けいはんな文化学術協会ブログ

私達は2001年6月に認証されたNPO法人でけいはんな文化学術協会と称します。

第22回けいはんな子ども科学キャンプ開催(JAXA後援)

2017年04月13日 | 活動報告
第22回けいはんな子ども科学キャンプ開催

けいはんな文化学術協会は2016年度3回目の「第22回科学キャンプ」を参加者15名で3月26日、27日、28日の2泊3日 けいはんなプラザラボ棟3階の実験室及びけいはんなホテルで開催しました。
この事業は京都府地域力再生プロジェクトのご支援を頂き
協賛 :京都大学地域連携教育研究推進ユニット (公財)関西文化学術研究推進機構(株)けいはんな
後援 :JAXA(宇宙航空研究開発機構) 精華町・木津川市・京田辺市・城陽市・交野市・生駒市の各教育委員会
のご協力のお蔭をもちまして今回22回目(年2~3回開催)を迎えました。



指導者としては当協会のスタッフ12名に加え京都大学医学部大学院生、滋賀医大大学院生、奈良先端科学技術大学院大学から外国人留学生6人(それぞれ出身はブルガリア、イタリア、インドネシア、エジプト、イエメン、パラグアイ)及び京大学部生(分子生物学専攻で何度もご参加いただいています)が参加しました。


第一日目は正午から保護者同伴で開会式を開催。
「日常生活において目にする現象になぜ?どうして?と科学の基本に目をむける習慣を身に着けることを」目指して来たことや京大教育学部と共にシンポジウムを開催して当協会が取り組んでいる「入試制度改革」についてお話ししました。その後キャンプのオリエンテーションとホテルの部屋を親子で確認しました。

その後実験室に移動し1コマ目は保護者にも参加していただきました。
実験①「地球の大気のちからと働き」
 重力の観察としてグループで話し合って生卵を落下傘で2階から飛ばす観察を楽しみました。


実験②「葉っぱの秘密をさぐる」
 みんなで庭に出て木々の観察や葉っぱで笛を鳴らす競争をしました。


その後カウンセラーのMahmoudがエジプトの紹介をして下さいました。
勿論ピラミッドやサッカーラの遺跡の紹介そしてナイル河の国土に果たす役割や5000年の歴史とその文化について。
次にChristinaがイエメンの紹介をして下さいました。イエメンは大家族で30人で昼食を食べるのは珍しくないそうです。そしてたくさんお料理が用意されご馳走です。


夕方6時からホテルのレストラン ラ・セーヌでビュッフェスタイルの夕食を頂きました。
サラダ、ピザ、八宝菜、パンプキンコロッケ、焼きそば、カレー、ハンバーグ、お蕎麦、茶わん蒸し、から揚げ、お好み焼、タコ焼き、プチケーキを何種類も、白玉団子、ジュース類、果物などでおなか一杯頂きました。

夕食後は実験③光(天才達からの伝言)
光の性質をいろいろな角度から学習し偏光板やテレビ石など学校では習わないような実験をしました

二日目27日6時半に起床し7時からレストラン「ライン」で全員そろって朝食。和食と洋食充実したメニューで親しくなった友人達と楽しく頂きました。

朝食後ホテル前で集合写真の撮影をして実験室へ移動しました。



実験④「クロマトグラフィーで何ができるか」の実験をしました。
身近にあるコーヒーのペーパーで化学的な分析が出来ることを知りました


次の時間は実験➄「メッキの科学」でメッキの基本としくみの実験をしました。メッキは塗装(とそう)と違って電気やイオンの働きで出来ることを知りました。


その後「天の川」に移動してレストラン特製のお弁当を楽しく頂きました。そしてカウンセラーDario のイタリアのお国紹介。
歴史とたくさんの遺跡。征服した国々の多さと影響力について。
もう一人Juanのパラグアイのお国紹介。スペインに征服されるまでにもともと住んでいたグアラニー人は今でもお互いに良い関係を保っていて言語も宗教も両方が上手く調和している。



次はこのキャンプの他では出来ない体験プログラム「ラウンドロビン」が始まります。これは2人から3人の6つのグループに分かれてテーブルを順番に巡回して外国人留学生の指導で実験します。

実験⑥顕微鏡の使い方とプレパラートの作成を練習


実験⑦塩と尿素の結晶を作りそれを顕微鏡観察。(新しく導入したドキュメントカメラで)


⑧塩分濃度・糖度・Phの測定


⑨電気抵抗の測定
⑩吸収スペクトルの測定と色


⑪放射能の測定


夕食前にDhitoがインドネシアのお国紹介。赤道にまたがる13000以上の大小の島で構成されている多民族国家であること。Dhitoはジャカルタ出身だと紹介がありました。
最後にカウンセラーDesiのブルガリア紹介。ヨーグルトでおなじみの国。

昨日に続いてラ・セーヌで夕食。楽しく、美味しく頂きました.


その後もラウンド・ロビンの実験を一コマ。
8時半に終了。みんなでホテルに移動して就寝。

28日最終日、保護者に最後の実験を参観して頂きました。

その後修了式。ひとりひとりグループ担当のカウンセラーから修了証が手渡されました。またカウンセラー達から一緒に過ごしたキャンパーについて感じたことを発表してもらいました


彼らは皆子供たちから活発な質問があったこと、聡明であること、好奇心いっぱいで素晴らしい子供達と過ごせてよい経験になったとコメントしました。


保護者からの声としては
 ☆「みんなと楽しかった」と家族以外での生活を楽しんでくれた事」また又楽しめるよう配慮して下さってありがたく思います。「言葉が通じなくても何とかなる」と言ってましたし又カウンセラーの方々が子供に分かるように接して下さった事で外国への興味を持ってくれたようです。
 ☆ 実験はとても楽しくて味の実験が一番良かったようです。カウンセラーの方々と趣味の話やお国の話をしてもらったことがとても良かったです。
又仲良しの友達も出来てとても充実した3日間を過ごせたと思います。



第8回「けいはんな国際中学生キャンプ」開催

2015年09月05日 | 活動報告

この8月4日(火)から8月6日(木)にかけて、「けいはんな文化学術協会」では中学生のためのグローバルキャンプ(第8回)を2泊3日で開催しました。

前回同様、宇宙航空研究開発機構(JAXA、コズミックカレッジ・ファンダメンタルコース)、(公財)関西文化学術研究都市推進機構、(株)けいはんなの協賛、生駒市ならびに精華町・木津川市・京田辺市・城陽市・交野市・生駒市の各教育委員会の御後援を得て素晴らしいキャンプを開催することができました。
この「けいはんな国際中学生キャンプ」の主旨は「グローバルな視点を持ち、明日の世界を力強く生きるために、中学生が考えるべきことは何だろう?」です。「グローバル化とは、異文化を尊重しながら自らの主体性を保ち、自国の文化を語れる人間力を備えることです。語学力も大切ですが、話の中身を豊かなものにすることがもっと大切」に気付いてもらう機会になればと思っています。
今回は30名ものキャンパーたちが集まってくれました。カウンセラーは生駒市ALTのJoachim 先生(ヨアヒム、ドイツ)をはじめ、京大留学生のZizo(ジーゾ、リビア)、Hiba (ヒバ、スーダン)、阪大留学生のReija(レイヤ、フィンランド)、滋賀医大留学生のMaryam(マリアム、カナダ)と、さらに前回に引き続きSenior CounselorのVictor (ビクター、ロシア) が、東京から特別参加してくれました。今回も素晴しい留学生ならびに先生カウンセラーのお蔭で、キャンパーにはそれぞれ貴重な体験ができたと思います。


