まさか日本でカルチャーショックを!

日本で技術者→中国広東省にて日本語教師→日本で技術者復帰→技術者+?
旧題名:まさか私が日本語教師に!(NO.3)

外国語としての関西弁の授業は難しい/You Tubeに助けられる毎日 の二本

2016-10-15 21:20:33 | いろいろ
中国の日系企業の中には当然関西系のものも多い。
関西人も多く住んでいる。

日本語の標準語を勉強して社会に出たり、戻ったりしても、関西弁に苦労する卒業生たち・・・。

(標準語でも苦労する。
早口だし、ぼそぼそ話す方も多いし、標準語でもアクセントや言葉の使い方は違ってくる。)

関西弁に興味を持つ学習者もいるし、関西弁を教えたらいいのに・・・という関西人もいる。

だが、外国語としての日本語を考えると、やはり最初に標準語での基礎がなければならないと感じている。

留学先の関西で見事な関西弁を身に付けて帰国する方もいるのだが、日本でそれを身につけたのならば、日本全国の言葉を聴いても概ね理解できるであろう。

だが、外国でそれを覚えた場合、他の地域の言葉に対応できるかどうかはわからない。
だいたい普通にはYou Tubeが見られない国も存在しているのである。

(中国の場合、その気になれば中国内のビデオオンデマンドサイトでYou Tube以上に日本のアニメもドラマも視聴することは可能なのだが、当然すべてではない。)

まあ、何でも慣れなのだが、文書を関西弁で記すことは少ない。
広東語の話し言葉をあまり公的な文書には使わないのと同じ。

もちろん教師の自分としては、授業で関西弁などの方言というのも面白そうだとは思っているのだが、それをメインで授業となると難しい・・・。

簡単にいえば、学習者が使えるお金も時間も限りがあるということ。
さらには教師の準備もかなりのものかと。


とここまで引っ張っておきながら、本題はYou Tube。

先ほど視聴できない国があると記した。
中国もそのひとつ。
VPNを使ったり、IPを変えるしかない。

ただ、中国の普通の月収よりは高い給料をいただいていた私でも、お金を払ってVPNを使うことはできなかった・・・。

無料のものだと、やはり途中で妨害が起きる。
(無料でよいところもあるのだが、それに頼っている方々に迷惑をかけたくないので、ここに記さない方がいいと思う。)

私がYou Tubeを知ったのは、2006年の終わりだったか、2007年春節休みであったか。
このブログを読んでいるであろう元同僚のひとりが教えてくださった。

当時使っていたパソコンでは紙芝居状態であったのだが、それでも狂喜乱舞の世界であった。

だが、そのうちに使えなくなった。
しばらくしてYoukuを知ったが、当時はそれほどコンテンツが多くはなかった。
特に日本など外国のものは。

それでも2010年頃には中国の様々なサイトで様々なものが見られるようになった。

それがなければ、私の日本社会復帰はもっともっと時間がかかったに違いない。

再びYou Tubeを見るようになったのは、2012年頃から。
無料VPNなどを使って。

当時はFacebookもマカオなどに行ったときでないと使っていなかった。
無料VPNでできることとできないことがある。

翌年帰国の2013年末夏頃になって、やっと中国本土内からも時々Facebookを記すようになった。
その頃からYou Tubeも活用するようになっていった。

今でもFacebookはあまり活用していないのだが、You Tubeには助けられて生活している。

外国語学習だけでなく、様々な知識が得られる。
当然娯楽としてもうってつけ。

私の部屋のテレビは主に学習用であり、あまり普通の番組を見ない。
見る時は居間のテレビが多い。

だが、このパソコン(TOSHIBA)では学習も娯楽もフル活用。

始めてMacを見た時に「神の世界」を感じたが、You Tubeは私の「映像も音も聴ける百科事典」という位置づけである。



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