なんかね、急に思い出しちゃったんだけど(笑)
この「スイミー」のお話には、色々な思い出があって、
小学生の頃、この絵本を元に、紙芝居風に読み上げようってことで、
何班かに分かれて、どこが一番紙芝居が上手か競った事があるんです
紙芝居風に読むので、絵本をめくっていく係りなんか居たりして、
飲み込まれてしまう兄弟達の役や、海の生物たち(いそぎんちゃくやくらげ)などの役もあって、
もちろんセリフ付き
出番になると、入れ替わり立ち替わり、黒板の前にある教台の下に隠れて、
セリフを読み上げるんだけど、これが意外と絵本をめくる係の人と、
タイミングを合わせるのが大変だったりで、みんなてんやわんやの大騒ぎでした(笑)
そんな中、私の役は、声がコロコロとよく変わるからとかで(どんな理由や~(笑)
「スイミー」の役になったので、教台の下から出る事もなく、最初から最後まで入り浸り(笑)
もちろんセリフも一番多くて、・・・って言っても、
教台の下に隠れてるから、絵本をそのまま読んでもOKだったし、
暗記しないで済んで、ラッキーでしたぁ~
教台の下には、常に何人かがスタンバッてたから、誰がどの役をやってるのか、
意外と分からないもので、しかもみんな、声だけと言えども、それぞれの役に結構なりきってたから、
普段の声とは違ってる人も多くて、後で○○ちゃんがあの役だったの~~なんて驚いちゃったりして、
クラスメートの新しい顔を発見して、とっても面白くて楽しかったのを覚えてます
さて・・・私も、大好きな絵本だけに、誰にも負けたくないと、負けず嫌い根性を出し(笑)
すっかりスイミーになりきって、私お得意の、役に感情移入技(どんな技)を使い(笑)
私達の班は、見事優勝しちゃったのですブイ
そしてその日の「話題賞」も総なめ(笑)
これがね~~・・・スイミーの一番最初のセリフを言った時からどよめいてて、
「可愛い~~」だの、「ぴったり~~~」だの、挙句に「誰?誰?」って、
「そりゃ私は可愛いっつうの(←誰にも言われないから自分で言ってる(ぷっ。)」
なんて半ばヤケ気味(笑)になりつつ・・・
私の人生をかけた(大げさ)スイミーを静かに聞いてよ~~~
スイミーをやるとあっちゃ~、こちとら、負けるわけにゃ~いけね~のよってな感じで・・・(笑)
もう、周りを無視して進んじまったもんね
・・って、キャラ変わってない・・・
まあ、そんなこんなで、最後まで突き進んで行ったら、感動のあまりに泣き出しちゃう子もいたりして、
私、よっぽどスイミーに、感情移入しちゃったんだろうね~~
なんだか、声が全く違ってたとかで、みんな私だと気付かなかったんですって
どっからあの声が出たのって驚かれるわ、もう一回スイミーの声出して~~な~んて
それ以来、色んな声マネをさせられたっけ(笑)
やれ「ハイジ」だの、なんだのって
そうそう先生までもが、「セリフとっても上手ね~~声優さんにでもなれそうね」だって
ええい何言っちゃってるんでいこちとら人生…ブツブツ。
えっそれはもういいってはいはい・・・
まあ、そんな訳で、誰にも負けないスイミーを演じちゃったって言う私の思い出話でした~(笑)
ちゃんちゃん