あまぐりころころ

主に漫画やゲーム等の感想や考察を。
時に旅行記等も交えながらの、のんびりのほほんブログ。

仕事が休みでよかった。(『鬼滅の刃』第191話感想)

2020-01-27 20:30:00 | 鬼滅の刃

 週刊少年ジャンプ2020年9号掲載
 第191話 【どちらが鬼か】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 こんな感じはいつ以来だろう。

 

 

 

 

 読んでいて、手も、足も、震えたのは。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 気持ちが上がっているのか。
 それとも下がっているのか。
 分かりません。

 吾峠先生はどうやら私という読者の気持ちまで「さらなる領域」に連れて行ってくれた模様です。

 

 

 

 

 

 普段は、あらすじに沿いながら感想を綴っていくのが私の感想記事の基本スタイルです。
 ですが、今回はあらすじを述べるのは無粋に感じました。
 それぐらい今回の内容は凄まじかった。

 

 多分何日か経てば
 扉絵が好きすぎる とか
 後藤さん?なんでこの場にいるの?ひょっとして茶々丸を連れ戻そうとして来てくれたの?だとしたら良い人すぎるよ貴方  とか
 足・・・! 腕・・・! とか
 遂に十二番目のヒノカミ神楽が解禁された・・・!!! とか
 ヒロインの危機を助け出すとかヒーローの極みでしょ炭治郎おぉおぉおぉお とか
 他にもいっぱいいっぱい語りたいことが出てくることでしょう。

 

 ですが、今は。

 

 無闇に語ってはいけない。
 そんな気持ちです。

 

 

 

 

 ただ、それでも。
 これだけは今回述べなければならないでしょうね。

 

 「人」の定義は何なのか。
 「鬼」の定義は何なのか。

 「人」と「鬼」の境界線はどこなのか。

 

 今回のサブタイトルにもあるこれこそが、この『鬼滅の刃』という作品の根底的議題でしょうから。

 一般的には「突出した能力を持つ者」「冷酷非情な者」そして「一つの事に精魂を尽くす者」等と定義されている鬼。
 ですが。
 突出した能力を持つ縁壱は、あんなにも傷付きやすい「人」でした。
 冷酷非情なことを散々してきた手鬼や累や妓夫太郎・堕姫兄妹も、絶望や孤独に打ちのめされた「人」でした。
 そして。
 無惨を倒すというただそれだけを目的に精魂を尽くし、命を投げ出すことさえ厭わない鬼殺隊もまた、れっきとした「人」です。
 その一方で「人でありながら“人”とは思えないような者」も沢山いました。

 この作品のキャラクター達に感じ入る度、つくづく思います。
 誰しも心の中に「鬼」はいるもの。
 そしてどんな鬼も元は「人」なのだということに。

 「人」と「鬼」は表裏一体。
 そう私は思っているからこそ、炭治郎の、竈門兄妹の“これから”が気になってしょうがないのだと思います。

 

 

 以上をもちまして、今回の感想を終えたいと思います。

 果たして「今の炭治郎」はどこまで無惨と渡り合えるのでしょうか。

 

 

 

 ・・・次回も今回のような密度だったら過呼吸起こすぞきっと。(←←←)


『鬼滅の刃』第190話感想

2020-01-26 13:00:00 | 鬼滅の刃

う~~~~~ん。
どうしよう~~~。

 

 実は現在、真剣に迷っています。
 脳内の考察を、記事として今UPするかしないか。

 本音としては第200話を迎えた際にお祝い記事としてUPしたいんです。
 ですが今の展開の早さだと、200話を迎える前に原作が考察内容に触れてしまう可能性があるという。
 第200話まで、あと10話。
 あと10週・・・。
 3月末・・・。
 短いようで長い・・・。
 多分その頃には炭治郎も・・・
 う~~~~~んっっっ。

 

 なにはともあれ、まずは今週の『鬼滅の刃』の感想へといってみましょう。

 

 

 

 週刊少年ジャンプ2020年8号掲載
 第190話 【ぞくぞくと】

 

 

 さて、今回は十の倍数回!
 一体どんな展開が待ち受けているのか、いつにも増してワクワクしながらジャンプ本誌を手に取ったところ・・・

 

 扉絵にいきなり期待値上昇。
 愈史郎の術符を持つ、三人分の腕。
 三人分、ということは・・・
 遂に「彼ら」が!?!?