30名のキャンパーが参加してくれました。プラザビル前で記念写真


第1日目は保護者の皆様にも参加頂いた開会式、オリエンテーションの後、ホテルのチェックインを済ませ、天の川会場に戻って、さっそくJoachim先生のリードで「ホットポテトゲーム」をしました。“マスコット”を手渡されたキャンパーは罰ゲームとして、Joachim英語の特訓”を受けるのです。

“ホットポテトゲーム” でリラックス

みんな緊張の中にも大いに盛り上がったところで、「キャンパーの自己紹介」をしました。自分のPRを書き込んだ画用紙1枚と、持参した好きな本や漫画などを紹介しました。毎回のことですが、これでみんなの気持ちをぐっと近づけることができます。
次にカウンセラーの「自己紹介・お国自慢」として、まず2人のカウンセラーから、お国の地理・歴史・風俗・習慣などを紹介してもらいました。皆さん、初めて聞くお国の様子に、さっそく異文化の世界を感じて驚きました。
けいはんなプラザのレストランでの楽しい夕食の後、カウンセラーからいろいろな話を直接聞ける「ラウンド・テーブル」①です。キャンパー達は“A & B”の2グループに分かれて、「世界の中学生」「留学」「将来の夢」など身近なテーマや、「グローバル」「大災害」「ロボット」などより幅広いテーマについて、カウンセラー達と膝をまじえて、いろいろ質問したり話を聞きました。どこの国でも教育を大切にしていることや、留学生たちの留学の動機や将来の夢なども聞くことができて、キャンパー達にも「グローバル」を意識する良いきっかけになったと思います。

カウンセラーと楽しくラウンド・テーブル

21:30頃まで熱心にカウンセラーに質問したり、話を聞いたりして第1日のプログラムが終了し、皆さんホテルに戻ってそれぞれ楽しい時間を過ごしました。
第2日目、みんな朝寝坊することもなく、プラザの食堂“ライン”で全員美味しく朝食をしました。朝食後は、プラザの広場でまぶしい夏の朝日を受けながら全員の記念写真を撮りました。

食堂“ライン”での楽しい朝食

2日目の最初のプログラムは、「ワークショップⅠ」です。ここでは“100人の村”の話をテーマに、この地球に住む世界中の人々のことを、人口や言語や宗教や文化、それに環境や資源などを通して考えます。今回は、まずスタッフの竹本さんが『100人村』の詩を朗読・紹介しました。グローバルを考える上で、キャンパーには大きな刺激になったようです。

“100人の村”で考えるメインテーマとして、今回はとくに『エネルギー問題』を取り上げました。スタッフやVictorさんのスライドやVideoを見て、皆でディスカッションしました。キャンパーにとっては、多少難しかったけれど、日頃なかなか気がつかない大切な問題ということで、活発に議論してもらいました。6グループに分かれて議論した内容を模造紙にまとめました。世界のエネルギーの問題について、少し考えるきっかけが得られたようです。

“エネルギー” について皆で考えた

次は、昨日に続いて2人のカウンセラーから「自己紹介・お国自慢」です。生活、文化や環境の違いにまたまた皆びっくりでした。
昼食後、昨晩に続いて「ラウンド・テーブル」②を“A&B”グループが会場を交替して行いました。キャンパーの皆さんは、直接顔を見ながら、カウンセラーから聞きたいことをたくさん質問出来て良かったようです。
次のプログラムが始まる前に、明日の発表のための準備として1時間ほど頭の中を整理しました。やっと一段落して、16時からは、次のプログラム「ワークショップⅡ」です。
今回は、同志社大学教授の千田二郎先生を特別講師にお招きして、『エネルギー問題』に的を絞って、分かり易くお話し頂きました。エネルギーのことは大切な問題でありながら、日頃気付きにくいテーマでもあります。最初のうちは、キャンパーにとって多少なじみにくかったようですが、始めて詳しく話を聞いて、人類にとって極めて重要な問題であることに気づいてくれました。

“エネルギー問題って何 ? ”千田二郎先生(同志社大学)の講義


夕食は レストラン“ラ・セーヌ”でみんな仲良くおいしく頂きました。夜の部は明日の発表会に向けて、パソコンをにらみながら「キャンプの感想」や「将来の夢」などについて自分の考えをPower Pointにまとめました。時間がかかったけれど皆さん上手にできました。

パソコン使って発表の準備、大変だ !

第3日目は、朝一番に「100人の村の話し」のまとめとして、1日目に作った模造紙「エネルギー問題」を完成させてGr発表しました。この機会を通して、キャンパーは、地球に住むという意味を少し考え直すことができたと思います。最後に、前回同様その思いを自分宛ての手紙にしました。後日キャンパー自身に届くと思いますので楽しみです。
キャンプ最後のプログラムは、各自が昨晩作ったPower Pointを使って、みんなに“プレゼン”する時間です。グループ発表と個人発表を各自選択して行いましたが、皆さんそれぞれ素晴らしい発表でした。一緒に聴いて頂いた保護者の皆様にも、印象深い発表会だったと思います。

夕べ準備したPPTで無事発表できました


閉会式では、カウンセラーからそれぞれ修了証を授与されました。キャンパーの笑顔が素晴らしかったです。サインを交換したり、記念写真撮ったりして素晴らしいフェアウェルパーティーを最後に今回のキャンプが終了しました。

カウンセラーから全員修了証を頂きました

第8回「けいはんな国際中学生キャンプ」を無事終えることができました。1年から3年の中学生が皆さん仲良く交流して、得られることも多かったのではと思います。是非次回も大勢のキャンパーが参加してくれることを期待しています。参加者の皆さん、保護者の皆様、そして留学生や外国人先生のカウンセラーの皆様、関係者の皆様にスタッフ一同感謝です。

名残惜しいけど、じゃーまた !


第17回けいはんな子ども科学キャンプ開催(JAXA共催)

2015年05月30日 | 活動報告
第17回けいはんな子ども科学キャンプ開催
けいはんな文化学術協会は2014年度3回目の第17回キャンプを参加者28名で3月26日、27日、28日の2泊3日 けいはんなプラザラボ棟3階の実験室、けいはんなホテルで開催しました。


この事業は京都府地域力再生プロジェクトにより活動し「幼少時より科学的思考習慣を育てる」地域的仕組みを先導的に行って17回目を迎えました。
協賛 :(公財関西文化学術研究推進機構)、(株)けいはんな
後援 :JAXA(宇宙航空研究開発機構)精華町・木津川市・京田辺市・城陽市・交野市・生駒市の各教育委員会

指導者は今回当協会のスタッフに加え京都大学大学院生、滋賀医大大学院生の外国人留学生5人及び京大生、神戸大学大学院生3人が参加しました。


保護者同伴で開会式を行い、オリエンテーションとホテルの部屋を確認後
①「回転の不思議」コマの力学(地球もコマだ)
②「回転の不思議」プロペラの働き(翼と回転)


Ekaterina(ロシア)のお国紹介の後ホテルのレストラン「ラ・セーヌ」で夕食。


③「発光の科学」ケミカルライトを作ろう。「酸化反応」カイロはどうして温かくなる?の実験をして本日の予定終了したのは午後8時半。
それからホテルに移動して入浴・就寝。

