという話だったのに。

口頭説明・事後承諾なんですね。



・・・またもや愚痴でスイマセン。3000円というのは関西の先生にしてみれば

気軽に寄付できる金額だろうということでしょうが。

関西の書道は悪徳だという認識がより強くなりました。ごめんちゃい。

参加も何もしない人からも、平気で数千円を搾取とは。


大変な乱筆で、失礼しました。

調和体 その3

2019年09月11日 | 書道


展覧会に向けて、書いております。

ただ、入選した場合は御礼として数十万円ください・・・という話をいただきました。

無理なので落選でお願いしますと、笑いながら受け答えしました。



落選といえども自分の作品、せめて納得する作品だけでも提出したいと思います。

まあ、そんな気持ちで臨んでも良いものは書けませんね。



数年前はトップ賞で100万円だったという事も話していただきました。

年収が、せめて数千万円以上あるなら、100万円払えるんですけど~と。

マルチまがい、悪質な宗教だな。内心は、はらわた煮えくりまくり。



日本の書の文化、良いものが残り続けるのを願っています。

まだまだ未熟者ですが、愚痴っておきます~(笑)

映画「プロメア」を観に行きました

2019年09月10日 | 書道


先日、アニメ映画「プロメア」を一人で観てきました。上映100日記念特典をいただいてきました。



応炎(援)上映というのがあり、観客はペンライトやサイリウムを輝かせながら、

押しキャラ登場とともに、声を張り上げて応援していました。

腐女子すごかったです。私はじっくり観てきただけなんですが。



うちの嫁は、アニメのグレンラガン等に一切興味がないので、映画を観ませんでした。

しかし、この映画の話をしたところ、かなり激怒しました。

嫁「そんな面白い集まりがあるなら、観たいに決まっているだろが!」



・・・次の休みとかに、まだプロメア上映してたら、嫁と騒ぎに行きたいと思います。

オタクとか、腐女子じゃなくても観ていいのかなぁ。っていうか、映画じゃなく、

騒ぐ観客を、拝んできたいという嫁、狂っています(極秘)

小学生向け

2019年09月08日 | 書道


小学5年生向けの手本です。3枚ほど練習しました。一文字目がちょっと小さいかな。



私の塾では、いつもは勉強を教えているのですが、金曜日と土曜日は

小学生の習字教室をしています。

昼間は、大人部の書道教室をしています。



私のいる地域では、定年退職なさった書の先生が月一回、無料で教えていたり、

安い金額を述べつつ、高くなる書道教室があったりもします。



私自身は、無料で教えるのは無理です。・・・ただ、

手本代・御礼等で、追加でお金をいただく教え方も好きではありません。

あとは、高価な道具を購入していただき、退会できなくなるような教え方は嫌いです。



自分や生徒さんにとって、どういう教え方がいいのか、

生活・稼ぎを考えながら、どうやって良い文化を残せるのか、

考えながら教えています。



まあ、楽しく書いて、上手くなれば最高!