 

 

 遂に赫刀を顕現させたものの、握力に力を込めすぎてしまったために失神しかけてしまう伊黒。
 勿論無惨はこの隙を見逃すはずが無く、伊黒に攻撃を仕掛けます。

 ですが。

 伊黒は攻撃を回避。不自然な動きで。

 それとほぼ同時に、突如腕が切断される無惨。
 その切り口は柱達の刀では付けられない歪なものでした。
 こんな攻撃をするのは「あいつ」しかいません・・・!!
 自ら刀を欠けさせるあいつしか!!

 ちなみにここのシーン、切断面が確認できるという事は、伊黒や義勇さん達の真っ当な刀(苦笑)に比べてほんの僅かではあるでしょうが回復が遅くなっていると言えましょう。
 この現象にはちゃんと医学的理由が成り立ちます。
 切り口が不揃いの傷って、細胞の並びが乱れているため治りが遅いんですよね。
 逆に切り口が綺麗な傷は治りが早いんです。細胞の並びが整っているので。
 一年に一回は包丁という刃で指を切っている私にはよく分かります。(←←←)


 続け様に起こる不可解な現象。
 ですが、無惨は迅速に察知します。
 今この場に柱達以外の存在がいることを。
 こういう馬鹿じゃないところが無惨の更に厄介なところなんだよなあ~。力だけでもう充分だっつーのに。💢

 僅かな情報からその存在の位置を把握する無惨。
 その攻撃の先から現れたのは・・・!

 

 やっぱりーーー!!!
 同期組ここで参戦!!!


 ああ・・・!でも早速負傷してしまいました!(><;)
 もうこの場に血清はありません。彼らの解毒は一体どうするのでしょう?

 愈史郎がばら撒いていた術符によって姿を消していた同期組。
 愈史郎と珠世さんのサポート力がもう半端じゃありません。
 彼ら無くしてここまで粘ることは到底不可能でしたね。

 柱達との実力差を考えると同期組が無惨と対等に渡り合うのは難しかったわけですが、ここで「透明化」というアドバンテージを付けたのは天晴れの一言。
 しかもそれを無惨相手には圧倒的なものにさせていないあたりが吾峠先生のパワーバランス調整の上手さですよね。

 そんな戦況下でも相変わらずな善逸と伊之助に、久し振りに緊張の糸が緩みました。
 炭治郎も蜜璃さんも戦線離脱となってしまった以上、もうこの二人はユーモアな空気作りにおける最後の砦。
 そしてカナヲも、よく見ると髪飾りがしのぶさんのものになっている!?
 しのぶさんも一緒に戦ってくれているんですね・・・。(><。)

 ・・・この状況を見ると、どうしても思わずにはいられません。
 玄弥もいてくれたら本当に良かったのに・・・と。

 


 同期組が参入してくれたことにより、柱達に向けられていた無惨の意識が分散します。
 お陰で僅かに余裕ができ、悲鳴嶼さんは「あること」を試みることに。
 その「あること」とは―――

 赫刀の顕現!!

 悲鳴嶼さんに引き続き不死川も!
 そして不死川と一緒に義勇さんも!