2日目
6時半モーニングコールで起床。ホテルレストラン「ライン」で朝食。その後全体写真を撮って実験室に移動。


④「煮干しの解剖」「アジの解剖」から動物の臓器の構造を学ぼう


⑤リニアモーターカーの仕組み
ラボ棟の天の川でホテル特製弁当を戴き
Maryam(Canada )のお国紹介

⑥「植物の不思議」は中庭に出て観察、葉のクラフト


夕食後は
Christina(Yemen)とMengistu(Ethiopia)のお国紹介


次はこのキャンプの他では出来ない体験プログラム「ラウンドロビン」が始まります。これは4人から5人のグループに分かれて外国人留学生の指導で実験します。
⑦顕微鏡の使い方を練習
⑧顕微鏡で昨日解剖したアジの内臓の粘膜を観察・写生


⑨塩分濃度・糖度・Phの測定
⑩電気抵抗の測定
⑪吸収スペクトルの測定と色
⑫放射能の測定

28日最終日、保護者に最後の実験を参観して頂きました。
その後修了式。ひとりひとりグループ担当のカウンセラーから修了証が手渡されました。その間感想を発表してもらいアンケートにも答えていただきましたので一部ご紹介致します。

アンケートから
☆趣味が一緒の人がいて良かった。食事が楽しかった。実験も良かった。
☆食事や実験で笑いが止まらないほど楽しくてよく学べました。
☆ケミカルライトが楽しかった。花火などでよく使う100円ショップで売っているケミカルライトの仕組みが分かったので良かった。
☆とてもいい経験になったと思う。(2名)
☆いろいろな実験をしてとても楽しかった(5名)
☆初めて見た道具をやり便利だと思い、ついほしくなったものもあった。初めてホテルに一人で泊まったので嬉しかった。
☆めったにない機械をさわれてよかった
☆3日間大学でしかできないものやいろいろなものをやらせてもらい有難うございました。また参加するかもしれないので名前を覚えておいて下さい!
☆とても楽しみながら学べたので良かったと思った。もっと科学を学びたいと心の底から思いました。


保護者の回答から
☆念願の科学キャンプ日程が直前になって駄目になりそうでしたが参加出来て良かったです。いろいろな国の方がいらっしゃる事も良かったです。
☆学校で学ぶことが出来ない勉強ができ楽しかったそうです。スケジュール内容から疲れて帰ってくるだろうと思っていたのですがそんな様子がなくびっくりしました。
☆煮干しの解剖実験が楽しかったと言ってました。
☆キャンプを終えて今目に見えて変化したことはありませんがこの3日間の出来事は深く心に残っているようです。見たりきいたりするだけでなく実際に手足・体を動かしての体験が多く取りいれられているように感じました。貴重な経験をさせていただきありがとうございました。
☆充実したプログラムで貴重な体験ができたようです。親が予想していた以上に本人が喜んでくれました。開会式での高橋理事長の話が大きく心に響きこういうキャンプをずっと探していたという気がします。
☆参加されているお子さんのレベルが高くとてもいい刺激になったようです。
☆キャンプで学んだことをすべて話してくれて目はイキイキとして楽しさを知った事での自信でひとまわり成長して帰って来ました。幼児や低学年時に科学教室に参加したので最近ではものたりなさを感じておりましたがけいはんな子どもキャンプではこれまでとは違い内容のある貴重な時間でした。
☆一人だけで知らない子たちとのキャンプ参加出来た事に大きな成長を感じました。かなり密度の濃い内容だったのだなと感じました。とにかくゆっくりしている時間が無かったそうです。子供達には初めてで慣れないキャンプであり戸惑いもあったように思います。
☆最高学年で頼られる立場で3日間過ごしたことが新鮮だったようです。他の学校の子供達と話ができてとても楽しかった様子でした。
☆いろいろな仕組みに興味を持つようになりました。  とても楽しかったようで実験の様子を話してくれました。カウンセラーさんの話も楽しかったようです。貴重な体験をさせて頂きました。ありがとうございました。
☆特に変化は認めませんが非常に楽しかったようで良い経験になりました。  マジックのようなショータイプの実験をしていないところ、国際交流の機会も与えられている、という2つの特徴に深く賛同しました。
☆行った実験に関連した事柄に興味を持つようになりました。触ったことのない実験機器を使わせて頂いたのが楽しかったようです。貴重な様々な経験をこれからの生活に活かしていきたいと言っていました。
☆9:00PMに部屋に戻って10:00就寝6:30起床したとの事。いつも10時間位ねている4年生の息子には辛かったようです。実験内容は彼にとっては難しかったようですが煮干しの解剖は楽しかったようです

第18回けいはんな子ども科学キャンプは8月13日(木)から15日(土)2泊3日で第19回けいはんな子ども科学キャンプは平成28年1月9日(土)~11日(祝)に開催を決定し、参加者募集を致しております。
皆さまのご参加お待ち致しております。

第7回「けいはんな国際中学生キャンプ」開催

2015年05月01日 | 活動報告


第7回「けいはんな国際中学生キャンプ」開催

「けいはんな文化学術協会」は、この4月3日(金)から4月5日(日)にかけて、第7回中学生のためのグローバルキャンプを2泊3日で開催しました。

前回同様、宇宙航空研究開発機構(JAXA)のご協力(コズミックカレッジ・ファンダメンタルコース)、(公財)関西文化学術研究都市推進機構、(株)けいはんなの協賛、生駒市ならびに精華町・木津川市・京田辺市・城陽市・交野市・生駒市の各教育委員会の御後援を得て素晴らしいキャンプを開催することができました。

この「けいはんな国際中学生キャンプ」の主旨は「グローバルな視点を持ち、明日の世界を力強く生きるために、中学生が考えるべきことは何だろう?」です。「グローバル化とは、異文化を尊重しながら自らの主体性を保ち、自国の文化を語れる人間力を備えることです。語学力も大切ですが、外国語を使って語るに足ることを自らの中に持つことがもっと重要」に気付いてもらう機会になればと思っています。

今回も26名のキャンパーたちが集まってくれました。カウンセラーは生駒市ALTのJoachim 先生(ヨアヒム、ドイツ)をはじめ、京大留学生のLina (リーナ、シリア)、Hiba (ヒバ、スーダン)、Lauraとその弟Daniel (ローラ&ダニエル、コロンビア)、阪大留学生のGori(ゴリ、ブラジル)と、さらに前回に引き続きSenior CounselorのVictor (ビクター、ロシア) が、東京から特別参加してくれました。今回も素晴しい留学生ならびに先生カウンセラーのお蔭で、キャンパーにはそれぞれ貴重な体験ができたと思います。


26名のキャンパーが参加してくれました。桜の前で記念写真


第1日目は保護者の皆様にも参加頂いた開会式、オリエンテーションの後、ホテルのチェックインを済ませ、カウンセラーの「自己紹介・お国自慢」のプログラムから始めました。まず2人のカウンセラーから、お国の地理・歴史・風俗・習慣などを紹介してもらいました。皆さん、初めてのお国の情報に、さっそく異文化の世界を感じて驚きました。

次にJoachim先生のリードで「ホットポテトゲーム」をしました。“マスコット”を手渡されたキャンパーは罰ゲームとして、Joachim先生から“英語の特訓”を受けるのです。みんな緊張の中にも大いに盛り上がったところで、「キャンパーの自己紹介」をしました。自分のPRを書き込んだ画用紙1枚と、持参した好きな本や漫画などを紹介しました。毎回のことですが、これでみんなの気持ちをぐっと近づけることができました。


