小梅日和

きのう今日あした

依存症

2005-04-11 02:39:43 | ものおもい
忍び寄る不健康。

?最近毎日眠い。
?食欲がない。
?また少しやせた。
?だるい。
?爪がでこぼこする。

などなど諸症状あり。それにしても爪は健康のバロメーターとはよくいったものです。生まれてはじめて爪がぼこぼこした気がする。今までそれほど爪に注目したことなかったけど。あーあー栄養が足りなくて爪の先まで行き渡らないんだねー。やせたというのは結構深刻です。もとの体重がそれほど軽いわけではないけど、元彼と別れて大学入学した直後、食欲なくなって痩せてじんましんが出たときぐらい、今。その時はまだ弱かったなあ。今思うと全然いい男でもなんでもないのに、固執してたんだなーきっと。

固執は依存とちょっと似てる。
どっちもほんとに大事なことが見えなくなってる。最近あたしはすこし依存症ぎみである。買い物、お酒、ドラッグ、携帯、恋愛、依存する対象はいろいろあるけど、携帯と恋愛なんか日本のほとんどの女の子はそうなんじゃないのかな。あたしはあんまり依存する方ではないんだけど、最近一人でいるのを避けてることに気づいた。一人でいると色々なことに向き合わなきゃいけなくて、それが嫌だから逃げてるわけです。それで、その一人の時間をほとんど彼氏で埋めると。ほんと先週はひどくて、5日間彼氏んち。さすがに今日は依存してる自分に気づき、まずいと思って帰ってきた。ここにいたいと思う自分の弱さを振り切って。彼氏といても何が解決するわけではなくて、ただごまかされるだけなんです。こんな風に依存するようになったのは、自分の弱いとこを全部せちゃってから。自分の弱いとこも全部受け止めてくれる存在っていうのは予想以上に心地よくて楽だから、それはそれはずっと一緒にいたくなるものなんです。でもそれは依存以外の何者でもない。
いい恋愛のために必要なのは自立だと思ってる。二人が自立していること。
自立してて、いろんなものに興味持ってる、毎回違う新鮮みがあるから一緒にいて楽しい。し、この人自分と違うこんな世界も持ってるんだって思うから、その人が他に行かないように魅力的な自分であろうとする。人は自分にしか興味ない人になんか、興味ないよ。少しの不安や心配は恋愛のスパイスみたいなもの。この人いつか自分から離れていっちゃうのかなって焦らせるぐらいがちょうどいいのだ。幸せにあぐらをかいては駄目。手放しで今最高しあわせ!っていえちゃうのもすばらしいけど。あたしはそういうのもしだめになった時とか思い出すと恥ずかしいし切なくなるからいえないけど、でもほんとはすこし、うらやましい。

今週はがんばろう。彼氏に会わずにのりきろう。そしたらきっと向こうはさみしくなるから。
さみしくなって会いたくなるから。

枝垂桜

2005-04-11 01:44:46 | きょうのできごと
しだれざくら。と読む。

就活に疲れて一人で千鳥が淵に来てお花見。どうでもいい会社の面接のが本命よりちゃんと話せる自分にも嫌気が差したら。ちょっと風が強いけど絶好のお花見日和と日本武道館での日大入学式が重なって人でごったがえす九段下の駅。ながい階段を抜けて地上にでるとさっそく桜のトンネルがお出迎え。桜はいつもきれいだけどそのきれいさに素直に喜べないのは就活のせいかしら。。。気がおもたいよー。

中の芝生に美術高校の女の子と並んでぼーっとする。
自分にもありえた別の人生を思う。
よくないなぁ、こういうの。

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以上4月15日の日記。
せっかく携帯から書き込んだのになぜか表示されず。きー!すばらしく咲き誇る枝垂桜の写真とともにみなさんにお届けできるはずでしたのに。

この後、渋谷で友達に会い、地元に帰ってお花見して、なぜか終電で(降りる駅を寝過ごして、2駅歩いて)彼氏んちに行ったのでした。盛り沢山だったなー。

たそがれ90’S

2005-04-05 23:20:23 | ものおもい
不健康ないちにち。
3時間睡眠で20時まで口にしたものはカロリーメイトゼリーのみ。でした。久しぶりに寝不足で頭が痛くなる。