 凄い。
 流石は歴戦の猛者達。
 上弦の壱:黒死牟との戦いでの経験を彼らもしっかり分析して活かしてきました。

 そんな感心する一方で、戸惑う義勇さんにこれまた緩む緊張の糸。(^m^)
 この人どんどん表情が素直になってきてるなあ~。
 良いことです。

 ちなみに最後のコマは第131話のカラー扉絵を思い起こさせました。
 これは私だけでなく、大勢のファンの方も思われたことと思います。
 この意図は吾峠先生のみぞ知る☆
 ・・・偶然かもしれないけど。(←)

 

 こうして、この場の柱達全員が赫刀を顕現!!
 これは熱い!!ここ最近はずっと重苦しい展開が続いていましたが、今回は久し振りにワクワクできるお話になっていました。
 十の倍数回万歳!!

 扉絵から「もしや・・・!?」と期待を投げかけておき、読み進めるほど期待が確信へと高まっていき、一度頂点に達したかと思いきやその盛り上がりを継続させる構成に今回はひたすら大満足。
 ただ、同時に負傷(被毒)させることでしっかり不安要素も加えているあたりがこの作品らしいところですが。
 それと・・・。
 今回の後半を見るに、早くも柱達の顔が爛れてきているという・・・。
 どうやら珠世さんの血清の効果も私達が思っている以上に早く切れてしまいそうです。
 同期組のこともありますし・・・禰豆子・・・愈史郎・・・お願いだから早く来て・・・。(><)

 それと、鬼殺隊側に僅かとはいえ余裕ができたことで気になるのは、悲鳴嶼さんは「透明な世界」も発動させるのかどうかということ。
 柱全員が赫刀を顕現出来たとはいえ一時的なものですから、ここは「透明な世界」も発動させて一気に畳み掛けるべきと思うのですが。

 

 同期組の参戦と同じくらい今回注目を浴びたであろう「赫刀」の顕現ですが、一番留意すべきなのは赫刀の顕現法は一つではないという点でしょう。
 伊黒は「万力の握力」
 悲鳴嶼さんは「自分の日輪刀(いや日輪球?日輪斧?)をぶつけ合うこと」
 不死川と義勇さんは「お互いの日輪刀を強く打ち合うこと」
 それぞれ顕現させています。

 よって、赫刀の発動条件は「熱」「圧力(衝撃)」とみて間違いない模様。
 実際赫刀の系譜である「爆血刀」もこの発動条件に当て嵌まっていますしね。
 私、ず~~~っと前から禰豆子の血鬼術に疑問を抱いていたんです。
 なんで『“爆”血』なのだろうと。
 「燃える術」ならば、何故それだけにさせず「爆発」という付加効果を付けたのか。
 それがずっと引っ掛かっていました。
 でも前回で赫刀の発動条件が明らかになった事により、その疑問は解消☆
 「爆発」という効果によって、燃焼の「熱」と同時に爆破の「圧力(爆圧)」を付加させるためだったのだと。
 こういう風に考えの点と点が綺麗に繋がる瞬間に考察の達成感を感じます。
 考えるって・・・楽しい・・・

 

 もっとも。
 縁壱と炭治郎の赫刀はこの条件に当て嵌まっていないのですが、ね・・・。


『鬼滅の刃』第189話感想

2020-01-15 22:50:00 | 鬼滅の刃

 『ファイナルファンタジーⅦ リメイク』の発売が一ヶ月ほど延期になったそうで。
 個人的に言いたいことは
 「ラストスパートに向けてどうか頑張ってください!」
 のみ。

 良いものを作るには時間が掛かるんです!!!



 同じ理由で、今年放映とされている劇場版『鬼滅の刃 ~無限列車編~』も年末頃かと思っています。
 ファンの期待に応えてくれるクオリティに仕上げてくださるのならば、一年だって二年だって待てるってもんですよ。(^^)
 そういえば、十数年振りにアニメ情報誌の【アニメディア】を買いました。
 だってこんな朗報が掲載されてちゃねえ~。

 

 

史上初!!! 11冠受賞おめでとう!!!