“ホットポテトゲーム” でリラックス


けいはんなプラザのレストランでの楽しい夕食の後、「ワークショップⅠ」では“100人の村”の話をテーマに、この地球に住む世界中の人々のことを、人口や言語や宗教や文化、それに環境や資源などを通して考えました。最初にカウンセラーの皆さんが順番に『100人村』の英語の詩を朗読しました。初めて聞いたキャンパーにはグローバルを考える上で、大きな刺激になったようです。

“100人の村”の英語詩をカウンセラーが朗読


“100人の村”のメインテーマとして今回はとくに『食糧問題』を取り上げました。Victorさんのリードで、スライドやVideoを見て、皆でディスカッションしました。キャンパーにとっては、日頃なかなか気がつかない大切な問題ということで、大いに議論が湧きました。6グループに分かれて議論した内容を模造紙にまとめました。世界の食料の問題について、深く考えるきっかけが得られたようです。第1日のプログラムが終了し、皆さんホテルに戻ってそれぞれ楽しい時間を過ごしました。


“食糧問題” について考えた


第2日目、みんな朝寝坊することもなく、“ライン”で全員美味しく朝食をしました。朝食後、昨日に続いて2人のカウンセラーから「自己紹介・お国自慢」です。生活、文化や環境の違いにまたまた皆びっくりでした。


ラインでの楽しい朝食


10時からは、カウンセラーからいろいろな話を直接聞ける「ラウンド・テーブル」です。キャンパー達は“A & B”の2グループに分かれて、「世界の中学生」「留学」「将来の夢」など身近なテーマや、「グローバル」「大災害」「ロボット」などより幅広いテーマについて、カウンセラー達と膝をまじえて、いろいろ質問したり話を聞きました。どこの国でも教育を大切にしていることや、留学生たちの留学の動機や将来の夢なども聞くことができて、キャンパー達にも「グローバル」を意識する良いきっかけになったと思います。


カウンセラーを囲んでラウンドテーブル


「ラウンド・テーブル」は長丁場なので、昼食後は“A & B”グループを交代して後半を続けました。気持ちを集中した時間が続いて、キャンパー達も疲れたので、Lina、Hiba、Lauraたちが、皆をリラックさせようとダンスを始めました。あっというまにキャンパー達も巻き込まれて、歓声とともに大きな輪ができました。会場の床が抜けるのではと心配になるほど盛り上がりました。


ちょっとダンスで一休み


興奮が収まって、次のプログラムが始まる前に、明日の発表のための準備として1時間ほど頭の中を整理しました。やっと一段落して、16時からは、次のプログラム「ワークショップⅡ」です。

“食物の保存ってどうするの?”西村先生(同志社女子大)の講義


前回に引き続き同志社女子大学の西村公雄先生を特別講師にお招きして、『食糧問題』の一環として、「食物の保存」と「遺伝子組み換え食品」の二つのテーマについて、分かり易くお話し頂きました。身近な問題でありながら、日頃詳しい話しを聞く機会が少ないテーマでもあり、キャンパーの関心は高かったようです。人類の“食糧”確保の問題に関して、より広く考えることができたと思います。


夕食は “ラ・セーヌ”でみんな仲良くおいしく頂きました。夜の部は明日の発表会に向けて、パソコンをにらみながら「キャンプの感想」や「将来の夢」などについて自分の考えをPower Pointにまとめました。時間がかかったけれど皆さん上手にできました。


第3日目は、朝一番に「100人の村の話し」のまとめとして、1日目に作った模造紙「食糧問題」を完成させてGr発表しました。この機会を通して、キャンパーは、地球に住むという意味を少し考え直すことができたと思います。最後に、前回同様その思いを自分宛ての手紙にしました。後日キャンパー自身に届くと思いますので楽しみです。

グループ発表、大変!


キャンプ最後のプログラムは、各自が昨晩作ったPower Pointを使って、みんなに“プレゼン”する時間です。1年生はグループ発表しましたが、皆それぞれ素晴らしい発表でした。一緒にお聴き頂いた保護者の皆様にも、印象深い発表会だったと思います。


PPTを使った“プレゼン”で締めくくり


閉会式では、カウンセラーからそれぞれ修了証を授与されました。キャンパーの笑顔が素晴らしかったです。サインを交換したり、記念写真撮ったりして素晴らしいフェアウェルパーティーを最後に今回のキャンプが終了しました。


カウンセラーから全員修了証を頂きました


第7回「けいはんな国際中学生キャンプ」を無事終えることができました。今回も高校生のシニアキャンパーが5人も参加してくれました。新中1から新高2までの皆さんが仲良く交流して、得られることも多かったのではと思います。是非次回も大勢のキャンパーが参加してくれることを期待しています。参加者の皆さん、保護者の皆様、そして留学生や外国人先生のカウンセラーの皆様、関係者の皆様にスタッフ一同感謝です。


名残惜しいけど、じゃーまた!



第16回けいはんな子ども科学キャンプ開催(JAXA共催)

2015年02月27日 | 活動報告
第16回けいはんな子ども科学キャンプ開催(JAXA共催)しました。

対象:小学4~6年生 29名
カウンセラー:外国人留学生7名、日本人大学生3名
開催場所:けいはんなプラザラボ棟3階実験室
期日:1月10日~12日
宿泊:けいはんなプラザホテル

参加者と保護者、スタッフ、カウンセラー全員で開会式


第1日目
12時半から保護者と一緒に開会式。カウンセラーの自己紹介やオリエンテーション。
最初の実験はコマの力学と回転の説明があり、コマやブーメランの工作を楽しんだ。

夕食前はカウンセラーのお国の紹介があり皆興味深く活発な質問があった。

夕食後は「化学発光」の説明と実験をした。実験に成功した時は驚きの歓声があがった。


第2日目
ホテルのレストランでみんな楽しく朝食。


朝1番の実験は前回のキャンパーの希望で生魚の解剖を鯵で行った。全員が観察できるようスクリーンで写した。魚の解剖をとおして人の臓器と比較して消化器官の理解が出来たかと思う。

次は「植物の不思議」では戸外へ出て常緑樹の観察また摘み取った葉で工作をしてキャンパー共々楽しんだ。

3番目は「リニアモーターカーの仕組み」
磁石の性質や磁石による発電を実験した。

夕食の前後にはカウンセラーのお国紹介を興味深く聴いた。


次はこのキャンプの特色の一つである「ラウンドロビン」で6つの小実験を巡回する。
1・顕微鏡観察(1),(2) 2・塩分、糖分、PHの測定  3・スペクトル測定
4・温度による電気抵抗値の変化


第3日目
ラウンドロビン続きと閉会式


アンケートを参加者とその保護者のみなさんに書いていただきましたが回収率がとてもよくいろいろ貴重な感想を頂きましたのでその一部をご紹介させていただきました。全部をご紹介できなく残念に思っています。

キャンパーから
・私は科学が大好きで、最初の物理学より科学の方が楽しかったです。アジの解剖はすごく勉強になりました。カウンセラーの人もやさしくしてくれて、国のことも知れて良かったです。外国人カウンセラーの人に一言。「なれない日本ですががんばってください!」
・アジの解剖はグロテスクだったけどおもしろかった。
・ラウンドロビンや他の実験がすごく楽しかったし、朝・昼・晩のごはんもすごくおいしかったです。

