けいはんな文化学術協会ブログ

私達は2001年6月に認証されたNPO法人でけいはんな文化学術協会と称します。

第2回 科学で楽しむ親子自然観察会開催

2012年10月28日 | 活動報告

10月27日土曜日好天に恵まれ心地よい秋の日けいはんな記念公園内で「親子で楽しむ自然観察会」を9人の参加者で開催しました。
記念公園の位田さんのご挨拶のあとけいはんな文化学術協会のスタッフ瀬崎さんの解説を聞きながら公園の「さえずりの小道」を散歩しました。


ガマズミの赤い実に秋を感じました


秋を代表するような赤い実をつけたガマズミ、高野山のお坊様がほうきを作ったというコウヤボウキ、可愛らしい赤い実のニシキギ等々の説明を聞き


ピンク色のかわいい花ですが枝は固くほうきが作れるの説明に皆感動!



またアカマツとクロマツの見分け方や竹と笹の見分け方に耳を傾けているうちに池のほとりに出て池の中を飛び石つたいに観月楼へ進み学習室に到達しました。


みんな元気に楽しく歩きました


学習室ではレプリカ法で葉っぱの表裏を顕微鏡で観察「気孔」を見つけました。その後ヤブツバキの葉でぞうり、薬味入れを、イヌマキの葉でしゅりけん、クマササ
の葉で果物籠を作ってかわいい幼児から中年のご夫妻まで楽しく盛り上がりました。皆さんから大変興味深かったとご感想を頂ました。


出来栄えに喜びいくつも作りました


第40(通算160)回けいはんなサロン「自分の家で電気を作る家庭用発電システムの開発」開催

2012年10月28日 | 活動報告
 

第160回(第40回)けいはんなサロン開催

・日時:平成24年10月19日(金)14時~16時30分 

・場所:けいはんなプラザ交流棟2F「天の川」

・テーマ:自分の家で電気を作る、家庭用発電システムの開発
     夢の高効率エネルギー機器が糧に入る時代に!

・話題提供者 大倉良一氏 
 公益財団法人 地球環境産業技術研究機構 産業連携推進本部 専門役


 話題提供者の大倉氏は大阪ガス時代に関ってきた家庭用コージェネレーション
システムについて開発経緯や現状について、豊富なデータを基に詳細な説明がなされた。




 殊に本年4月に発売された最新鋭の製品「エネファームtype  S」は天然ガスから
水素を取り出し、空気中の酸素と化学反応させて電気を発生させる仕組みで、世界最高の
発電効率46.5%を実現した優れた製品である。これまでガスや灯油燃料の使用でCO2が
発生するので評価は比較的低かったが、3.11東北大震災以来俄かに脚光を浴びて内外の
注目を集めている。優れた性能と小型化効を奏し次第に販売が伸びてきているが最大の課題は
コストダウンである。現在価格が約275万円と一般家庭には負担が大きく補助金制度もあるが
矢張りハードルは高い。ブレークするには50万円程度が目標になると話されていた。



参加者も強い関心を示して活発な議論が展開され熱のこもったサロンとなった。



次回のご案内

・日時:平成24年11月16日(金) 午後2時~4時30分

・テーマ:有機化学からみたアルツハイマー病の診断

・話題提供者:田口 弘康 氏

  滋賀県立医科大学 特任教授 分子神経科学研究センター