今日の1時ごろ(深夜)、今日必着のESを書きながら深夜テレビのすてきなCMを観た、つーか耳で聞いてた。あのよく深夜ひたすら流れてるオムニバスCDのやつなんだけどそれが、なつかしの90’Sだったわけですよ!このCDはその名のとおり90年代のランキングトップ1だけを集めたみたいな内容なんだけど、なつかしのとかこの年でほざいたら怒られそうだけど、ほんと!あーこれこれ!みたいな。そんでやっぱりこの時代といったらT.K.Komuroエイベックスなんだよねー!!TRFやら華原朋美やらあゆ。。しかも工藤静香の慟哭も収めているところがすばらしいTURE LOVEとか。そしてCMと一緒に自然に口から口ずさんでいる私。だってなんかもう染み付いちゃってるんだもん。ボーイミーツガールとか聴いただけで「17歳ー!」(のドラマ主題歌だった)とか叫んでしまうのよ、サバイバルダンスはもちろんハモれてしまうのよ。よよ。完全に「この時代の人」なんだなーって思う。わたしとかは本当に今の音楽というものを知らないので、(中高がいちばんランキングとか見てたころ)だからその頃のはだいたい全部歌えてしまうけど、まわりもそんな調子だから未だにカラオケ(みんなで行くことすらほとんどないが。おばあちゃん。。)行くと歌うからね。ていうか新しい歌なんて歌わない!ってゆうか知らないから歌えない。。大人になっても歌うのかな。。。一般のひというところの青春の歌って一体どのくらいの年代だったときの歌なんですかね。
まあ、そんなわけで本気で欲しいと思ったそのオムニバスCDは1万円という高価格。ちょっと高くないか!?でもあのCDみんなで車でどっかいくときとかかけたら絶対たのしそう確実に歌いまくりの踊りまくりの大騒ぎだな

今週末はおべんと買ってお花見ゆこう

情熱大陸

2005-04-04 03:29:41 | お気に入り
情熱大陸を観た。
だいすきな番組。葉加世太郎のあの曲を聴くだけでだーっと興奮してしまう。でもすきになったのは大学入ってからかも。忘れもしないのは藤原竜也の回。あの回がきっかけで、わたしは始めて自分でお金を払ってチケットとって舞台を観にいった。番組で取り上げられてた「エレファントマン」私はプロモーションをかけた藤原竜也の事務所の戦略にまんまとはまってしまったんだなー。でもあのときの行動力はすごかった気がする。それ以前の回は記憶にないからたぶんそんなによく見てなかったんだろう。

今日は装丁家の鈴木なんとかさんだった。(下の名前忘れました。ごめんなさい。)
それで、むかしというかちょっと前まで装丁家になりたかったことを思い出した。本にもジャケ買いはある。たいてい表紙をみて読みたいか読みたくないかってわかるもの。だから、本はハードカバーがすき。中には、よしもとばななさんみたく文庫にする時に中身を書き直して表紙も装い新たに、なんてこともあるけど(「マリカのソファー」もともとは「マリカの長い夜」。わたしはどっちもだいすきです!オレンジの手紙暗記したくらい。ぜひ!)文庫はつまらないものね。そして、私がいままで興味をそそられた本はほとんど鈴木さんの装丁だった。「Q&A」もそうなんだって。鈴木さんは私がほんとうに、そうそうこれ!ってぐらいやりたいことを生業にしてらっしゃる人なんだけど、担当してる本が月50冊って。。。。売れっ子はすごい。鈴木さんみたくアシスタントがいて自分のイメージ伝えてそれをパソコンで作ってくれるなら、イラレやフォトショ苦手な私でもブックデザインできるのかな、なんて愚かな考えを一瞬してしまう。自分が情けない。。。今でもイラレが使えないのは使えるようになる努力を怠ったからなのに。

私が色とか空間とか絵とかデザインに惹かれるのは、たぶん自分が自分の考えを言葉で直接人に主張できないからだと思う。そういうものを通して自己表現したいって気持ちがすごく強いんだって最近就活してて気づいた。自分ではっきり主張できるんだったら、はじめから絵で伝えようとか考えないもん。いや、そうじゃないのかなー言葉だけじゃ足りなくて絵でも表現しようとするのかな?得意不得意のもんだいかな??少なくともあたしは絵とかのほうが上手く伝えられる気がするってだけかも。しかし、それを仕事にしてくのはかなり大変なことなのですね。