 社会現象まで引き起こした去年の人気振りを考えれば納得しかありませんが、それでも嬉しいです。
 特に炭治郎が「MVP」「けなげだったで賞」「明るかったで賞」の三冠を受賞してくれたのが嬉しい♪(^^)
 「強かったで賞」では二位でしたが、一位の義勇さんとたった約100票という超僅差だったので文句無し!
 「賢かったで賞」でも三位に入ってくれたのには驚きました。ファンの方はちゃんと見てくださっているんですね・・・(嬉)。
 一位のコナンや二位の千空といった持久的な賢さとは違って、炭治郎はその場での発想力や柔軟性、機転の良さに長けた瞬発的な賢さを持つ子ですもの。
 それにしても・・・。
 これまでの「暗かったで賞」が「ミステリアスだったで賞」へ。そして「わがままだったで賞」が「だだっコかわいかったで賞」へと名称が変わったそうですが・・・。
 随分と角が立つのを避けた名称になったなあ~。(←こら)

 

 さて、それでは遅れてしまいましたが本誌感想へといってみましょう!
 

 

 

 週刊少年ジャンプ2020年6・7合併号掲載
 第189話 【心強い仲間】

 

 

やっばーーーい!!!

 

 これが今回の話を見た瞬間の感想でした。

 何故って扉絵が・・・!
 禰豆子が・・・!

 片目を覆っている!


 それだけなら推測は「人間に戻りかけている予兆」に留まるのみですが、覆っているのが右目というのが大問題なんですよね。
 そう。
 炭治郎が鬼舞辻の血を大量に注がれた(攻撃を受けた)のも右目という。
 これは否応無く考察欲が掻き立てられます。
 (私、もうすっかり御峠先生の掌の上で転がり回されてるなあ・・・。)

 この描写が仮に炭治郎とのリンクを示唆しているならば、個人的推測通り今現在炭治郎の身体には何らかの異変が起こっているということ。
 猗窩座が「さらなる高み」の存在になりかかった時や消滅した時に黒死牟や童磨がそれを感じ取っていたことから(第157話)、炭治郎の変化に禰豆子が共鳴しているとしても何らおかしくはありません。

 その異変は、やはり鬼化・・・?

 確かに禰豆子は鬼と人間とのグレーゾーンにいる存在と私は考えているので、禰豆子の兄である炭治郎もグレーゾーンにいる存在と考えています。(いえ、多分炭治郎は禰豆子よりも・・・)
 しかも二人の相関性も踏まえれば、人間に戻りつつある禰豆子と入れ違いの形で炭治郎が鬼化する展開もあり得ることでしょう。

 でも。私は。

 炭治郎は鬼にはならないと思うんですよね~~~。

 万が一なってしまったとしても、半鬼化ぐらいかと。
 何故なら。
 炭治郎は「人」として鬼と戦う位置付けにいる存在だから。
 二人の竈門兄妹。
 その一人である禰豆子が「鬼」として人を守るために戦う立場にいるならば、もう一人である炭治郎は「人」として人を守るために戦う立場です。
 「鬼」だからこそ描けるもの。「人」だからこそ描けるもの。
 その両方のアプローチから生み出せるものがこの作品の話作りの支柱の一つであると、私は考えています。
 それに、炭治郎は「人」として戦い続け、「人である誇り」を貫き通した煉獄さんの姿に大きく感銘を受けましたから。
 煉獄さんは炭治郎に「鬼殺隊士の在り方」をまさに命をもって教えてくれた人です。
 勿論煉獄さんだけでなく、他の柱達も、隊士達も、限りある人としての命を賭して炭治郎と一緒にこれまで戦ってきましたもの。
 この『鬼滅の刃』は“繋がり”や“積み重ね”をとても尊重してくださっている作品です。
 炭治郎に禰豆子や仲間達がいてくれる限り、彼が鬼になることは無いと信じています
 
(だからこそ今現在の炭治郎が一人という状況に、どうしようもなく不安が募るわけですが・・・)

 

 

 う~ん、扉絵だけでかなり語ってしまいました・・・。(むしろまだ語り足りないくらいだったり)

