なぜこんなにもてるんだ？...1

25の春、
韓国のソウルで国際Ｒ大会が開催された。

仕事で私も訪問し、まだ20代ということで
大会関連のいろいろな裏方の仕事に協力していた。

この大会には、韓国の有名女子大から多くの女子大生が応援に来ていた。

会場の受付＆案内係、各種表彰式のときのプレゼンターにつきそうコンパニオンなど
といった役割で、
皆、それはそれは見目麗しく、素晴らしいチマチョゴリを身にまとい
20才前後の初々しい女の子ばかりなので、韓国の男たちも魅了されていた。

大会場のホールで、国際平和に貢献した各国の重鎮が表彰されるイベントがあり、
プレゼンターに付き添いアテンド（表彰状・メダルなどをプレゼンターに手渡す係）
していたチマチョゴリを着た美人たち（10人ほど）が、
仕事を終え、ホール外のフロアに出てきた。

私もホールでのイベントが終了し、皆が会場から出てくるのをフロアにある
大きなソファーに座って待っていた。

たまたま、フロアで空いているスペースが私の座っている周りしか
なかったので、女の子たちも必然的に私の近くに集まってきた。

華やかな彼女たちの衣装と香水、そしてモデルばりのきれいな顔立ちをした
女の子ばかりなので、内心ウキウキだった。

彼女たちのリーダー格の女の子が私に会釈してきたので、
私も「アニョハセヨ～（こんにちは）」と挨拶した。

彼女は日本語がカタコトだができる子だった。
「日本の方ですか？」
きれいな日本語だった。

（つづく）

※添付画像とこの投稿とは無関係です。この画像よりもっと明るく華やかな衣装を着ていた子もいた。