angel stone

☆パワーストーンやスピリチュアルな出来事、森山直太朗さん、B'zの事など…自由気ままに綴ってます☆

時をかける少女

2015年12月11日 | ☆素敵な出来事

スイミーの絵本の話から、アニメが無性に見たくなり(笑)
トトロとかディズニーのDVDを観始めちゃいました^^;
DVDは持ってないんだけど、ずっと前に「時をかける少女」のアニメ版を録画していたのを思い出し、
前に一度観たんだけど、再度ゆっくりと見ようと思い、観始めたのですが、これがとても良いお話で

ずっとず~~っと昔に、原田知代さんが出演された映画で同じタイトルのがあったけど、
それとは、少し内容が違っていて、現代風になってました

これが本当にすっごく良かったぁ~~
コミカルで楽しいのに、とっても切なくて泣けちゃう。

良い映画を観た後は、ついつい熱くなってしまうのが私の性分(笑)
また語りだしたかと、いつものことだと思い、しばらくお付き合い下さ~~い(笑)
嫌だったら別にいいんだけど・・・

では、語っちゃいますよ~~勝手に語っちゃおうっと


これは、単に泣ける内容と言うわけでもなく・・・
とてもメッセージ性の高い内容だな~と感じました。

過去に戻れる「タイムリープ」と言う能力を突然身に着けてしまったことから、
さまざまな出来事が起こります。
最初は、自分勝手なことばかりに利用して、何度も無駄に過去へ戻って楽しんでたけど、
次第に、大切なことに気付かされていく。

可愛い高校生の恋心、でもどうしようもない恋、
少しずつ大人へと成長していく主人公の心の葛藤、
そして、未来については、映画の中では多くは語ってなかったけれど、
この現代に起こってる悲しい出来事の数々を思い知らされるように、
このままだと、悲しく暗い未来が待ってる!と言われてるような・・・
そんな未来が描かれているような気がして、なにかとても意味深いものを感じます。
それは、遠い未来なのか?それとも近い未来なのか?その辺りは分からないんだけど・・・。
とても感慨深いです。

空もないような、なにか悲しげな未来を思わせる、そんな未来から来た男の子と、
明るく元気でボーイッシュなヒロインの女の子との友情、
そして、決して叶う事のない恋心。

「未来で待ってるよ」
「うん、すぐ行く・・・。走っていく」
2人は、最後に約束を交わした。
この最後のセリフは、とてもとても泣けました。
だって、2人はもう二度と逢えないはずだから。

青い空に白い雲、ギラギラと照りつける太陽や、緑溢れる樹木、
踏まれても元気な雑草や、綺麗に咲く花々や、道端に転がってる石ころ、
雨や雪、爽やかな風、そして雨上がりの虹。
今、当たり前のように存在する自然の恵みを、
ありがたいな~と感じさせてくれるお話でもあります。

もしそんな当たり前のものが消えてしまったとしたら、
この世の中は一体どうなっちゃうんだろう?
考えただけでもぞっとします。
当たり前のように存在するものたちに、日頃から感謝し、大切にしないといけないんですね!
今私は、心から『ありがとう』って、大声で言いたい気持ちでいっぱいです。
そして、この映画にも

この映画の中で、キーワードとなった言葉が、
「time waits for no one」(時は誰も待ってくれない)だったんだけど、
今を精一杯生きなくちゃ!って、なんだかすごく前向きになれる言葉だなって思います。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

time waits for no one 時は誰も待ってくれない
だからこそ、この瞬間を大切に生きなくちゃ
そう大切に

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「スイミー」パート2

2015年11月28日 | ☆日々の出来事

なんかね、急に思い出しちゃったんだけど(笑)

この「スイミー」のお話には、色々な思い出があって、
小学生の頃、この絵本を元に、紙芝居風に読み上げようってことで、
何班かに分かれて、どこが一番紙芝居が上手か競った事があるんです
紙芝居風に読むので、絵本をめくっていく係りなんか居たりして、
飲み込まれてしまう兄弟達の役や、海の生物たち(いそぎんちゃくやくらげ)などの役もあって、
もちろんセリフ付き

