第22回けいはんな子ども科学キャンプ開催
けいはんな文化学術協会は2016年度3回目の「第22回科学キャンプ」を参加者15名で3月26日、27日、28日の2泊3日 けいはんなプラザラボ棟3階の実験室及びけいはんなホテルで開催しました。
この事業は京都府地域力再生プロジェクトのご支援を頂き
協賛 :京都大学地域連携教育研究推進ユニット (公財)関西文化学術研究推進機構(株)けいはんな
後援 :JAXA(宇宙航空研究開発機構) 精華町・木津川市・京田辺市・城陽市・交野市・生駒市の各教育委員会
のご協力のお蔭をもちまして今回22回目(年2~3回開催)を迎えました。
指導者としては当協会のスタッフ12名に加え京都大学医学部大学院生、滋賀医大大学院生、奈良先端科学技術大学院大学から外国人留学生6人(それぞれ出身はブルガリア、イタリア、インドネシア、エジプト、イエメン、パラグアイ)及び京大学部生(分子生物学専攻で何度もご参加いただいています)が参加しました。
第一日目は正午から保護者同伴で開会式を開催。
「日常生活において目にする現象になぜ?どうして?と科学の基本に目をむける習慣を身に着けることを」目指して来たことや京大教育学部と共にシンポジウムを開催して当協会が取り組んでいる「入試制度改革」についてお話ししました。その後キャンプのオリエンテーションとホテルの部屋を親子で確認しました。
その後実験室に移動し1コマ目は保護者にも参加していただきました。
実験①「地球の大気のちからと働き」
重力の観察としてグループで話し合って生卵を落下傘で2階から飛ばす観察を楽しみました。
実験②「葉っぱの秘密をさぐる」
みんなで庭に出て木々の観察や葉っぱで笛を鳴らす競争をしました。
その後カウンセラーのMahmoudがエジプトの紹介をして下さいました。
勿論ピラミッドやサッカーラの遺跡の紹介そしてナイル河の国土に果たす役割や5000年の歴史とその文化について。
次にChristinaがイエメンの紹介をして下さいました。イエメンは大家族で30人で昼食を食べるのは珍しくないそうです。そしてたくさんお料理が用意されご馳走です。
夕方6時からホテルのレストラン ラ・セーヌでビュッフェスタイルの夕食を頂きました。
サラダ、ピザ、八宝菜、パンプキンコロッケ、焼きそば、カレー、ハンバーグ、お蕎麦、茶わん蒸し、から揚げ、お好み焼、タコ焼き、プチケーキを何種類も、白玉団子、ジュース類、果物などでおなか一杯頂きました。
夕食後は実験③光(天才達からの伝言)
光の性質をいろいろな角度から学習し偏光板やテレビ石など学校では習わないような実験をしました
二日目27日6時半に起床し7時からレストラン「ライン」で全員そろって朝食。和食と洋食充実したメニューで親しくなった友人達と楽しく頂きました。
朝食後ホテル前で集合写真の撮影をして実験室へ移動しました。
実験④「クロマトグラフィーで何ができるか」の実験をしました。
身近にあるコーヒーのペーパーで化学的な分析が出来ることを知りました
次の時間は実験➄「メッキの科学」でメッキの基本としくみの実験をしました。メッキは塗装(とそう)と違って電気やイオンの働きで出来ることを知りました。
その後「天の川」に移動してレストラン特製のお弁当を楽しく頂きました。そしてカウンセラーDario のイタリアのお国紹介。
歴史とたくさんの遺跡。征服した国々の多さと影響力について。
もう一人Juanのパラグアイのお国紹介。スペインに征服されるまでにもともと住んでいたグアラニー人は今でもお互いに良い関係を保っていて言語も宗教も両方が上手く調和している。
次はこのキャンプの他では出来ない体験プログラム「ラウンドロビン」が始まります。これは2人から3人の6つのグループに分かれてテーブルを順番に巡回して外国人留学生の指導で実験します。
実験⑥顕微鏡の使い方とプレパラートの作成を練習
実験⑦塩と尿素の結晶を作りそれを顕微鏡観察。(新しく導入したドキュメントカメラで)
⑧塩分濃度・糖度・Phの測定
⑨電気抵抗の測定
⑩吸収スペクトルの測定と色
⑪放射能の測定
夕食前にDhitoがインドネシアのお国紹介。赤道にまたがる13000以上の大小の島で構成されている多民族国家であること。Dhitoはジャカルタ出身だと紹介がありました。
最後にカウンセラーDesiのブルガリア紹介。ヨーグルトでおなじみの国。
昨日に続いてラ・セーヌで夕食。楽しく、美味しく頂きました.
