動物日記

動物についての、いろんなお話し

狩猟について

2008年06月19日 | Weblog
昨日、今日と猟友会の講習会が行われました。

かなりたくさんの方々が受講されたようです

狩猟による捕獲等が鳥獣の個体数管理は鳥獣保護法の基本的な指針でも期待されています


事務局の方とお話をしましたが・・・


実際にはやはり高齢化が進み、狩猟人口は少なくなってきているようです


また、長崎県で猟銃の乱射事件(スポーツクラブで)のおかげで猟銃の検査も厳しくなったらしく・・・


それが面倒だからと、やめてしまう方もいるそうです

高齢になると体が動かなくなる、若い人はもっと違う遊びがあるということでなかなか難しい問題のようです

ただ、若くても山が好きという方もいらっしゃいます。

鳥獣保護センターに子供たちをつれて来られる団体があるのですが、その団体の引率者の方が山が好きな若者です


鉄砲の免許はお持ちですが、なかなか銃猟に出かける暇がないらしく、今度はわなの免許を取るんだと講習会に参加されていました

狩猟が残酷だとおっしゃる方もいますが、狩猟が行われるためにイノシシさんやシカさんの数を抑えられているのかもしれません

今現在でも、シカさんやイノシシさんは増加し、農作物被害に苦しんでいらっしゃる方も少なくありません


しかし、狩猟が行われるために少しでも数は抑えられているのも事実です。


もちろん、適正な数より増えすぎていますので適正な数に戻すためには、狩猟で捕獲された数では追いつかないのですが・・・

人間と野生動物がうまく共生していくためには、適正な数に保つことが大切なことなのですが・・・

なかなかいい方法が見つからないようです

自然環境保護のためにも、若い方々に狩猟に興味をもっていただければ・・・と思います



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