 

 今回はオールスター第二弾といった内容でしたね。
 柱達が激闘を繰り広げている裏で、やはり「隠」の方々が一般市民の避難・誘導に務めてくれていました!
 う~ん、誰が後藤さんだか分からない・・・(爆)。
 「地盤沈下」という名目で一般人を遠ざけるのは理由として上手いですね。
 地震では局地的すぎますし、火事では被害状況の説明がつかないですし。

 そんな中隠の一人(後藤さん?)が瓦礫の下敷きになっていた猫さんを見つけて助けてくれます。(優しいね、ありがとう。)
 その猫はなんと茶々丸!!
 炭治郎と珠世さんとの伝達係だった猫さんです。
 この子も活躍することになるとは・・・!

 隠の人は止めてくれたものの(ほんと優しい)、その制止を聞かず戦場へと駆けて行く茶々丸。
 果たしてこの子は何を・・・?

 

 

 一方戦場では、尚も柱達と鬼舞辻が激闘を繰り広げていました。
 鬼舞辻の腕を切断した瞬間に蹴り上げることで切断面を分離させ、僅かでも回復時間を稼ごうとする伊黒。
 おお!これは巧い!!
 鬼舞辻の回復時間を稼ぐのに有効な手段は宇髄さんの爆破攻撃か悲鳴嶼さんの重量攻撃ぐらいしかないのではと考えていたのですが、こういう手段もあったとは!
 単なる力のぶつかり合いより、こうした知恵や発想を用いたバトルの方が何倍も好きですね。見ててとても面白いです。

 ですが、伊黒のそんなファインプレーでも稼げる時間は瞬き程度という現実。
 そんな一瞬一秒を、まさに命を賭して稼ぐ柱達。
 ああ・・・こういう時に痛烈に感じる時間の無情さよ・・・。(><。)

 

 ここで前回蜜璃さんに大ダメージを与えた鬼舞辻の攻撃の内容が判明。
 腕に付いている無数の「口」からの呼吸でした。
 予想が当たったのは嬉しいのですが、鬼舞辻にしてみればただ呼吸をしているだけという、何の負担も無い行動だったことに軽く絶望感。
 っていうか、単に呼吸するだけで人を吸い寄せて体を削り取るって、どんな肺活量だという。(肺も複数あるのか?)
 その吸息は攻撃範囲も広く、柱達は回避行動を大きく取らされてしまうことによって体力が大幅に削られていきます。
 あ~ただでさえ毒の浸食でピンチだというのに、更に追い打ちをかけてくるとか鬼ですかコイツは!(いや鬼だけど)

 

 そして、やはり。
 毒の浸食ばかりか溜まった疲労も相まって、遂に刀を弾き飛ばされてしまう義勇さん!!
 ですが、そこを鬼舞辻の攻撃から守ってくれたのは伊黒と悲鳴嶼さん!!
 そして代わりの刀を投げ渡してくれたのは不死川!!
 私情では嫌っていたとしても、やはり「仲間」なんですね・・・。
 今回のサブタイトル、ここで回収です。(^^)

 ここの義勇さんの表情。
 こんな顔も出来るようになったんですね・・・。
 昔の無表情っぷりを思うと感慨深いです。

 その上で更にこれですよ。

 まだやれる!しっかりしろ!!
  最期まで
  水柱として恥じぬ戦いを!!」

 水柱としての自分を否定していた当時を思うとめっちゃ感慨深いです。

 

 余談ですが、不死川が義勇さんに与えた刀の鍔。
 
今回でようやく明らかとなった伊黒の刀の鍔共々、結構凝った意匠でしたね。
 個人的にはこっちの刀の方が好みかも☆

 

 こうして互いに協力し合いながら粘る柱達でしたが、鬼舞辻の攻撃に仕込まれている血毒によっていよいよ限界間際に。
 見れば悲鳴嶼さんや不死川も・・・!

