進むも地獄退くも地獄、東京オリンピック開催の政治決断..."o(-_-;*) ウゥム…

2020-03-20 19:33:57 | ちょいマジ話
日本オリンピック委員会(JOC)理事でソウル五輪女子柔道銅メダリストの山口香氏が東京オリンピックを「延期すべき」と発言したことについて
東京オリンピック開催を推進してきた多くの関係者は発言の火消しにヤッキになっているね。

しかし、山口さんの発言はごもっとも。
「世界中で正常な生活が送れない状況がある中で、7月に開催して誰が喜ぶのか」

「コロナウイルスとの戦いは戦争に例えられているが、日本は負けると分かっていても反対できない空気がある。
JOCもアスリートも『延期の方が良いのでは』と言えない空気があるのではないか」の発言で、

アマルの頭に、太平洋戦争へ向かった日本と当時の日本人の意識がよぎりました。
「日本は有史以来、負けたことがない」「神国日本は絶対に負けない!」

戦況が悪化しても、神風が必ず吹くと信じ
一億一心火の玉になって敵に当たりこの国難を乗り切ろう!...といった国のスローガン

戦争相手(欧米列強)国の資源・戦力を知る当時の有識者は、戦争に絶対反対するも
「臆病者」「非国民」「赤」だのと叱責され、その声は一掃された時代があった。

今、世界各国の五輪委員会でも、(大会まであと4か月)
アスリートたちが(世界中にウィルスの感染が拡大したことで競技生活も脅かされ)、
国によっては正規トレーニングも制約され不平等なコンディションのまま東京五輪へ参加することは
ありえない(できない)といった声が日増しに増えている。

日本のメディア(TV・新聞ほか)も延期・中止報道はほうぼうから(スポンサー含めて)圧力があるのだろう
控えてきているが、ここにきて、延期は中止以上に開催を困難な状況もわかってきた。

↓五輪は「延期が一番大変」組織委幹部が漏らす本音

五輪は「延期が一番大変」組織委幹部が漏らす本音(日刊スポーツ) - Yahoo!ニュース

【アテネ14日=三須一紀】新型コロナウイルスの感染拡大を受け、東京オリンピック(五輪)の延期論や中止論が出る中、大会関係者は冷静な視点で情勢...

Yahoo!ニュース

 

中止などあり得ない!(アマルもそう願っているが...)
首相としては「進むも地獄退くも地獄」の状況になってきているのではないだろうか。

何しろ東京オリンピック・パラリンピックが日本経済にもたらす効果は
東京都だけで約2挑円(直接的効果)、大会終了後の10年間(2030年まで)にもたらされる
レガシー効果は約12兆円、合計で約14兆円となっている。

経済波及効果(生産誘致額)を考えると、東京都で約20兆円、全国で約32兆円。
雇用誘発数となると、東京都で約130万人、全国で約194万人といった試算がされているから...

中止などあり得ない!考えられない!

国益のために見識者の意見を聞き入れず突っ走ったかつての日本。

世界から東京オリンピック開催が問題視されはじめたなか
「国益」という踏み絵を前に...
日本の政治決断は?!



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