・もっとつづいてほしい。一生これでもいいほど楽しかった。
・意外と朝と夜は自由で楽しくて、実験もいろんな事を知れて良かった。
・このキャンプはとても楽しいので、これからも機会があればいきたいので、これからもがんばってください。
・とても面白かったし、次は3泊4日にしてほしいです。


保護者から
・とても充実して楽しかったようで、色々な外国の方の話を聞かせていただき、自分の中の世界が少し変わったようです。貴重な体験をさせていただき、とても感謝しております。
・学校では教えてくれないことを体験できてよかったと思います。解剖が一番印象に残ったようで、バッタやザリガニでもう一度やろうとしています。

・とても楽しかったようで、充実したキャンプだったのではと思いました。特に実験が楽しかったようです。朝8時から夜8時まで学習がありハードかなと保護者は思いましたが、本人は全然問題なかったようです。
・とても楽しく、且つレベルの高い知識に触れることができていい刺激になりました。
・今まで触れたことのない実験器具や装置を使ってできたのが、すごくうれしかったようです。あじやにぼしの解剖、そしてその細胞を顕微鏡で見るといった、生命に関する身近でありながら目の前で見るのは初めてという事柄にとても興味を持ったようでした。

・キャンパー同士仲良くなれたり、やさしくしてもらったり、一緒にゲーム(ウノ?)をしたり、初めてのことばかりでしたが本当に楽しかったようです。カウンセラーの方の話もすごく興味の持てる内容だったようで、あっという間の3日間でした。食事もおいしかったと喜んでました。
・とても有意義な時間を過ごさせていただき、親子共々大変ありがたく思っています。学校の授業では使用できない器具などを使い、難しい内容に取り組めたことは驚きの連続だったと思います。他の参加者との自由時間も楽しく、留学生や大学院生の方々とのふれあいに多くの刺激を受けました。

・実験そのものは楽しかったようですが、内容がやや高度で実験の目的(特に物理・化学分野)は十分理解できていない様子でした。4年生には少し難しいかな?と印象を持ちました。カウンセラーからの話は印象深かったようで、小学生のうちに海外の研究者と接する機会を得られることはとても素晴らしいと思います。食事、部屋での子どもだけの生活も大きな楽しみだったようで、いい経験になると考えます。
・カイロがあたたまる理由がわかって、とてもびっくりしたそうです。身近な生活に使われているもので、そのしくみが理解できる実験などが他にあれば、またやっていただきたいです。
・相当楽しく、濃い3日間だったらしく、絶対にまた参加したいと目を輝かせて言ってました。


募集中

次回第17回けいはんな子ども科学キャンプ(3月26日~28日)のキャンパーを募集しています。残り数名ですので至急ご応募下さい。一同お待ちしています。


第6回「けいはんな国際中学生キャンプ」開催

2015年01月29日 | 活動報告
第6回「けいはんな国際中学生キャンプ」開催

「けいはんな文化学術協会」は、この12月27日(土)から12月29日(月)にかけて、第6回中学生のためのグローバルキャンプを2泊3日で開催しました

前回同様、宇宙航空研究開発機構(JAXA)のご協力(コズミックカレッジ・ファンダメンタルコース)、(公財)関西文化学術研究都市推進機構、(株)けいはんなの協賛、生駒市ならびに精華町・木津川市・京田辺市・城陽市・交野市・生駒市の各教育委員会の御後援を得て素晴らしいキャンプを開催することができました。
この「けいはんな国際中学生キャンプ」の主旨は「グローバルな視点を持ち、明日の世界を力強く生きるために、中学生が考えるべきことは何だろう?」です。「グローバル化とは、異文化を尊重しながら自らの主体性を保ち、自国の文化を語れる人間力を備えることです。語学力も大切ですが、外国語を使って語るに足ることを自らの中に持つことがもっと重要。」に気付いてもらう機会になればと思っています。

今回も26名のキャンパーたちが集まってくれました。カウンセラーは生駒市ALTのJoachim 先生(ヨアヒム、ドイツ)をはじめ、京大や阪大留学生のZizo (ジーゾ、リビア)、Hiba (ヒバ、スーダン)、Steff (シュテフ、マダガスカル)、さらに前回に引き続きSenior CounselorのVictor (ビクター、ロシア) が、東京から特別参加してくれました。今回も素晴しい留学生ならびに先生カウンセラーのお蔭で、キャンパーにはそれぞれ貴重な体験ができたと思います。

26名のキャンパーが参加してくれました

第1日目は保護者の皆様にも参加していただいた開会式、オリエンテーションの後、ホテルのチェックインを済ませ、カウンセラーの「自己紹介・お国自慢」のプログラムから始めました。まず2人のカウンセラーから、お国の地理、歴史、風俗、習慣を紹介してもらって、みんな驚いたり感心したり興味深い時間でした。
次にキャンパーの皆さんの自己紹介に移る前に、Joachim先生のリードで「ホットポテトゲーム」をしました。“マスコット”を手渡されたキャンパーは罰ゲームとして、Joachim先生から“英語の特訓”を受けるということで、みんな緊張の中にも大いに盛り上がりました。皆が少し打ち解けたところで、「キャンパーの自己紹介」をしました。画用紙1枚に自分のPRを書き込み、持参した好きな本や漫画なども紹介しながら自己紹介しました。これでみんなの気持ちがぐっと近づきました。

“ホットポテトゲーム” でリラックス

けいはんなプラザのレストランでの楽しい夕食の後、「ワークショップⅠ」として“100人の村”の話をテーマに、世界の人口や言語や宗教や文化、それに環境や資源などについて考えました。最初にスタッフの竹本さんが『100人村』の詩を朗読して、皆に聞いてもらいました。素晴らしい詩ですが、初めて聞いたキャンパーにはグローバルを考える上で、大きな刺激になったようです。

“100人の村”のメインテーマとして、昨年度、ノーベル平和賞を受賞したマララさんに注目して、世界の『教育問題』を取り上げました。マララさんの「受賞スピーチ」のVideoを見て、皆でディスカッションしました。キャンパーにとって極めて身近な問題でもあり、大いに議論が湧きました。一段落後、5グループに分かれて、皆の考えを模造紙にまとめました。今回のテーマを通して、より世界のことを考えるきっかけが得られたようです。第1日のプログラムが終了し、皆さんホテルに戻ってそれぞれ楽しい時間を過ごしました。

世界の中学生・マララさんのスピーチを聞いて考えた

第2日目、みんな朝寝坊することもなく、“ライン”で全員美味しく朝食をしました。朝食後、昨日に続いて2人のカウンセラーから「自己紹介・お国自慢」です。生活、文化や環境の違いにまたまた皆びっくりでした。

ラインでの楽しい朝食

10時からは「ワークショップⅡ」として、前回に引き続き同志社女子大学の西村公雄先生を特別講師にお招きして、『遺伝子組み換え』について分かり易くお話し頂きました。少し難しかったけれど、本当に身近な問題でありながら、日頃詳しい話しを聞く機会が少ないテーマでもあり、キャンパーの関心も相当高いものがありました。人類の“食糧”確保の問題に関して、より広く考えることができたと思います。