 

 

 そこに現れたのが―――茶々丸!!



 茶々丸がいつも背負っていたリュック。
 その中から現れたのは・・・何かの絡繰り?

 愈史郎製のものと思われるその絡繰りから小さい注射器のような物体が射出され、柱達に刺さります。
 すると。
 鬼舞辻の血毒による症状が緩和!!
 茶々丸によって打たれたのは、珠世さんによる鬼舞辻の血毒に対する血清のようなものでした!

 本来なら、愈史郎の術で姿を消したままこの作戦を決行するはずだったのでしょう。
 ですが倒壊の下敷きになってしまった事で術符が破れてしまい、姿が露わに。
 それでも。
 危険を承知で来てくれたのですね。珠世さんの言いつけを守るために。鬼殺隊を助けるために。
 そんな茶々丸が・・・
 ちゃちゃまるが・・・

 

 

 

茶々丸ーーーーー!!!!!

(。・°°・(><)・°°・。)

 

 あんなに良い子が!!!
 あんなに可愛い子がぁ!!!

 ああああああああああああああああああああああああああああああ!!!

 あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!

 ああああああああああああああああああああああああああああああ!!!

 

 

 

 

 

(|||orz|||)

 

 

 

 

 

 

無惨てめコノヤロウ💢💢💢

 

 

 許さない許さない許さねえぞうらぁああ!!!!!(щ(゚Д゚щ))
 鎹鴉ばかりかこんな小さい命まで奪うなんて!!!絶対に絶対に許さない!!!(щ(゚Д゚щ))
 今後どんな展開が訪れようがお前が永久に地獄の業火に焼かれ続けるよう呪ってやるーーー!!!(щ(゚Д゚щ))

 

 

 茶々丸の捨て身の助力のお陰で、まだ戦い続けることができるようになった柱達。
 ですが、この血清の効果は一時的とのこと。
 効果が切れる時が怖いですね。
 その時までに禰豆子が到着してくれればいいのですが・・・。

 そしてこの場にいなかった蜜璃さんは果たしてどうなるのでしょうか。
 多分愈史郎が処置してくれるでしょうけども・・・。

 

 

 こうして時間を稼ぐことは引き続き可能にはなったものの、依然として戦況は悪いまま。
 そんな中、より効果的な攻撃手段を見出すべく思考を巡らせていたのは伊黒。
 己の体験から、そして鎹鴉からの報告による時任の最後の戦いの状況から推測し、遂に見付けます。
 「赫刀」の発動条件を。
 おおーーー!!
 これまで不明瞭だった赫刀の発動条件が遂に明らかになりました!!
 これこそが時任ほどの才能は無く、宇髄さんほどの筋力も無い伊黒が柱にまで上り詰めた最大の“強み”だったわけです。
 多大な努力を礎にした、技術と思考力が。 

 そしてやはり伊黒にも「痣」は現れていたんですね、衣服の下に隠れていただけで。
 痣無しであれほどの激闘を続けられたり血毒に耐えられる筈ありませんもの。

 そんな伊黒が見出した赫刀の発動条件は
 死の淵に己を追い詰めてこそ発揮される、万力の握力。
 なるほど。いわゆる[火事場の馬鹿力]というやつですか。
 ・・・面白いですね☆
 ここでも「火」という言葉が関連しています。

 ただ、ここで「万力の握力」とは述べられているものの、痣の発現が前提にあることでしょう。
 でないと説明が付き辛い状況がこれまで何度かありましたし。
 つまり更に赫刀の発動条件を細分化するならば、赫刀の発動に必要なのは「熱」「衝撃(圧力)」になるのでしょうか。
 ・・・なんだか、刀を作る工程と似ていますね。

 

 

 ふう~。
 それにしても主人公が一切登場していないというのに全くダレないこのテンポ感、この情報量。
 読み込めば読み込むほど次々と考察が湧いてきて困ってしまいます。(とか言っときながら笑顔♪)


