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NHKニュース

2011-03-13 02:00:04 | 日記
福島第一原発1号機 海水で冷却
東京電力の福島第一原子力発電所1号機では、国内で初めて核燃料が溶ける「炉心溶融」が起きたほか、放射性物質を含む空気の放出や建物の爆発が続きましたが、東京電力は、12日夜から原子炉を海水で冷やす異例の対応を取りました。

陸前高田 5000世帯が水没
警察庁によりますと、岩手県の陸前高田市では、市街地のほぼすべてに当たるおよそ5000世帯が津波で水没していることが分かりました。また、海岸で200人から300人の遺体がすでに見つかっている仙台市若林区の荒浜地区では、およそ2700世帯のほぼすべてが津波によって流されているということです。警察は、遺体の収容を急ぐとともに、詳しい被害の把握を進めることにしています。

南三陸町で“1万人と連絡取れず”
今回の地震による津波で宮城県は、大きな被害を受けた南三陸町で町の人口の半分以上に当たる1万人と連絡が取れなくなっていると発表し、自衛隊の協力も得て、所在の確認を進めています。

福島 双葉町で患者3人被ばく
福島県は、福島第一原子力発電所のおよそ3キロ北にある双葉町での病院で、患者や職員90人のうち患者3人を抽出して検査したところ、3人全員が被ばくしたと発表しました。福島県は、「この3人の被ばくは、放射性物質を洗い落とす除染が必要なレベルだが、3人の体調には異常はない」としています。福島県によりますと、福島第一原子力発電所から半径10キロ以内の避難指示の範囲に位置する、双葉町にある双葉厚生病院にいた寝たきりの患者や職員90人のうち、患者3人を抽出して被ばくの検査をしました。その結果、患者3人全員が被ばくしていて、3人は放射性物質を洗い落とす「除染」が必要なレベルでしたが、福島県は「3人の体調には異常はない」としています。福島県によりますと、病院にいた90人は、12日午後3時半ごろ、福島第一原発の1号機で爆発が起こったときに、高校のグラウンドで自衛隊のヘリコプターによって運ばれるのを待っていたということです。

福島第一原発 避難20キロ圏に
福島県は、12日午後6時半前、総理大臣官邸の指示を受けて、福島第一原発から半径20キロを避難指示の対象にすることを決めました。福島第一原発、第二原発とも、これまで半径10キロの範囲で避難指示が出ていました。2つの原発の避難指示の対象となるのは次の10の市町村の地域です。▽双葉町、▽大熊町、▽富岡町の全域、▽浪江町や▽楢葉町のほぼ全域、▽南相馬市の小高区と原町区、▽田村市の都路、▽広野町、▽葛尾村、▽川内村の一部です。第二原発の避難指示の対象については10キロのままです。

官房長官 1号機の爆発を説明
枝野官房長官は12日夜に行った記者会見で、福島第一原子力発電所の1号機で起きた爆発について、「水素と酸素が結びついて爆発した」と説明したうえで、周辺で測定した放射線量は、一時、高かったものの、その後は下がる傾向になっていて、爆発は放射性物質が大量に漏れるような事故ではなかったことを明らかにしました。

地震 死者は1000人超に
地震と津波で岩手県や宮城県、福島県の沿岸部は壊滅的な被害を受け、東北を中心に、これまでに680人余りの死亡が確認されるなど、死亡した人は1000人以上になるとみられています。また、宮城県は、南三陸町で、町の人口の半数以上にあたるおよそ1万人と連絡が取れなくなっているとして自衛隊の協力も得て所在の確認を急いでいます。


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