おもいだした思い出した。就職やめて専門行こうかな。と本気で思った30分。

閉じゆく世界

2005-04-03 15:51:02 | ものおもい
きのうの日記はもはや単なるオタクの自己満と化したのでちょっと反省。
今日はまじめに書こう。

就活を始めてからと言うもの、もともと狭い私の興味世界がさらに狭くなってる気がする。ほんとにあらゆるものへの興味が半減しておる!危機感。前はもっといろんなことに興味があったはず。服もこんなに(半年くらい?)買ってないなんてことはありえなかったはずだ。本屋さんにももっと出入りしてたし、映画にももっと興味をもってたはずなのにー。なんでかね?就活という大きな波に呑まれているのだろうか。。。もともとバランス感覚には自信があって、いろんなことを楽しい分だけやってうまく生きていれるはずなんだけど、就活という人生の一大イベントに関しては別なのかな。でもこれこそ、いろんなことやって気分転換しながらやるのが正解な気がするんだけどなー。なかなか自分のことはよくわからない。

今私のこころは閉じてる状態。いろんなもの見て、聞いて、やって、刺激を受けているのが開いた状態。こういうときは細胞が常に生まれ変わる感じで風通りがよい。今はその風が全くないからたいそう淀んだ細胞であろう。こういうのが3か月に1回はやってくるのがあたしのバイオリズム。そのたびに、彼氏からの電話に出なくなり、家に引きこもり、魔女宅を観る、ということを繰り返してるんです。ダメだなー。就活のことは、そんなにストレスに感じてないと思ってたけど、そうでもないみたいね。それでも、はじめたばかりのころは全然平気だった。楽しくて希望あって、活動的だったけど、ちょっとはじめのころ走り過ぎたかなー息切れしてるんだろう最近。それでもってあんまりうまくいかないからストレス、生理もこないし。高校のときみたい、2か月に1回とか。体はちゃんとしてる。人間はいろんなこと誤魔化してるようでも、結局体が無理やなんかのいろいろを全部受け止めてるのだ。けなげだなあ。

閉じてても、今日みたく天気のよい日は外に行きたい。おひさまを浴びたい。
そう思うってことは、そんなに重傷じゃない証拠。私のこころが開くのももうすぐでしょう。

きのうは渋谷シネマライズに「真夜中の弥次さん喜多さん」を観にゆく。
気が乗らないのに、彼氏の誘いにはなぜか行ってしまう私。それは付き合う前から変わらないのだ。初日だったから混んでるかなーと思ったら、やっぱり混んでたけど、最後の回だったせいか予想してたよりは混んでなかった。工藤官九郎初監督作品。私のようにあまりマニアックな人とか知らなくて観てても全然おもしろいんだけど、あれいろいろ知ってる人に比べるとあたしはその半分くらいしかおもしろくないのかも。やりすぎといううわさもあるけど、しりあがり寿の世界観ってそんな感じじゃないの??あたし読んだことないからなんともいえないが。クドカンが一般的に
おもしろいといわれてるってことはそんなにもマニアックな人が覇権を握っているのでしょうか、日本という国は。いや、もはやあれはマニアックではなく常識の範囲内なの??わからないほうがやばい?!うーん。おとといくらいの朝日新聞で「やじきた」のこと書いてあって、似たようなこと書かれてたけど、でもいつの時でも表現者はやりたいこと自由にやってるだけで、それを勝手に持ち上げたり大袈裟に飾り付けるのは周りの人達だと思いますので。流されずにこちらも自由に感じたままをいえばいいのだと思います。

以上。長々と、終わり。

ジブリと土曜日

2005-04-02 15:12:59 | きょうのできごと
久々すぎる更新。

きのうからなにもやる気がしない。

きのうは病院に2つ。耳鼻科と内科。花粉症なのかはたまた風邪なのか、よくわからないくしゃみと鼻水に悩まされてツラクて辛くてついに病院へ。先生は
「まだ花粉症ともいえませんし、のどは乾燥程度なので風邪でもないでしょう」
となんともすっきりしないお返事。どっちやねんー。そんな診断のわりには薬をやまほどもらって帰宅。おとなしく寝よう。