 さてさて。いよいよ次回は190話ですよ。十の倍数回ですよ。
 果たしてどんな展開が待ち受けているのでしょうか。

 取り敢えず今のところ起こり得る展開は
 ①伊黒が赫刀を用い、戦況打破。
 ②愈史郎によって同じく一時的に解毒できた蜜璃さんが戦線復帰。
 ③ここで再び場面転換。炭治郎の記憶の遺伝の世界へと戻り、そこで衝撃シーンが。

 ・・・う~ん、どれもあり得そう・・・。

 まず間違いないのは①ですよね。
 今回発動させた赫刀で是非とも無惨に一矢報いてもらいたいところです。
 個人的には十二ある無惨の脳と心臓のうちいずれかを切ってくれることを所望。あれらはきっと無惨の急所でしょうから。


 そんな一方で、同期組の現在の動向もずっと気になっていたり。
 一般隊士や「隠」の方々、あまつさえ茶々丸までもがこんなにも頑張ってくれている一方で、彼らは何をしているんだろうという疑問がいよいよ御しきれなくなってきました。
 彼等もまた勝利の為に動いてくれているのは間違いないでしょうが・・・。

 


一年の計は一月にあり。(造語)

2020-01-06 22:30:00 | 日記

 すみません元旦に立てられなくて。(orz)

 去年は体調を崩して散々な年越しとなりましたが、今年は幸いにも体調を崩すことなく、天候も大変良い中で穏やかな年明けを迎えることが出来ました。
 ・・・まあ、身内関係は大変でしたが。

 そんなわけでして、年末に書いた振り返り記事に倣う形で今年の目標を掲げてみたいと思います。

 

【漫画】
 なんといっても、『鬼滅の刃』の感想記事を休まないこと。
 これに尽きます。
 『食戟のソーマ』は途中で情熱を失い挫折してしまった分、この作品だけは絶対に最後まで感想記事を書き貫きたいと思っています。
 既に最終章に入っており2020年中に最終回を迎えてしまうのではないかと噂されている、この『鬼滅の刃』。
 凄くテンポが良い作品だけにそう思われるのも当然でしょうが、私は多分2021年までは続くのではと予想しています。
 柱達の描写は勿論、同期達の活躍もまだ控えていますし・・・なにより。
 まだ明かされていない「あの謎」や「この謎」や「その謎」がまだまだ沢山残っていますから。

 原作感想を書く以上、勿論。
 今年放映予定の劇場版の感想記事も書きますよ♪

 当初私はこの作品の考察記事は書く予定はありませんでした。
 私が敢えて述べずとも、数多のファンの方々が私なんかよりもっとずっと的確で深い考察をしてくださるだろうと思っていましたし。
 ですが・・・。
 ネット界を軽く漂って考察記事を拝読してみたところ。
 何故か私と似た考察はあまり見当たらず☆
 なので、『鬼滅の刃』の考察記事を書くというのも今年の目標に入れたいと思います。
 丁度もうすぐ連載二百回目を迎えますし、その頃にでも・・・
 と思っていたらば

 最新号の扉絵。

やっばーーーい!!!


 こりゃあ大至急書き上げなければ!!

 

【旅行】
 これは残念ですが少し控えめになるかと。
 今年はオリンピックイヤーなので、そこかしこが大変賑やかになりそうなので(汗)。
 ですが今年は父と叔父の喜寿&古希でもあるため、親戚一同での小旅行を計画中だったり。
 今回父がこのような事にはなってしまったものの、頃合いを見てお祝いをしたいと考えています。

 ディズニーの新エリアのオープン等行きたい所は一杯あるのですがね~。
 今年はグッと堪えて、来年に持ち越すつもりです。

 

【ゲーム】
 実は今現在、『ドラゴンクエストⅩⅠ』(スイッチ版)をプレイ中だったりします!
 前々から注目していたゲームでしたが、尊敬しているブロガーさんがプレイなさり始めたのを切っ掛けに私も始めてみました。
 まだ本当に始めたばかりなので何も言えませんが、それでもオープニングの【序曲】で既にちょっと泣きかけてしまったり。
 この懐かしさに似た感覚は『ドラクエ』だからこそでしょうね。

 なので。

 お出掛けは今年は控えると上記したばかりですが、ドラゴンクエストのオーケストラコンサートに行くことにしました♪(←)
 そのコンサートでは作曲家のすぎやまこういちさんもいらっしゃるということなので、存分に堪能したいと思います!