出番になると、入れ替わり立ち替わり、黒板の前にある教台の下に隠れて、
セリフを読み上げるんだけど、これが意外と絵本をめくる係の人と、
タイミングを合わせるのが大変だったりで、みんなてんやわんやの大騒ぎでした(笑)

そんな中、私の役は、声がコロコロとよく変わるからとかで(どんな理由や~(笑)
「スイミー」の役になったので、教台の下から出る事もなく、最初から最後まで入り浸り(笑)
もちろんセリフも一番多くて、・・・って言っても、
教台の下に隠れてるから、絵本をそのまま読んでもOKだったし、
暗記しないで済んで、ラッキーでしたぁ~

教台の下には、常に何人かがスタンバッてたから、誰がどの役をやってるのか、
意外と分からないもので、しかもみんな、声だけと言えども、それぞれの役に結構なりきってたから、
普段の声とは違ってる人も多くて、後で○○ちゃんがあの役だったの~~なんて驚いちゃったりして、
クラスメートの新しい顔を発見して、とっても面白くて楽しかったのを覚えてます

さて・・・私も、大好きな絵本だけに、誰にも負けたくないと、負けず嫌い根性を出し(笑)
すっかりスイミーになりきって、私お得意の、役に感情移入技(どんな技)を使い(笑)
私達の班は、見事優勝しちゃったのですブイ
そしてその日の「話題賞」も総なめ(笑)

これがね~~・・・スイミーの一番最初のセリフを言った時からどよめいてて、
「可愛い~~」だの、「ぴったり~~~」だの、挙句に「誰?誰?」って、
「そりゃ私は可愛いっつうの(←誰にも言われないから自分で言ってる(ぷっ。)」
なんて半ばヤケ気味(笑)になりつつ・・・
私の人生をかけた(大げさ)スイミーを静かに聞いてよ~~~

スイミーをやるとあっちゃ~、こちとら、負けるわけにゃ~いけね~のよってな感じで・・・(笑)
もう、周りを無視して進んじまったもんね
・・って、キャラ変わってない・・・


まあ、そんなこんなで、最後まで突き進んで行ったら、感動のあまりに泣き出しちゃう子もいたりして、
私、よっぽどスイミーに、感情移入しちゃったんだろうね~~

なんだか、声が全く違ってたとかで、みんな私だと気付かなかったんですって
どっからあの声が出たのって驚かれるわ、もう一回スイミーの声出して~~な~んて

それ以来、色んな声マネをさせられたっけ(笑)
やれ「ハイジ」だの、なんだのって

そうそう先生までもが、「セリフとっても上手ね~~声優さんにでもなれそうね」だって
ええい何言っちゃってるんでいこちとら人生…ブツブツ。
えっそれはもういいってはいはい・・・


まあ、そんな訳で、誰にも負けないスイミーを演じちゃったって言う私の思い出話でした~(笑)

ちゃんちゃん

スイミー

2015年11月27日 | ☆日々の出来事


みなさん、『スイミー』のお話はご存じですかまたは覚えてますか

小学生(低学年)の時、教科書に載ってたので、何度も繰り返し読んだのをよ~~く覚えてます
私はこのお話が大好きで、小さい教科書では飽き足らず・・・
図書館で大きな絵本を見つけた時は、めちゃめちゃ嬉しかったんですよね~
今も教科書に載ってるのかな・・・




兄弟たちはみんな赤いのに、スイミーだけが真っ黒
ある日、大きな魚がやってきて、兄弟たちはみんな飲み込まれてしまいます。
真っ黒だったのが幸か不幸か、はたまた泳ぎが得意だったから逃げ切れたのか…
スイミーだけが助かり、一人ぼっちになってしまいます。

そんなある日、自分にそっくりな、小さくて赤い魚の群れを見つけます。
嬉しくなったスイミーは、「遊ぼう!」と声をかけますが、
「大きな魚に食べられるのが怖いから」と、岩陰に隠れてしまいます。

そこでスイミーは知恵を絞り、「みんなで大きな魚の形を作ろう!」と言います。
黒いスイミーが眼となり、赤い魚たちは群れとなり、大きな魚の形を作ります。
みんなで一つとなり、力を合わせ大きな魚を追い出しました。