“遺伝子組み換えって何?”西村先生(同志社女子大)の講義

昼食後は、カウンセラーからいろいろな話を直接聞ける「ラウンド・テーブル」です。キャンパー達は“A & B”の2グループに分かれて、「世界の中学生」「留学」「みんなの夢」や「グローバル」などをテーマに、いろいろ質問したり話を聞いて、カウンセラー達と膝をまじえて楽しい時間を過ごしました。どこの国でも教育を大切にしていることや、留学生たちの留学の動機や将来の計画も聞くことができて、キャンパー達にも「グローバル」を意識する良いきっかけになったと思います。

カウンセラーを囲んでラウンドテーブル

「ラウンド・テーブル」は午後一杯の長丁場なので、“A & B”グループの交代の時間を利用して、スタッフの指導で「紙トンボ」作りをしてリラックスしました。また、この時間にカウンセラーから最後の「自己紹介・お国自慢」を聞いて、気分を新たに「ラウンド・テーブル」後半を続けることができました。
夕食は “ラ・セーヌ”でみんな仲良くおいしく頂きました。夕食後は明日の発表会に向けて、パソコンをにらみながら「キャンプの感想」や「将来の夢」などについて自分の考えをPower Pointにまとめました。時間がかかったけれど皆さん上手にできました。

第3日目は、朝一番に「100人の村の話し」のまとめとして、前回まとめた模造紙「世界の教育問題」を完成させてGr発表しました。それぞれ工夫していい発表ができました。キャンパーは、地球に住むという意味を考え直すことができたと思います。最後に、前回同様その思いを自分宛ての手紙として書きました。後日キャンパー自身に届くと思いますので楽しみです。

グループ発表大成功!

閉会式では、カウンセラーからそれぞれ修了証を授与されました。キャンパーの笑顔が素晴らしかったです。サインを交換したり、記念写真撮ったりして素晴らしいフェアウェルパーティーを最後に今回のキャンプが終了しました。

PPTを使った“プレゼン”で締めくくり

 第6回「けいはんな国際中学生キャンプ」を無事終えることができました。今回もOB高校生キャンパーが3人も特別参加してくれました。中1から高1までの皆さんが仲良く交流して、得られることも多かったのではと思います。是非次回も大勢のキャンパーが参加してくれることを期待しています。参加者の皆さん、保護者の皆様、そして留学生や外国人先生のカウンセラーの皆様、関係者の皆様にスタッフ一同感謝です

名残惜しいけど、じゃーまた!


カウンセラーの皆さん待ってます!














第4回 科学で楽しむ親子自然観察会開催

2014年10月13日 | 活動報告
8月30日(土)けいはんな記念公園で開催しました。
乳幼児から小学生までの子どもとそのお父さんお母さんで暑い残暑の中元気に賑やかに広い公園の中を観察しました。

記念公園さえずり小道へ出発です

花が咲かないで増える植物の話を聞きました。例年夏に開催していたこの会が今回8月末だったので公園は早くも秋の訪れを感じました。


公園の中はシダ類もいっぱいです

曼珠沙華(彼岸花)、ホトトギス、 まゆみ、 うるし等「さえずり小道」をみんなで歩いて目に留まった植物は何でも質問して説明して頂きました。

弓を作る時使うから真弓です

途中アカマツ山でクロマツ、アカマツの見分け方の説明を聞いてその後蝉の抜け殻を探しましたが今年は季節外れで全く見つからず代わりに栗の実を見つけました。イガ(毬)に包まれた栗は初めて見たという人もいました。

途中公園スタッフの位田さんが準備して下さったクヌギの丸太をのこぎりで切りました。ほとんど全員が体験し年輪の勉強をしました。

なかなか切れないなあ

その後、笹や竹やクマザサの観察をして後で作るクラフトの材料になるヤブツバキ、イヌマキ、ヤマモモ、クマササを採集してビジターセンターに移りました。
そこでぞうり、かご、手裏剣(しゅりけん)、笛を作って楽しみました。
その後レプリカ法で葉の気孔を観察しました。長い時間幼少の子どもさん達も疲れた様子も見せず楽しく参加しました。

笛を鳴らす競争で盛り上がりました

感想は「葉っぱでいろいろ作ったのが特に楽しかったです。」「夏だけでなく季節ごとに勉強させていただきたいです。」「家族で楽しむことが出来ました。」また「水景園を説明していただきながら歩けてとても楽しかったです。」「盛りだくさんの内容でとても楽しかった。またぜひ参加したい」など大変喜んでいただけました。

第5回「けいはんな国際中学生キャンプ」開催

2014年09月12日 | 活動報告
第5回「けいはんな国際中学生キャンプ」開催

「けいはんな文化学術協会」は、この7月25日(金)から7月27日(日)にかけて、第5回中学生のためのグローバルキャンプを2泊3日で開催しました。

前回同様(公財)関西文化学術研究都市推進機構、(株)けいはんなの協賛、生駒市ならびに精華町・木津川市・京田辺市・城陽市・交野市・生駒市の各教育委員会の御後援を得て素晴らしいキャンプを開催することができました。


何が始まるのか興味津々の中学生たち


この「けいはんな国際中学生キャンプ」の主旨は「グローバルな視点を持ち、明日の世界を力強く生きるために、中学生が考えるべきことは何だろう?」です。「グローバル化とは、異文化を尊重しながら自らの主体性を保ち、自国の文化を語れる人間力を備えることです。語学力も大切ですが、外国語を使って語るに足ることを自らの中に持つことがもっと重要だ。」に気付いてもらう機会になればと思っています。

外国人留学生からお国の紹介


今回は過去最多の30名のキャンパーたちが集まってくれました。カウンセラーは生駒市ALTのJoachim 先生(ヨアヒム、ドイツ)をはじめ、京大・阪大留学生のLina(リーナ、シリア)、Zizo(ジーゾ、リビア)、Laura(ラウラ、コロンビア)と、ソルボンヌ大学生のMessiva(カオル、フランス)、さらに前回に引き続きSenior CounselorのVictor(ビクター、ロシア)が、関東から特別参加してくれました。今回も素晴しい留学生・ALT先生のウンセラーの皆さまのお蔭で、キャンパーにはそれぞれ大きな成果がありました。


外国語を使って語るに足ることを自らの中に持つ!


第1日目は保護者の皆様にも参加していただいた開会式、オリエンテーションの後、ホテルのチェックインを済ませ、カウンセラーの「自己紹介・お国自慢」のプログラムから始めました。まず2人のカウンセラーから、めずらしい各国の様子を紹介してもらって、みんな驚いたり感心したり興味深い時間でした。次にキャンパーの皆さんの自己紹介に移る前に、Joachim先生の指導で「ホットポテトゲーム」をしました。“マスコット”を手渡されたキャンパーは罰ゲームとして、Joachim先生から“英語”の質問をされるということで、みんな緊張の中にも大いに盛り上がりました。


キャンパーの自己紹介で打ち解けました


皆が少し打ち解けたところで、「キャンパーの自己紹介」をしました。画用紙1枚に自分のPRを書き込み、持参した好きな本や漫画なども紹介しながら自己紹介しました。これでみんなの気持ちがぐっと近づきました。


