お気の毒なお婆さん。

医龍を見ていて思い出した本日の１本の電話。
バイト先の病院に２０年近く通院しているらしいお婆さんなのだけれど。。。
昨夜自宅で転んだらしくて怪我をした所からの出血が止まらないとの事。
しかしご希望の受診科は本日休診で手術日。。。
困ってる様子なのだけれど他の病院、医院には行きたく無いと言う。。。

こんな電話は一番取りたくない電話だ。
私にはどーしてあげる事もできない。。。

「私ね。そこの病院にはお世話になってるから、そちらで診てもらいたいの」
(いやいや。どーも無いならええけど血が止まらんのやろ)
老婆らしき人の主治医は本日学会の為に不在。ツイてないのかな。
「１０年程前に心臓の手術もしてもらってね。心臓にヘルスメーターを入れて貰ったの。」
(重いだろうになぁ。。。そんな主治医に診てもらいたい？　その主治医は何を計りたかったんや？)

それでも明日まで患部を冷やして待つと言う。。。
無理なさらずに何か変わった事があればご近所のお医者さんに行ってくださいね。

しかし本当にこういうのが呪いの電話で怖いんだよね。
どういう風に転んだのかもわからないし頭を打ってるとかの自覚症状が無い場合もあってね。
明日来ると言ってた　この電話の老婆が。。。明日自宅で死んでるかもの可能性もある訳ね。
そして家族からクレームの電話が来ると言うストーリー。勿論クレームね。
適切なアドバイスをしていないとね。

だから電話対応はバイトにさせる。。。自己責任逃れの職員が見えてきた。。。

一時ＱＱ車で患者をたらいまわしにすると問題になっていたけれど。。。
こちとらは電話のコールでさえ院内たらいまわしかもなぁ。。。