そうして、海のなかを自由に泳ぎ回れるようになりました。



お話はこういった感じでしたね
スイミーの知恵と勇気、そして、仲間が居る事の素晴らしさにも感動します。
自分一人だけが周りと違うのに、一人でも動じない勇気とか、知恵とか、仲間との協力、
本当にたくさんの素敵な思いが詰まったお話ですよね
みんなで力を合わせれば、出来ない事なんてないんだなって思うし、
誰しもみんな、一人ぼっちではないんだな~~って、なんかしみじみ思います。

やっぱりこのお話好きだな~~

言霊パワー☆

2015年11月23日 | ★スピリチュアルなお話
ある雑誌で見たのですが「幸せの法則」と言うのがいくつかあって、
そのうちの一つが「言葉磨き」なのだそうです。
「言葉磨き」…日本語は、日本の美しい自然環境に育まれた、美しい言葉で、
その美しい言葉を日々の暮らしで使う事で、八百万人おられると言う神様が、
私達の味方になってくれるのだそうです。
日本は「言霊」(言葉に宿る霊力)の国。
綺麗な言葉遣いで話せば、波長も高まり、そうすると、波長の高い良い人、
良い出来事、良い霊、幸運が近寄ってくるといいます

「天国言葉」と「地獄言葉」と言うのがあり、
「天国言葉」を日頃から使う事で、その言葉通り本当に幸せな出来事が舞い降りたり、
一方、逆に「地獄言葉」を口にすることで、どんどん悪い方向に向いてしまう事もあるようで、
自分の波長もどんどん低くしてしまい、嫌な出来事や低い低級霊を、
呼び寄せてしまったりしてしまうのだそうです…。

だから、どんな時も「こんな嫌な事があったけど、でも許します」とか、
「今はとても幸せ☆感謝します」など、日頃から気をつけることで、
そのいやな出来事も消え去り、幸せが舞い込んできたりするそうです

確かに言葉って大切だな~って思います。
考えずに発してしまった言葉が相手を傷つけてしまったり、嫌な事があるとついつい、
「あ~~私ってついてないな~・・」なんて溜息をついてしまったり…
そう言えば、 むか~しむかし、確かこんな事を聞いたことがあるような・・・
「ため息をつくと、幸せがひとつ消える」って
しあわせを消さない為にも、地獄言葉を使わないように心掛けなきゃいけないですね

“天国言葉”
      ついてる
      うれしい・楽しい
      感謝してます
      幸せ!
      ありがとう”
      ゆるします

“地獄言葉”
      ついてない
      不平不満
      愚痴・泣き言
      悪口・文句 
      心配事
      ゆるせない

もしもいや~~な出来事があって、ついつい地獄言葉を口にしてしまったら、
その時は、の「天国言葉」を10回繰り返すと良いんですって

言霊パワーってすごい
そうそうこの「天国言葉」を日々の暮らしの中で、ふっと思い出しては、
心の中でブツブツつぶやいていたら、私のお気に入りのツインクリスタル(水晶)に、
ある日ひょっこり、綺麗な虹の光が現れちゃいました
元々は、虹の光がないクリスタルだったから、そういうのは割と低価格で売ってるんです。
虹入りのクリスタルは結構高いので、なかなか手が出ません…
でも、小さくて可愛いツインのクリスタルだったので、とっても気に入って、
思い切ってGETしたのですが、まさか、クリスタルの中に虹が現れるなんてビックリ 
石は生きてるって、知ってはいたけど、ここまで答えてくれるなんて感動です
それからはずっと、お風呂も共に入ってる仲です(笑)

石は話しかけられると喜ぶ!それに答えてくれる!って言いますから、私はよく声をかけてます
もちろん声は出さずに心の中で話しかけてるのだけれど…
でも、本当に答えてくれますよ