美味しい夕食と楽しい語らい


けいはんなプラザのレストランでの楽しい夕食の後、「100人の村の話し」として、世界の人口や言語や宗教や文化、それに環境や資源などいろいろ考えてみました。今回はとくに、ビクターが『格差』の問題について掘り下げてくれました。『ジニ係数』など、皆にとって少し難しい言葉も出てきて大変でしたが、最後まで熱心についてきてくれたと思います。話のあと、グループに分かれて、今度は耳慣れない『KJ法』などグループ討議の手法を使って、皆の考えを模造紙にまとめて発表することができました。ディスカッションの時間を通して、より世の中をグローバルに考えるきっかけが得られたようです。第1日のプログラムが終了し、皆さんホテルに戻ってそれぞれ楽しく時間を過ごしました。


「100人の村の話し」


第2日目、まず昨日に続いて2人のカウンセラーから「自己紹介・お国自慢」を聞きました。生活、文化や環境の違いにまたまた皆びっくりでした。次に「ラウンド・テーブル」の1回目(1.5時間)です。


テーマについてカウンセラー達と膝をまじえて


キャンパー達は15人ずつ「A」&「B」の2グループに分かれて、「世界の中学生・学校制度」「留学」「みんなの将来」や「グローバル」などをテーマに、いろいろ質問し、話を聞くことで、カウンセラー達と膝をまじえて楽しい時間を過ごしました。どこの国でも教育を大切にしていることや、留学生たちの留学の動機や将来の計画も聞くことができて、キャンパー達にも「グローバル」を意識する良いきっかけになったと思います。

グループに分かれて楽しく


昼食後、残りの2人のカウンセラーから最後の「自己紹介・お国自慢」を聞いた後、「ラウンド・テーブル」の2回目を始めました。午前中と「A」「B」グループを交替して、前回と違うカウンセラーから詳しく話を聞いたり、質問することができました。


「遺伝子組み換え」についての話し


16時からは「ワークショップⅡ」『食糧問題と環境』として、同志社女子大学の西村公雄先生を特別講師にお招きして『遺伝子組み換え』について分かり易くお話し頂きました。少し難しかったけれど、人類の“食糧”確保に関して、より広く検討することができたと思います。カウンセラーやスタッフからも熱心な質疑があってキャンパーにも印象的であったようです。

夕食は “ライン”でみんな仲良くおいしく頂きました。夕食後、明日の発表会に向けて、パソコンをにらみながら「キャンプの感想」や「将来の夢」などについて自分の考えをPower Pointにまとめました。みんなしっかり上手にできました。

食糧問題について熱心な質疑


第3日目は、朝一番に「100人の村の話し」のまとめとして、『世界がもし100人の村だったら』の詩を皆で読み、地球に住むという意味を考え直しました。また、前回同様その思いを自分宛ての手紙として書きました。後日キャンパー自身に届くと思いますので楽しみです。



最後にキャンプのまとめとして、各自が昨晩作ったPower Pointをみんなに披露しました。1年生はグループ発表としましたが、皆それぞれ素晴らしい発表でした。一緒にお聴き頂いたご保護者の皆様にも、前回にも増して印象深い発表会になったと思います。


自分の考えをPower Pointにまとめました


閉会式では、カウンセラーからそれぞれ修了証を授与され、とてもいい雰囲気でした。サインを交換したり、記念写真撮ったりして素晴らしいフェアウェルパーティーを最後に今回のキャンプが終了しました。

保護者と一緒に閉会式


第5回「けいはんな国際中学生キャンプ」も無事終えることができました。とくに、今回はこの春に中学を卒業したばかりのOB高校生キャンパーが3人も特別参加してくれました。中1から高1までの皆さんが仲良く交流して、得られることも多かったのではと思います。是非次回も大勢のキャンパーが参加してくれることを期待しています。参加者の皆さん、保護者の皆様、そして留学生やALT先生のカウンセラーの皆さん、関係者の皆様にスタッフ一同感謝です。


全員で。よい記念になりました。



第4回「けいはんな国際中学生キャンプ」開催

2014年04月27日 | 活動報告
「けいはんな文化学術協会」は、この3月21日(金)から3月23日(日)にかけて、第4回中学生のためのグローバルキャンプを2泊3日で開催しました。

開会式 


このKeihanna Global Camp 2014「けいはんな国際中学生キャンプ」の主旨は「グローバルな視点を持ち、明日の世界を力強く生きるために、中学生が考えるべきことは何だろう?」です。「グローバル化とは、異文化を尊重しながら自らの主体性を保ち、自国の文化を語れる人間力を備えることです。語学力も大切だが、外国語を使って語るに足ることを自らの中に持つことがもっと重要だ。」に気付いてもらう良い機会となったと思います。


   

ホットポットゲーム



今回は19名のキャンパーたちが集まってくれました。留学生カウンセラーはDewi (デウィ、インドネシア、Chief Counselor)、Lina(リーナ、シリア)、Zizo(ジーゾ、リビア)、Hiba(ヒバ、スーダン)、Yassine(ヤシン、レバノン)と、生駒市ALTのJoachim 先生(ヨアヒム、ドイツ)の世界6か国から参加いただきました。初日には前回に引き続きSenior CounselorのVictor(ビクター、ロシア)も特別参加してくれて、再会したリピータは皆大喜びでした。素晴しい留学生・ALT先生のウンセラー皆さまのお蔭で今回も大きな成果がありました。



英語で罰ゲーム


第1日目は保護者の皆様にも参加していただいた開会式、オリエンテーションの後、ホテルのチェックインを済ませ、カウンセラーの「自己紹介・お国自慢」のプログラムから始めました。まず3人のカウンセラーから、めずらしい各国の様子を紹介してもらって、みんな驚いたり感心したり興味深い時間でした。次にキャンパーの皆さんの自己紹介に移る前に、Joachim先生の指導で「ホットポテトゲーム」をしました。“マスコット”を手渡されたキャンパーは罰ゲームとして、Joachim先生から“英語”の質問をされるということで、みんな緊張の中にも大いに盛り上がりました。落ち着いたところで「キャンパーの自己紹介」をしました。持参した好きな本や漫画などを紹介しながら、皆さん上手に自分のPRができました。これでみんなの気持ちがぐっと近づきました。



楽しい食事


けいはんなプラザのレストランでの楽しい夕食の後、「100人の村の話し」として、世界の人口や言語や宗教や文化、それに環境や資源などいろいろ考えてみました。アフリカでは学校に行きたくても行けないココナッツ畑で働く少年たちの映像もあり、この地球上に住む人類の様子を広く理解できたと思います。第1日のプログラムが終了し、皆さんホテルに戻ってそれぞれ楽しく時間を過ごしました。



100人の村


第2日目、まず昨日に続いて残り3人のカウンセラーの「自己紹介・お国自慢」を聞きました。生活、文化や環境の違いにまたまた皆びっくりでした。次にワークショップとして「食慮問題」を取り上げてディスカッションしました。話を聞きDVDを見て、その後グループに分かれて、これからどうすればよいかを検討しました。少し難しかったけれど、“食糧”について様々な角度から検討することができたと思います。



カウンセラーのお国自慢


午後は、このキャンプの目玉である「ラウンド・テーブル」です。キャンパー達は2つのグループに分かれて、「世界の中学生・学校制度」「留学」「みんなの将来」や「グローバル」などをテーマに、いろいろ質問したり、話を聞くことで、カウンセラー達と膝をまじえて楽しい時間を過ごせました。どこの国でも教育を大切にしていることや、留学生たちの留学の動機や将来の計画も聞くことができて、キャンパー達にも「グローバル」を意識する良いきっかけになったと思います。



