NHKニュース

１号機 窒素の注入作業開始
福島第一原子力発電所１号機の原子炉格納容器で、水素と酸素が反応して爆発する危険をあらかじめ避けるため、東京電力は、６日午後１０時３０分から水素などと反応せず安定性の高い窒素ガスを格納容器の中に注入するための作業を始めました。

被災地で津波の建物被害調査
津波に強いと考えられていた鉄筋コンクリートや鉄骨の集合住宅やビルが、今回の大津波でどのような被害を受けたかを調べる国などの調査が岩手県の被災地で６日から始まりました。

被災市町村 復興計画など協議
震災で大きな被害を受けた岩手県沿岸部の１３の市町村長らが、震災後初めて会合を開き、今後の復興計画などについて話し合いました。

被災地 ５度以下の冷え込みに
東北や関東の被災地は、６日の日中、各地で２０度前後の暖かさになりましたが、７日の朝にかけては各地で５度以下まで冷え込むと予想され、寒暖の差が大きくなることから、気象庁は体調の管理に注意するよう呼びかけています。

大潮 浸水や冠水に十分注意を
今月１１日ごろにかけて「大潮」の時期が続くことから、気象庁は、巨大地震の影響で地盤が大きく沈下した岩手県南部から福島県にかけての沿岸では浸水や冠水に十分注意するよう呼びかけています。

原発事故で自民が緊急提言
自民党は、福島第一原子力発電所の事故を受けて、周辺住民の生活支援や雇用の確保などを国の責任で行うために新たな法律を制定するよう求める緊急提言をまとめ、６日、海江田経済産業大臣に申し入れました。

死亡確認 １万２５５４人に
東日本大震災で、これまでに死亡が確認された人は１万２５５４人に上り、警察に届け出があった行方不明者を合わせると、およそ２万７０００人となっています。


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