みなさまも、この「天国言葉」は、是非是非試してみて下さいね 
たくさんの方々に幸運が訪れますように    

いつだってそばにいるよ

2015年11月15日 | ☆ポエムなど…
そんなに哀しまないで
私はずっとここにいるよ
あなたが私を覚えてくれている限り
私はずっとそばにいるよ

あなたが哀しそうにしていたら
私もとても哀しくなるから
どうかそんなに哀しまないで

私の元気をいっぱい送るから
だからほら笑ってみせて
遠くにいてなかなか逢えない時でも
気持ちはいつだって
あなたの元に飛んでいくよ

そしてあなたをフワッと包み込むから
だからもう哀しまないで
私はいつだってそばにいるよ

あなたの笑顔を守りたいから
いつも笑顔で居て欲しいから
だから笑ってみせて
いつもそうして笑っていて
その笑顔を忘れないで

あなたは私の大切な
かけがえのない宝物だから
私はいつだってそばにいるよ

カマキリくんこんにちは!

2015年11月03日 | ☆写真色々

ふと窓を覗くと、ひょっこり顔を覗かせていたのは、
な・なんとカマキリくんぎょえ~~
窓越しと言えども、ちょっとこわい。。。

でもでも~~、よく見ると、この姿なんだか笑える。。。
逆三角形のお顔、上げかけた足

虫は苦手だから、普段はギャーギャー騒いで逃げてしまうけど(笑)
窓越しってことで少し安心

。。ってな訳で、珍客のお顔をまじまじと眺めながら、ハイチーズ
良く撮れましたぁ~

ショートストーリー〝ピエロ〟

2015年10月30日 | ☆ポエムなど…
笑顔を忘れたぶっちょ面の少女は、
今日も何かを求めて歩き続けている。
まるでどこかに落し物をしたかのように。

突然の風に煽られた少女の帽子が、
フワフワと空中を彷徨いはじめた。

行き交う人々は、そんな少女に目もくれず、
まるで存在すらしていないようだった。

少女はますますぶっちょ面になり、
帽子を追いかける。

気が付くと、ひと気のない公園に来ていた。
『ここどこ?こんな公園あったっけ?』
辺りを見渡してみても、帽子は見当たらない。

諦めて帰ろうとした瞬間、背後から声がした。
『お嬢さん、探し物は見つかりましたか?』
振り向くと、ピエロが笑って立っていた。
あの帽子を被って・・・。

『探し物は見つかりましたか?』
『あっ、その帽子・・・』
『いえ、帽子の事ではありませんよ!
 お嬢さんが求めている探し物の事です』

そう言って、いきなりパントマイムを始めた。
あっけに取られていた少女に帽子を手渡し、
色々なショーを繰り広げ、おどけてみせる。

少女は気が付かないうちに笑っていた。

『お嬢さん、その笑顔ですよ!』
ピエロがニコニコ笑顔でそう言うと、
少女は再びぶっちょ面に戻り、こう言った。
『なんでそんなに笑えるの?
 なにがそんなに楽しいの?
 哀しい事とかあるでしょう?
 馬鹿みたいだよ!!』

ピエロはパントマイムをしながら、
『哀しいから笑うんですよ!
 泣きそうだから笑うんです。
 私はみなさんに笑って欲しいから、
 だからこうして笑ってるんです。
 これが私の生き方なのです。
 人はそうして一人一人、
 自分の足で歩いていくものですよ。

 けれど、本当は・・・
 さんざん泣いたから笑えるんです!
 そうしてる内に哀しい事も忘れていきます。
 ずっと泣いていてはいけないのです。
 前を向かなければ!
 
 お嬢さんはもう、探し物を見つけましたね!
 もう分かってるのでしょう?
 決して忘れてはいけません!
 笑顔は大切な宝物ですから。』

そうだった!ピエロの顔はいつも泣いている。
泣いているのに、おどけて見せるのがピエロだった。
哀しいから笑ってみせる。
だから、そんなピエロが少女は大嫌いだった。

