呪いの電話の向こう側。。。

アルバイトを始めてほぼ一ヶ月が過ぎました。
早いもんです。
一応の一ヶ月の仕事の流れは把握できて細かい事はその度に教えて貰ったりして処理しています。

私の本来の仕事は５つの部署のスタッフ達の残業時間と夜間や休日等に発生する基本に対しての％をエクセルに入力して行く事です。

が、最近仕事が増えました。電話の対応です。

最初は鳴り止まない時にだけ電話対応していたのですが、我侭な患者に有無を言わせずにきっぱりスッキリ「それは判りかねます。」「出来かねます。」と言い切ってしまう私の電話対応が内部で好評となり自業自得で仕事を増やしてしまったようです。

一斉に鳴り出す電話に「呪いがかかったか。」と言うと周囲も微笑みが浮かびます。

その電話を少しご紹介すると。。。本日の場合です。。。

「もしもし。今日なんにちだっけ？　予約してたと思うけれど。」

(はいはい。いきなりかぃ。)本日は１０月１５日ですね。どちらの科を受診されていますか？

「うーん。。。１２日だっけ？」

(何を聞きにどこに電話してきとんねんっ！って結構自分が何科にかかっているか即答できる年寄りは少ない。)

「検査の予約なんだけど。」

(検査受けるにも内科や外科からの指示やろがっ！)ニコニコ。。。

名前と生年月日で何科の受診かを私のメモを見ながら前のデスクの人が調べてくれて処理終了です。

そうしている間にも近隣の市からのＱＱ隊からの搬送要請が入ってきます。
特に近隣の病院からの産科の母体搬送や新生児搬送にはミスは許されません。
危険な状態や他の産科・小児科では手に負えないから搬送されてくるのですから、暇な年寄りを相手にしてるような余裕はありません。

外科にＱＱが余り搬送要請してこないと言うことは近隣に優れた外科があるのでしょう。


あ。。。もうひとつの　呪いの電話の向こうでは。。。
「今日傘を忘れて来たんです。」
届出が無いかを調べても無い。。。どこに忘れたか判りますか？
「傘タテの横に。誰かに持って行かれたかも。」
(それ、置いてきたっちゅーんちゃうんかぃっ！)ニコニコ。。。
それでは今度の受診の時に再度見てくださいね。親切な方が傘タテに入れてくださってるかもですよ。
「そういう考え方もあるね。ありがとう。」と　呪いが解けたように素直になっていた爺さんが居ました。

来週はどんな呪いと巡りあうのか楽しみです。えへへ～♪