それから「魔女の宅急便」を観る。だいすきな魔女宅。今日は「ぶた」=「紅の豚」。
魔女宅とぶたというセレクションはあたしのかなり凹んだ状態です。さらに末期に陥るとこれに「耳をすませば」が加わり「おもひでぽろぽろ」が加わり…といったかんじに。
魔女宅は元気のないときには必ず観る。あのオープニングが大好き
「おかーさーん、あたし決めたの!今夜にするわね!ねえいいでしょうー?あドーラさんこんにちわ。」
「だってあなたこの前は晴れの日に出発したいから一か月のばすって。。。」
「今夜絶好の満月だって!もう決めたの!」
「こら!キキ!」
「出発って魔女の修行のことかい?キキちゃんももうそんな年になったんだねえ」
「ええ。13歳になったら魔女になる子は修行の旅にでるってしきたりなんです。でも今の世に合いませんわ。」
「あなたがこの街に来た日のことを、よーく覚えているわ。小さな女の子がほうきに乗って、目をキラキラさせて、ちょっと生意気そうで。。。」
「でもあの子ったら飛ぶことしか覚えなかったんですよ。この薬も、私の代でおしまいですわ。」
「でも私のリウマチにはあなたの薬が一番良く効くわ。」
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「ジジ!決めたわ!今夜出発よ!」
「今夜!?もっと待った方がいいんじゃないの。。」
「あら、あれだけ急かしたくせに、いざとなったらぐずつくのね!」
「ぼくは旅立ちはもっと慎重に、おごそかに!決めるべきだといってるんだ」
「それで一か月待ってすてきなボーイフレンドが現れたらどうするの!?それこそ出発できやしないわ!」
「やれやれ、決めたらすぐの人だからね。。」
「あら、あたしは贈り物の箱をあけるときみたいにワクワクしてるわ!あ、おとーさーん!
あたし決めたのー!今夜出発するわ!」
「え!今週末キャンプに行くって、ほら道具も借りてきたのに!」
「ごめんなさーい!」
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「うん、よさそうね」
「せめてコスモス色ならいいのにね」
「文句言わないの。昔から魔女の衣装は紺って決まってるのよ」
「黒猫に黒服で真っ黒くろだわ」
「キキ、大切なのは心よ、心!」
「わかってる。心の方はまかせといて!お見せできなくて残念だわ」
「そしてどんなときも笑顔を忘れずにね」

「おとーさん!ラジオちょうだい!ねえ!ラジオはいいんでしょうー?!」
母うなずく。
「やったー!」
「ははは。ついにとられたなあ。どれ私の小さな魔女を見せておくれ。」
キキ一回転。
「かあさんの若い頃によく似てる」
「おとーさん。ねえ!高い高いして!小さい頃みたいに」
「よし、どれ、ほっ」
「あははは。」
「いつのまにこんなに大きくなったんだろう。いい街が見つかるといいね。つらくなったら帰って来ていいんだよ」
「そんなことに、なりませんよーっだ!」
「あはは。」
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「キキちゃんももうそんな年かあ」

「ねえどんな街に住むの?!」
「大きな街!海の見えるとこを探すつもり。」
「いいなあー。」
「私修行に行くのよ!遊びに行くんじゃないんだから」
「でもディスコあるんでしょ!?」
あはははは。

「キキーそろそろ時間よー」
「はーい」
「あら、あなたそのほうきで行くつもり?」
「うん!新しく作ったの。かわいいでしょ!」
「だめよそんな小さなほうきじゃ!おかあさんのほうきを持っていきなさい!よーく使い込んであるから
嵐にも驚かずに飛ぶわ」
「えーせっかく作ったのにー。ねえジジ?」
「ぼくおかあさんのほうきがいいとおもうよ」
「裏切り者!」
「キキちゃん、新しい街に慣れたら自分のほうきを作ればいいじゃない?」
「うん。。。」
「気をつけてね。」
「いってきまーす!」

「ゴーゴーキーキ!ゴーゴーキーキ!」

飛ぶ。木にぶつかる。
「こら!ちゃんと飛びなさい!」

「あいかわらずヘタねえ!」
「大丈夫。ちゃんと行ったみたいだ」
「あの鈴の音もしばらく聞けないなあ」
母ホロリ。

「どこにいくの?」
「南よ!海の見える方!」
「ジジ!ラジオつけて!いま手が塞がってるの!」

ルージュの伝言イントロ流れる。満月とキキをバックに「魔女の宅急便」のタイトル。
ここ!もうねここまでの流れが大好きなんですよ!いいなー。
愛知万博のサツキとメイの家もすんごく行きたい。