でも、今、何かを見つけた気がする。
失くした宝物を見つけた感じ。

その時、又、突風が吹き荒れた。
そして気が付くと、ピエロの姿はどこにも無かった。
『お嬢さん、その笑顔ですよ!』
ピエロの声が、耳元で聞こえた気がした。

『ピエロか~!嫌いじゃないかも♪』
少女は〝くすっ〟と笑うと、元気良く歩き始めた。
前へ前へと真っ直ぐに。
その足取りはとてもとても軽やかだった。

~天秤~

2015年10月28日 | ☆ポエムなど…
互いの愛を形に変えて、天秤にのせてみた

あなたは気付いていたんだね
天秤が大きく傾いていた事に

あなたの愛が大きくなればなるほど
その愛がどんどん重くなっていき
天秤は大きく傾き始めた

私のあなたへの愛は
決して軽かったわけではない
私は私なりの愛であなたを想っていた

その愛は、決して重くはないから
片方がそれに気付かない限り
天秤が傾いてしまうのは当然の事かも知れない

愛の形は人それぞれだけど
愛は、重さではなく〝深さ〟なのだと思う
その事に互いが気付いた時
天秤が傾く事は決してないはずなのだから

互いが信じ合ってさえ居れば
いつまでもバランス良く保つだろう

そう、信じ合ってさえ居れば
いつまでも いつまでも

互いの信じ合う心と心
天秤は全てを知ってるのかも知れない

笑ってみせて

2015年10月19日 | ☆ポエムなど…
キミがしかめっ面をしたなら
僕が面白い顔をして笑わせよう

キミが立ち止まってしまったなら
そっと背中を押してあげよう

キミが涙を流したなら
その涙を宝石に変えよう

キミが喜びに満ちた時
両手いっぱいの薔薇を贈ろう

キミのその笑顔が絶えぬよう
僕がいつまでも見守っているから

だからほら、笑ってみせて

キミのその笑顔を
いつも見つめていたいから
ずっと見つめていたいから

だからほら、笑ってみせて

『きっと願いが叶うから』

2015年10月17日 | ☆ポエムなど…

一番星を見つけた
まだ明るい夕空に
キラキラ輝くお星さま

昔誰かが言ってたっけ?
『一番星を見つけたら
 願い事をするんだよ!』
『きっと願いが叶うから』
私はその言葉を今でも信じてる

瞬きもせず
ひたすら一番星を見つめて
ただ願う
心から願う

一番星が
『分かったよ』とでも言いたげに
キラッキラッと輝きを見せた

『きっと願いが叶うから』
その言葉を信じて

〝素敵な事が起こりますように☆〟

懐かしい香りに包まれて

2015年10月11日 | ☆ポエムなど…
私は空を見上げた

青く澄んだ眩しい空と
ゆっくりと流れる真っ白な雲
心地の良い風が頬をなでる

真っ青な空は心を晴れやかに
静かに流れる雲は真新しい心へと導き
そしていつしか私は目を閉じ
両手を広げて風を感じていた

目を開けると
眩しい太陽が飛び込んでくる
空は相変わらず青く澄んでいて
ゆっくりと流れる雲は
時のたつのを忘れさせてくれる
そこだけがまるで時が止まったように

頬を撫でる風はとても優しく
まるで誰かが風に成り代わり
傍にいてくれてるかのような
そんな確かな温もりを感じていた

風に乗って懐かしい香りが漂ってくる
私の大好きな香り
私の大切な香り

「今日ね たくさん笑ったよ」
「とっても素敵なことがあったよ」

やさしい笑顔で聞いてくれるかな

空を見上げて語りかけよう
そして目を閉じて風を感じよう

懐かしい香りに包まれながら

ふわりふわり

2015年10月11日 | ☆ポエムなど…



どこからともなく、ふわりふわり
空中を彷徨い、ふわりふわり

一つ、また一つ
自由気ままにやってくる
光に反射して七色に輝く
希望を乗せた光の輪

鳥たちは優雅に空を舞い
真っ白な雲はのんびりと流れ
太陽は暖かく照らしている

ふわりふわり
青い空へと上っていく

光の輪は、
時折見えない壁にぶち当たり
バチン!と割れてしまうけれど
また新しく姿を変えて
一つ、また一つ
空へと上っていく

私はいつしかその輪の中に入り
ふわりふわりと空中散歩

行ったり来たりと空中を彷徨い
行く道を間違えては
目の前でバチン!と割れるけれど
また輝きを取り戻し
笑顔でふわりふわり

たくさんの希望を乗せて
七色に輝く光の輪は
眩しい光に照らされながら
今日も道の途中

道なき道を
彷徨いながら
ふわりふわりと上っていく

本当の輝きを求めて
ふわりふわり




じゃじゃ馬

2015年10月10日 | ☆ポエムなど…
こんなじゃじゃ馬に乗りこなせるのは、
世界中で俺だけだ!と彼は得意げに笑った。
彼は、じゃじゃ馬に精一杯の愛情で接し、
必死で乗りこなそうとする。