それだけの事でした。乱筆失礼しました。

日常毛筆 その4

2019年09月06日 | 書道


右は、一行目が下まで書きすぎました。

左の半紙は、仮名用の半紙です。薄くてツルツルしてます。

二枚並べたら暗くなっちゃいました。



普通の半紙では、にじみが出過ぎたり、すぐにかすれてしまったりします。

ロール紙のようにツルツルのほうが、書きづらかったりしますが、

慣れると良い事があると思っています。



ツルツルではない紙とか、紙のウラのザラザラで練習するようにと勧める先生もいます。

ただ、小筆の毛先の寿命は短いです。だから私は、ツルツルな紙面に書くことで、

小筆に長生きしてもらっています。面相筆を5~10本くらいはわきに置いて、

小筆を交替させながら書いています。



雑誌の課題などで、毎月数枚ほどこういう日常書を書くのですが、実際リアルな話、

知人等への年賀状くらいでしか、書かなくなりました。とても大切なんですけども。



今の展覧会には、日常書は通用しませんし・・・。では乱筆失礼しました。

ペン字 その5

2019年09月05日 | 書道


またもや一発書きです。いや、二発書きでした。そこまで上手いわけでもありません。

今月の課題、文字数が多いため、文字の潰し方が大変でした。



私自身、書の雑誌など色々と比較し参考にして書いています。

それぞれの書業界によって、書き方が違うなぁと思わされることがあります。



今月のペン字、実際の参考手本はもっと崩して書かれています。

私自身が書くと、どうしても普通な書となってしまいます。

先日の稽古の時、弟子達からは、読めて綺麗で素晴らしいです、欲しいですと

言われました。嬉しかったですが、やっぱり平凡ですね。

(弟子に今月の課題を数枚か差し上げてしまい、手元に無くなってしまいました。

 今月、課題提出できないかも。汗)



とにかく、雑誌の参考手本の良い所を真似て書かないと、写真版とか特選という

評価にはなりませんよ、と伝えました。当然の事ですが。



いきなりですが、「書は集団の中で生まれたもの」です。

そこから「独りで書くものは、書ではない」・・・これも当然ですよね。

読む(鑑賞する)相手がいませんから。



では、「独りよがりな書は、書ではない」・・・これはどうなんでしょ。

相手の事を考えていない書は、書として成立するのでしょうか?



すいません。また変な事を述べました。あとで削除・修正するかもしれません(笑)

ペン字 その4

2019年09月05日 | 書道


河北書道展を見に行きました。

自分の入選作品は、平凡で面白味が無かったです。画像載せませんのであしからず~。



ある御方から、毎日展系の近代詩文書部の書き方は、読めないように文字や表現の仕方を崩し、

全体的にみて良ければ良いと話しをされました。その見方でみると、私の作品は真面目に書き過ぎて

良くないとのこと、毎日展系に合わないと話をいただきました。

加えて真面目な平安朝の仮名が書けるのだから、仮名部門の方が合っているとも話をいただきました。



入選入賞を選ぶのは、審査員の先生。審査員の先生が良し悪しを決めるのが展覧会では当然です。

ただ、本当の良し悪し?の判断は、自分とそれに関わった師匠とか書友の方々とか身近な人達と

することだとも思っています。・・・という愚痴でした。



30万円包めば入選・入賞するよ~と、審査員の先生から話を持ちかけられたりもあります・・・実話。

本当に「良い」もの、自分と身近な相手が「喜ぶ」ものを見極めて、書いていきたいです。

とにかく、真面目でも崩しても、なんでも書ける実力が欲しいです。あ、崩したら私じゃないですが。

そして作品を純粋に評価していただけたなら、それで幸いです。



あ、今日もペン字を一発書きしました。

ペン字 その3

2019年09月03日 | 書道


スマホのご機嫌がナナメだったので、一か月ほど、画像を載せることができませんでした。

夏休み時期は、仕事が忙しいので、筆を持てませんでしたし、ちょうど良かったかな。



9月号の雑誌が届いたので、読んでから筆を持とう・・・と思っていたのですが、

雑誌の解説がいまいちピンと来ませんでした。ちょっと臨書について思ったことを述べます。



臨書には、形臨と意臨があり、簡単に述べると、形重視、気持ち重視という事ですが。

どう重視するかによって、作品の書き方は違くなります。



雑誌を読んでいて、個性重視の現代だからといって、いきなり気持ち重視でいいのかなぁと。

古典には、真似できない素晴らしさがあるからこそ、千年以上も残り続けている訳で、

形を真似ようとしても、その真の形には、すぐには近づけない。

例えば、王羲之を讃え、王羲之の書を真似よう・臨書しようと思っても、そんなすぐに

ソックリ書けません。



最初から意臨が大切・・・これでやってしまうと、それは担当審査員の解釈とか、

臨書している御方のクセが入り込んでしまい、純粋に古典そのものの追及が

できないのではないかと思いました。



まずは何枚も、形をとことん追求すること。古典の他の書物に目を通すこと。そこから古典の気持ちを知り、

臨書する人なりの解釈が生まれてくるものではないだろうか。



愚痴っちゃいました。乱筆失礼しました。