なぜこんなにもてるんだ？...2

もっと韓国語を勉強しておけばよかった。
ホールでのセレモニー終了まで時間があった（彼女たちは各国のＶＩＰたちが
ホールから出てこられたら、並んでお見送りするのがその日の大事な仕事）

私がソファーに座ったままで、見目麗しき乙女たちを立たさせておくわけには
いかないので、前に立っている２人の女の子に私の席に座るよう（英語で）話しかけた。

すると、２人掛けのソファーに２人以外のそばにいた４～５人の女の子が突進してきた。
（「何だ、ちょっとおすましで気取ってたけど　そこいらの無邪気な娘と同じじゃん」）
席取合戦でぶつかり、ひっぱりあってキャーキャーいってる女の子たちの姿がおもしろくて　思わず笑ってしまった。

それを見ていたリーダーが、また声を掛けてきた（日本語で）。
「あなたは独身ですか？」
　私「ハイ！」
「あなたは恋人がいますか？」
　私「いません！」

周りにいた女の子たちもカタコトの日本語はわかるらしい。
私の応えに数人の子が反応した。

（つづく）

※画像のような華やかで初々しいチマチョゴリを女の子たちは着てたんだ。
純粋な恋心が芽生えてしまう。（清い心にはまいっちゃう）