じゃじゃ馬は、その愛に気付かずに、
好き勝手に右へ左へと激しく動き回り、
彼を振り下ろそうと暴れる。
彼も負けじと必死で踏ん張る。

彼は毎日、溢れんばかりの優しい笑顔で、
じゃじゃ馬に愛を注いだ。

じゃじゃ馬は時折、甘えた顔を見せ、
彼を油断させるが、また暴れ出す。

その繰り返し・・・。

そして彼はとうとう振り下ろされた。
じゃじゃ馬は得意げに〝にやっ〟と笑った。
彼は、せつない表情を浮かべ、
俺には無理だったのかな。と哀しげに笑った。

そうして彼は離れて行った。

彼を振り落とし、得意げだったじゃじゃ馬は、、
彼が居なくなってはじめて彼の愛に気付いた。

じゃじゃ馬は遠くを見つめた。
オレンジ色の夕日にふと気付いた。
影が左右に揺れている。
暖かい夕日が影をそっと包み込んだ。

じゃじゃ馬は歩き出した。
その目からは一滴の涙が零れ落ちた。

言葉の力

2015年10月06日 | ★スピリチュアルなお話

願いは書いたら叶うと何かの本で読んだことがあるんだけど、
その中でもとても印象的だったのがサッカーの本田圭佑選手です。
卒業文集がすごすぎるんです
小学生ながら読みやすい字で、力強く書いてるのも印象的だったんだけど、
内容がとにかくすごすぎます



「将来の夢」 本田 圭佑

ぼくは大人になったら、世界一のサッカー選手になりたいと言うよりなる。
世界一になるには、世界一練習しないとダメだ。
だから、今、ぼくはガンバッている。
今はヘタだけれどガンバッて必ず世界一になる。
そして、世界一になったら、大金持ちになって親孝行する。
Wカップで有名になって、ぼくは外国から呼ばれて
ヨーロッパのセリエAに入団します。
そしてレギュラーになって10番で活躍します。
一年間の給料は40億円はほしいです。
プーマとけいやくしてスパイクやジャンバーを作り、
世界中の人が、このぼくが作ったスパイクやジャンバーを買って行ってくれることを
夢みている。
一方、世界中のみんなが注目し、世界中で一番さわぐ4年に一度のWカップに出場します。
セリエAで活躍しているぼくは、日本に帰りミーティングをし
10番をもらってチームの看板です。
ブラジルと決勝戦をし2対1でブラジルを破りたいです。
この得点も兄と力を合わせ、世界の強ゴウをうまくかわし、
いいパスをだし合って得点を入れることが、ぼくの夢です。」



○○になりたい…ではなく、「なる」と言い切ってます。
あっ‼余談ですが、
直太朗さんの新曲「生きる(って言い切る)も言い切ってますね(^m^⋆)

小学6年生で、この具体的な夢!さすが大物は違います。
そして、このほとんどを実現させてるのだから、ほんとうにすごすぎます。
有言実行とは正にこのことなんでしょうね!

願いを紙に書く!というのは、本当に良いらしい。
しかも、○○したい…○○になりますように。○○が欲しい…ではなく、
言い切ることが大切なんだそう。
しかも本田選手のように、具体的に書くのが良いらしいですよ!