みんな真剣


夕食は “ライン”でみんな仲良くおいしく頂きました。夕食後、明日の発表会に向けて、パソコンを午後は、このキャンプの目玉である「ラウンド・テーブル」です。キャンパー達は2つのグループに分かれて、「世界の中学生・学校制度」「留学」「みんなの将来」や「グローバル」などをテーマに、いろいろ質問したり、話を聞くことで、カウンセラー達と膝をまじえて楽しい時間を過ごせました。どこの国でも教育を大切にしていることや、留学生たちの留学の動機や将来の計画も聞くことができて、キャンパー達にも「グローバル」を意識する良いきっかけになったと思います。



ラウンドテーブル


「キャンプの感想」や「将来の夢」などについて自分の考えをPower Pointにまとめました。みんなしっかり上手にできました。


PPTを使ってまとめ


第3日目は、朝一番にワークショップとして、まず昨日の“食糧問題”のまとめをグループ発表しました。皆で考えを述べあい、まとめて発表するいい機会になったようです。次に「100人の村の話し」のまとめとして、皆で素晴らしい詩を読み、地球に住むという意味を考え直しました。また、前回同様その思いを自分宛ての手紙として書きました。後日キャンパー自身に届くと思いますので楽しみです。



休憩時間は楽しく踊ろう


閉会式では、カウンセラーからそれぞれ修了証を授与され、とてもいい雰囲気でした。サインを交換したり、記念写真撮ったりして素晴らしいフェアウェルパーティーを最後に今回のキャンプが終了しました。


よく頑張りました



 第4回「けいはんな国際中学生キャンプ」も素晴らしい内容だったと思います。是非次回も大勢のキャンパーが参加してくれることを期待しています。参加者の皆さん、保護者の皆様、そして留学生やALT先生のカウンセラーの皆さん、関係者の皆様にスタッフ一同感謝です。


じゃーまたね
































第3回「けいはんな国際中学生キャンプ」開催

2014年01月30日 | 活動報告
第3回「けいはんな国際中学生キャンプ」開催

「けいはんな文化学術協会」はH25年8月の第2回に続いて、12月21日(土)から12月23日(月)に第3回中学生のためのグローバルキャンプを2泊3日で開催しました。

今回も京都府立大学の地域貢献プログラム(ACTR)との共催として行うとともに、前回同様(公財)関西文化学術研究都市推進機構、(株)けいはんなの協賛及び生駒市ならびに精華町・木津川市・京田辺市・城陽市・交野市・生駒市の各教育委員会の御後援を得て素晴らしいキャンプを開催することができました。



このKeihanna Global Camp 2013「けいはんな国際中学生キャンプ」の主旨は「グローバルな視点を持ち、明日の世界を力強く生きるために、中学生が考えるべきことは何だろう?」です。昼間の星は見えないが、存在しないわけではない。目に見えるデータだけで考え、行動してはいけない。いろいろな情報や知識を統合して、新しい知を生み出せるような総合的な人間力を涵養することが大切です。「グローバル化とは、異文化を尊重しながら自らの主体性を保ち、自国の文化を語れる人間力を備えることです。語学力も大切だが、外国語を使って語るに足ることを自らの中に持つことがもっと重要です。」に気付いてもらう良い機会となったと思います。

今回は19名のキャンパーが集まりました。前回よりさらにメンバーが増えました。留学生カウンセラーはTharaka (タラ、スリランカ、Chief Counselor)、Lina(リーナ、シリア)、Zizo(ジーゾ、リビア)、Demet (デメット、フランス)、Jorge(ホルヘ、メキシコ)と世界の5か国から参加してくれました。初日には前回の夏キャンプChief CounselorのVictor(ビクター、ロシア)が特別参加してくれました。再会したリピータは皆な大喜びでした。また、ACTRプログラムとして京都府立大学大学院生生命科学研究科の稲葉理美さんと元木祥子さんが、カウンセラーとして参加して下さいました。皆さんの協力で期待以上の成果がありました。




第1日目は親子で参加していただいた開会式、オリエンテーションの後、ホテルのチェックインを済ませ、最初のプログラムとして、5人の留学生のうちまず2人のカウンセラーから「自己紹介・お国自慢」を紹介してもらいました。めずらしい各国の様子にみんな驚いたり感心したり興味深い時間でした。次のプログラムに入る前に、早くみんなが打ち解けて欲しいということで、Tharakaさんの提案「アイスブレーキングゲーム」をしました。細長い棒をキャンパー全員で上げ下げする簡単なゲームでしたが、楽しくてみんな大喜びでした。落ち着いたところで「キャンパーの自己紹介」をしました。自分のPRを書きこんだ画用紙1枚と持参した好きな本や漫画などを使って皆さん上手に自己紹介しました。これでみんなの気持ちがぐっと近づきお互いキャンプ仲間になりました。




けいはんなプラザのレストランでの楽しい夕食の後、「100人の村の話し」として、世界の人口や言語や宗教や文化、それに環境や資源などいろいろ考えてみました。簡単なゲームを交え、実際に体を動かして考えたので、この地球上に住む人類のことをよく理解できたと思います。第1日のプログラムが終了し、ホテルに移動してそれぞれ楽しく時間を過ごしました。

第2日目、まず午前中のACTRプログラムでは、京都府立大の2名のカウンセラーのリードで「地球温暖化と気候変動」を取り上げてディスカッションしました。話を聞きDVDを見て、その後グループに分かれて、これからどうすればよいかを検討して、皆の意見を発表しました。迫力ある映像や分かり易い解説で温暖化と気候変動について様々な角度から検討することができたと思います。




午後は、昨日に続きカウンセラーの「自己紹介・お国自慢」を3人の留学生から聞きました。リビア、フランス、メキシコの珍しい話しが聞けてみんな大喜びでした。続いてこのキャンプの目玉の一つ「ラウンド・テーブル」です。キャンパー達は2つのグループに分かれて、各カウンセラーグループから「世界の中学生・学校制度」「留学」「みんなの将来」や「グローバル」などについて話を聞き、積極的にディスカッションすることができました。どこの国も教育を大切にしていることや、留学生たちの留学の動機や将来の計画も聞くことができて、キャンパー達にも「グローバル」を意識する良いきっかけになったと思います。
夕食は “ライン”でみんな仲良く話をしながらおいしく頂きました。夕食後、明日の発表会に向けて、パソコンをにらみながら「キャンプの感想」や「将来の夢」などについて自分の考えをPower Pointにまとめました。みんなしっかり上手にできました。




第3日目は、まず朝一番に「100人の村の話し」のまとめとして皆で素晴らしい詩を読み、地球に住むという意味を考えました。また、今回初めての試みとして、その思いを自分あての手紙として書いてみました。後日キャンパー自身に届くと思いますが楽しみです。その後、いよいよキャンプのまとめとして、昨晩作ったPower Pointをみんなに披露しました。ご覧いただいたご保護者の皆様にも、前回にも増して印象深い発表会になったと思います。
閉会式ではカウンセラーから修了証をそれぞれ授与され、とてもいい雰囲気でした。サインを交換したり、記念写真撮ったりして素晴らしいフェアウェルパーティーを最後に今回のキャンプが終了しました。

 第3回「けいはんな国際中学生キャンプ」も素晴らしい内容だったと思います。是非次回も大勢のキャンパーが参加してくれることを期待しています。参加者の皆さん、保護者の皆様、そして留学生カウンセラーの皆さん、京都府立大ACTR関係者の皆様にスタッフ一同感謝です。