その後もラウンド・ロビンの実験を一コマ。
8時半に終了。みんなでホテルに移動して就寝。
28日最終日、保護者に最後の実験を参観して頂きました。
その後修了式。ひとりひとりグループ担当のカウンセラーから修了証が手渡されました。またカウンセラー達から一緒に過ごしたキャンパーについて感じたことを発表してもらいました
彼らは皆子供たちから活発な質問があったこと、聡明であること、好奇心いっぱいで素晴らしい子供達と過ごせてよい経験になったとコメントしました。
保護者からの声としては
☆「みんなと楽しかった」と家族以外での生活を楽しんでくれた事」また又楽しめるよう配慮して下さってありがたく思います。「言葉が通じなくても何とかなる」と言ってましたし又カウンセラーの方々が子供に分かるように接して下さった事で外国への興味を持ってくれたようです。
☆ 実験はとても楽しくて味の実験が一番良かったようです。カウンセラーの方々と趣味の話やお国の話をしてもらったことがとても良かったです。
又仲良しの友達も出来てとても充実した3日間を過ごせたと思います。
けいはんな文化学術協会は2016年度3回目の「第22回科学キャンプ」を参加者15名で3月26日、27日、28日の2泊3日 けいはんなプラザラボ棟3階の実験室及びけいはんなホテルで開催しました。
この事業は京都府地域力再生プロジェクトのご支援を頂き
協賛 :京都大学地域連携教育研究推進ユニット (公財)関西文化学術研究推進機構(株)けいはんな
後援 :JAXA(宇宙航空研究開発機構) 精華町・木津川市・京田辺市・城陽市・交野市・生駒市の各教育委員会
のご協力のお蔭をもちまして今回22回目(年2~3回開催)を迎えました。
指導者としては当協会のスタッフ12名に加え京都大学医学部大学院生、滋賀医大大学院生、奈良先端科学技術大学院大学から外国人留学生6人(それぞれ出身はブルガリア、イタリア、インドネシア、エジプト、イエメン、パラグアイ)及び京大学部生(分子生物学専攻で何度もご参加いただいています)が参加しました。
第一日目は正午から保護者同伴で開会式を開催。
「日常生活において目にする現象になぜ?どうして?と科学の基本に目をむける習慣を身に着けることを」目指して来たことや京大教育学部と共にシンポジウムを開催して当協会が取り組んでいる「入試制度改革」についてお話ししました。その後キャンプのオリエンテーションとホテルの部屋を親子で確認しました。
その後実験室に移動し1コマ目は保護者にも参加していただきました。
実験①「地球の大気のちからと働き」
重力の観察としてグループで話し合って生卵を落下傘で2階から飛ばす観察を楽しみました。
実験②「葉っぱの秘密をさぐる」
みんなで庭に出て木々の観察や葉っぱで笛を鳴らす競争をしました。
その後カウンセラーのMahmoudがエジプトの紹介をして下さいました。
勿論ピラミッドやサッカーラの遺跡の紹介そしてナイル河の国土に果たす役割や5000年の歴史とその文化について。
次にChristinaがイエメンの紹介をして下さいました。イエメンは大家族で30人で昼食を食べるのは珍しくないそうです。そしてたくさんお料理が用意されご馳走です。
夕方6時からホテルのレストラン ラ・セーヌでビュッフェスタイルの夕食を頂きました。
サラダ、ピザ、八宝菜、パンプキンコロッケ、焼きそば、カレー、ハンバーグ、お蕎麦、茶わん蒸し、から揚げ、お好み焼、タコ焼き、プチケーキを何種類も、白玉団子、ジュース類、果物などでおなか一杯頂きました。
夕食後は実験③光(天才達からの伝言)
光の性質をいろいろな角度から学習し偏光板やテレビ石など学校では習わないような実験をしました
二日目27日6時半に起床し7時からレストラン「ライン」で全員そろって朝食。和食と洋食充実したメニューで親しくなった友人達と楽しく頂きました。
朝食後ホテル前で集合写真の撮影をして実験室へ移動しました。
実験④「クロマトグラフィーで何ができるか」の実験をしました。
身近にあるコーヒーのペーパーで化学的な分析が出来ることを知りました
次の時間は実験➄「メッキの科学」でメッキの基本としくみの実験をしました。メッキは塗装(とそう)と違って電気やイオンの働きで出来ることを知りました。
その後「天の川」に移動してレストラン特製のお弁当を楽しく頂きました。そしてカウンセラーDario のイタリアのお国紹介。
歴史とたくさんの遺跡。征服した国々の多さと影響力について。
もう一人Juanのパラグアイのお国紹介。スペインに征服されるまでにもともと住んでいたグアラニー人は今でもお互いに良い関係を保っていて言語も宗教も両方が上手く調和している。
次はこのキャンプの他では出来ない体験プログラム「ラウンドロビン」が始まります。これは2人から3人の6つのグループに分かれてテーブルを順番に巡回して外国人留学生の指導で実験します。
実験⑥顕微鏡の使い方とプレパラートの作成を練習
実験⑦塩と尿素の結晶を作りそれを顕微鏡観察。(新しく導入したドキュメントカメラで)
⑧塩分濃度・糖度・Phの測定
⑨電気抵抗の測定
⑩吸収スペクトルの測定と色
⑪放射能の測定
夕食前にDhitoがインドネシアのお国紹介。赤道にまたがる13000以上の大小の島で構成されている多民族国家であること。Dhitoはジャカルタ出身だと紹介がありました。
最後にカウンセラーDesiのブルガリア紹介。ヨーグルトでおなじみの国。
昨日に続いてラ・セーヌで夕食。楽しく、美味しく頂きました.
その後もラウンド・ロビンの実験を一コマ。
8時半に終了。みんなでホテルに移動して就寝。
28日最終日、保護者に最後の実験を参観して頂きました。
その後修了式。ひとりひとりグループ担当のカウンセラーから修了証が手渡されました。またカウンセラー達から一緒に過ごしたキャンパーについて感じたことを発表してもらいました
彼らは皆子供たちから活発な質問があったこと、聡明であること、好奇心いっぱいで素晴らしい子供達と過ごせてよい経験になったとコメントしました。
保護者からの声としては
☆「みんなと楽しかった」と家族以外での生活を楽しんでくれた事」また又楽しめるよう配慮して下さってありがたく思います。「言葉が通じなくても何とかなる」と言ってましたし又カウンセラーの方々が子供に分かるように接して下さった事で外国への興味を持ってくれたようです。
☆ 実験はとても楽しくて味の実験が一番良かったようです。カウンセラーの方々と趣味の話やお国の話をしてもらったことがとても良かったです。
又仲良しの友達も出来てとても充実した3日間を過ごせたと思います。