いくらぐらい欲しいとか、どこに入団する、こんな試合に出る、
レギュラーで10番をつけるとまで具体的に言い切ってるのだから、
ここまで書ける人ってすごいですよね
自分の将来がすでに頭の中で出来上がっていて、
今から自分がするべきことも分かってるっていうのが、ビックリです。

世界一になるには、世界一練習しないとだめだ!と、努力も惜しまない。
夢ばかり追うのではなく、努力しなければ!と小学生ながらに、
真剣に語ってるのが、本当にすごいです。

私が読んだ本には、言ってるだけでは、想いが届きにくいそうで、
紙に書くことで、宇宙に繋がり、様々な縁を結んでくれるんだそう。
宇宙に繋がる。なるほど!となんとな~く頷きながらも、私には少し難しく、
でも例えば、星に願えば叶う!なんて聞いたことがあるし、
それを未だに少し信じてるところもあって、星そして宇宙に繋がる。

ん~~…難しいことはさておき、「信じる者は救われる」ではないけれど、
最初から諦めず、言葉にしてみることが大切ってことなのかな。
そしてそれを、書き残す

よし!早速実践してみよう
だって、準備するものはノートとペンだけ。
あっそして、忘れてはいけないのが“想い”と“言葉”
その力を信じてみよう☆

そっか!これが“引き寄せの法則”なんですね


生きるということ

2015年09月24日 | ☆命の尊さ☆



もう何十年も前から仲の良かった人達と久しぶりに集まりました。
集まるのも何年振りだろう?
本当に久しぶりの集まりでした。

友達の会社仲間の集まりに誘ってもらったのがきっかけで、
毎日のようにカラオケに行ったり、バーベキューしたり、旅行に行ったり、
暇さえあれば集まって、本当に仲が良かったんだけど、
会社を辞めてしまった人や、結婚した人、子供ができた人、
借金を作った人などなど。。。
それぞれに色んな事情があって、一人ずつ減っていってしまった。
いつの間にか人数も少なくなり、集まる回数も減っていって…。

男女混ざって仲良くっていうのは、
私自身は男女間でも友情はあると信じていたんだけど、
やっぱりなかなか難しいもので、
好きだとか嫌いだとか色んな問題があって、
ギクシャクした時期もありました。

最終的に7人残り、なんだかんだ問題がありながらも、
急に集まることになったり、結婚や出産のお祝いをしたり。

今回の集まりでも、当たり前のように7人集まると思ってた。
前日まで連絡の取れない人が居て、留守電に入れたりしてたんだけど、
私以外にも誰か連絡を取ってるはずだから、
当日行けばきっといるよね!と思っていました。

当日を迎え、私を含めた6人が待ち合わせの店の前に集まって、
居酒屋さんの個室に入り、一旦落ち着いてから、
「あれ?来てないの?私も昨日まで連絡取ろうと頑張ってみたんだけど、
 折り返しもなくて、留守電にも入れたの。連絡取れなかった?」

その私の問いに、向かいに座ってる2人が顔を見合わせて、
「・・・。
まあ、とりあえず、もう少ししてから話すわ!」

何も知らない私と他3人は「えっ?また何かあった?」
その後に聞く恐ろしい話など想像もしないで、
「何、何?」と、しつこいぐらいに問いただす。

向かいに座る2人は少し複雑な表情を浮かべ、
「まあ、とにかく、せっかく集まったから、まずは料理頼もっ!」

そうして、各々に飲み物、料理を頼み、
近況報告などしつつ、料理も飲み物もある程度並びだし、
少し落ち着いた頃、一人が話し始めた。

「しっかりと聞いてな!
 あいつな、仕事とか色々なことに悩んでて、かなり滅入ってたみたい。
 もう3年ぐらい前になるかな。自分で、自分でね…」

周りの空気が一瞬止まる。


3年前?…そんなにみんなで集まってなかったんだ。


その時、ハッ!と気付く。
一瞬血の気が引いた。

「ちょ、ちょっと待って!
 私、何日か前から携帯に連絡してたけど、ちゃんとコールしてたよ!
 昨日は留守電にもメッセージ残したし。
 だから、何かの間違いじゃない?絶対間違いだって!」

私以外にも電話した人が居て、
「実は俺もコールしてたよ」と言ったけど、

「・・・ じゃあ、今電話してみ!」と言われ、
慌てて電話をかけてみた。
けれど、受話器の向こうに聞こえてくるのは、
「お客様のおかけになった電話番号は現在使われておりません…」


・・・? 一体どういうこと?