 『ドラクエ』は思い入れは充分あるタイトルなので、プレイ記事を書きたいのは山々なのですが・・・敢えてやめておきます。
 何故なら今春に『ファイナルファンタジーⅦ リメイク』の発売が控えているので。
 出来れば『ドラゴンクエスト』は勿論、中途半端になっている『キングダムハーツ』もプレイ記事を書きたいんですよ。
 ですが情けなくも、『鬼滅の刃』の感想記事だけで手一杯になってしまっているのが現状。
 しかも今年は職場で県全体に渡る部会の担当&司会進行を任されることになり、間違いなく去年の何倍も仕事が忙しくなりそうなので・・・。(それを思うと今から胃が痛い)
 よって、ゲーム面での今年の目標は『ファイナルファンタジーⅦ リメイク』のプレイ記事を書き切る。
 
この一点に絞って頑張りたいと思います。

 

 さて、まずは今週の『鬼滅の刃』の感想記事からですね。
 頑張ります!!

 あ~~~合併号で良かった・・・。(←本音ポロリ)

 


新年のご挨拶。

2020-01-05 23:25:00 | 日記

 三箇日はとうに過ぎてしまいましたが(爆)
 皆様、あけましておめでとうございます。
 2020年という区切りの良い年の幕開けからこんな調子のブログですが、どうか今年もよろしくお願い致します。(m(_ _)m)

 本当は三箇日の間に御挨拶だけでも述べておこうと思ったのですが・・・色々あったものでして。
 そう、色々と。

 元旦から仕事というのもあったのですが・・・

 父が入院しました。

 年末のあの件から、どうも体調が戻らなかった父。(それでも大晦日の夜と元旦の朝は穏やかに過ごせたのですが)
 本当なら年始明けに行きつけのお医者さんに看てもらうつもりだったようですが、大事を取って弟に同伴してもらい、年始でも開いているお医者さんに看てもらったそうです。
 したらば。
 詳しい検査を受けた方がいいと、大きい病院を紹介されることに。
 そこで検査してもらったところ。
 二ヶ所の脳梗塞が発見。
 私はそれを母からの電話で知ったのですが、も~仰天でした。
 あの時の嘔吐は二日酔いじゃなかったんだ・・・。

 でも不幸中の幸いなことに手足のしびれやろれつの回らなさといったような後遺症は無く、手術も必要ないということでした。
 現在は点滴にて脳の血栓を溶かすという方法で治療中で、順調にいけば今月中には退院できる見込みとのこと。
 あ~~~最悪な年始にならなくて本当に良かったです。(( -.-) =з) 
          ↑
 (あれ?この台詞去年も言ったような?)

 

 まあそんなわけでして、この三箇日は父のお見舞いに行ったりと、なんか今までで一番お正月感を感じることが出来ませんでした。
 ・・・と、言うほどでもないかな?
 紅白は家族で見られたし(『紅蓮華』もあったのでバッチリ録画!)、お正月セールで納得できるビジネススーツも買えたし(お母さん付き合ってくれてありがとー)、母と共に箱根駅伝を応援できたりしましたから(応援していた大学がシード枠の十位以内に入ってくれて、母と共に拍手)。

 ・・・なのに、この漠然とした不満感は一体何故でしょう?
 ・・・(考えてみた)・・・。

 は!そうか!まだお餅を食べていないからだ!!(核爆)