「俺らも、直接身内の人から聞いたわけではないから、
 詳しい事情は知らない。
 お墓参りに行きたいけど、家が少しややこしくて、複雑らしい。
 恐らくまともな対応をしてもらえないだろう。
 電話がコールしたのは、恐らくみんなを集めるため。
 変な意味ではなく、みんなで集まってほしかったんじゃないかな。
 だから、ずっと思っててあげよう。」

以前から、そんな傾向はあった。
家が複雑だということは、本人の口から聞いていた。
家の屋根に上っては、ここから飛んだら気持ちいいかな?って何度も思った。
と彼は話していた。

彼はとても孤独だったらしい。
家が複雑・・・私も詳しい事情は知らないけれど、
両親がとても変わってる方だと聞いたことがある。
お兄さんがいたはず。
その人が良く出来た人でよく比較されたと言っていた。

鬱になってしまったので、ずっと薬が欠かせなかった。
コーヒーが飲めないんだって言っていた。

みんなで楽しそうにはしゃいでる時もあれば、
一人で寂しそうにふさぎ込んでる時もあった。

尾崎豊がとても好きだった。
いつも尾崎を聴き、そして気持ちを込めながら歌っていた。
そんな姿が今でも目に焼き付いている。


みんな呆然としていた。
まるで時間が止まってしまったかのように静寂に包まれた。
言葉を発してはいけないような気さえしていた。
でも誰も泣いてなかった。泣けなかった。
信じたくない!うそだ!悪い冗談なんだと思いたかった。
だから泣けなかったし、何も言えなかった。
きっと誰もがそうだったんだと思う。

しばし沈黙が続いた。
各々に色々な思いが駆け巡っていたに違いない。

私はふと、私が昨日かけた電話は、彼に届いたのかな?
留守電は聞いてくれたのかな?
なぜか、そんなことを思っていた。

どれぐらいの時間が経ったのか?
ふと1人が他愛のない話を始めた。
それをきっかけに、みんなも他愛のない話をし始めた。
それからは彼の話を口にするものは1人もなく、
いつも通り賑やかにお酒を飲んだ。
そしてみんな笑顔で帰路へ。

私は今もまだ信じられずに居ます。
「彼の分まで一生懸命生きるね」なんて、軽々しくは言えない。

私たちは彼を救うことができなかった。
彼が抱えてた闇は深く、ただ一緒に居るだけでは癒せない、重く暗い闇。
元気を!笑顔を!と私たちなりにいつも思ってはいたけれど、
それはとても難しかった。
闇を光に変えることは、簡単なことではなかった。

人は1人では生きられないとは思う。
でも、どんなに周りに励まされても、慰められても、
どうしようもない時があり、考えを変えられないこともある。
もちろん時と場合があって、励まされて勇気をもらうことだってあるし、
慰められて元気をもらうことだってあるのだから、
結局は自分自身の考え方ひとつで、闇にもなるし、光にもなるということ。


「生きる」ということ、それは決して簡単なことではない。
たくさんの別れや出逢いを繰り返し、どんなに悲しくてもつらくても、
生きている限り、乗り越えていかなければいけないわけで、
何度も何度も壁にぶち当たっては、光を求めて歩き続ける。
でも光を見つけた時の喜びは何物にも代えがたい。
そうして人は生きていくんですね。


外に出ると、大好きな金木犀の香りがどこからともなく漂ってきます。
どこか懐かしくて、あたたかい香り。
とてもやさしい気持ちになります。

何事もないように時が過ぎていく。
澄んだ空を見上げたとき、ゆっくりと動く雲を見たとき、
飛行機雲を見つけたとき、不思議な形の雲を見つけたとき、
可愛い花を見つけたとき、蝶々がひらひらと舞ってるのを見たとき、
金木犀の香りがふわっとしてきたとき、大好きな曲を聴いてるとき、
秋の風を感じたとき・・・
いつになっても変わらない自然の風景に、とてもしあわせを感じます。
小さなしあわせ。それが私の宝物。
それを感じられるということが、生きてるということ。

時々足を止めて、しあわせを目や鼻、耳、身体で感じてみよう。
今、自然を肌で感じながら、とても強く思います。
そんな風にしてこれからも、生きていこうって。