『ソーマ』の感想記事を休止した途端、一気に『キングダムハーツ』のプレイ記事を書ける時間が確保できてます。
それだけ私、『ソーマ』に時間も熱意も傾けていたんだなあ~・・・。
・・・複雑。(--。)
さて、今日も今日とてソラ達は新たな世界を目指し、グミシップで星の大海を飛行中。
するとそこへ。
!?
突然ソラ達の前に現れた怪物は「モンストロ」。
星の大海に生息している巨大クジラでした。
回避しようとするソラ達でしたが、敢え無くモンストロに・・・
それは遠い日の記憶―――
怪物のような奇妙な音がするという洞窟へ探検に行くソラとリク。
少し不安げにもとれるリクの言葉に、自信をもって大丈夫と言うソラ。二人でなら。
(この当時は、ソラはまだあのペンダントを付けていないんですね・・・)
いざ洞窟に入ってみると・・・
謎の音の原因は、洞窟に吹き込む風の音でした。
何だか[ディープジャングル]の洞窟の時と似た話ですね。
怪物はいませんでしたが、代わりに見つけたのは
「あの」扉。
落書きが全く無い事から見て、あの洞窟を、あの扉を最初に見つけたのはソラとリクだったんですね。
期待していたようなものは無く、ガッカリするソラに言うリク。
幼少時のリクかわいいな~・・・。ソラよりもかわいいような気が
なるほど・・・。
この時に二人は約束していたのでしたか。
一緒に島から出ようと。
一緒に冒険をしようと。
でも。
島から出たのはあんな形になってしまい。
しかもソラは既に他の仲間達と冒険してしまっていたわけで。
本当に幼かったこともあって、ソラは軽い気持ちで頷いたのでしょう。
でも、元々しっかり者だったこともあって、リクにとってはその約束は真剣なものだったんですね・・・。
え?その子って・・・。
気が付くソラ。
どうやらモンストロに呑み込まれた時に気を失っていたみたいです。
※ちなみに足元の宝箱は取れません。残念ながら。
ナイス天気予報(笑)。
そんなお天気(笑)の犯人は誰かというと
キノピオ!・・・じゃないピノキオ!(爆)
これにはジミニーも出てきてビックリ。
っていうか、ピノキオは[トラウ゛ァースタウン]にいた筈では?
ですがピノキオはグミブロックを持って立ち去ってしまいます。
う~んマイペース★
ここで表示されるワールドロゴ。
どうやら今回はこの『ピノキオ』の世界の延長線[モンストロ]を冒険することになりそうです。
こんな世界もあるんですね~☆
ピノキオを追いかけるソラ達。
現れ方・・・(苦笑)。
そこにはゼペットお爺さんもいました。
ピノキオが宝箱を漁っていたのは、グミブロックを使ってここから脱出しようとしていたからでした。
ふむ・・・。
ということは、ピノキオもグミシップに乗って[トラウ゛ァースタウン]からここまでやってきたのでしょうか?
気になるのは、一体誰がピノキオにそれを教えたのかということ。
シドあたりかな?いやでもシドなら、ピノキオ一人で危ない事はさせないような気がします。
そもそも[トラウ゛ァースタウン]で会った時も、欲しいものは我慢せずに奪えばいいなんていうとんでもないことを誰かから教えられていたみたいですし・・・。
ここらあたりの謎も今後のシリーズで明かされる時が来るのでしょうか?
ソラとゼペットお爺さんが話している最中、ふと人影を見付けるピノキオ。
・・・!!
あの後姿は・・・!
ゼペットお爺さんが振り返った時には既に、ピノキオは人影を追ってモンストロの奥へ・・・。
セペットお爺さんも好奇心旺盛なピノキオには手を焼いているようですね。
でもそれ以上に、ピノキオをとても大切に想っているわけですが。(^^)
あ。この金魚さん覚えてます。懐かしいな。
実はこの『ピノキオ』という作品は、個人的にほんのちょっぴり思い入れがあるんですよね。
『キングダムハーツ』に出会うまでディズニー作品にはほとんど触れてこなかった私ですが、とても幼い時に唯一持っていたディズニーの絵本が『ピノキオ』だったんですよ。
私がねだった覚えは全然ないので、多分家族が買い与えてくれたのでしょう。
当時はブルー・フェアリーの魔法が印象的でしたが、それと同時に、この金魚さん(お名前はクレオというそうです)もな~んか印象的だったんですよね~。
・・・なんでだろ?(笑)
ピノキオを連れ戻すためソラ達もモンストロの奥へ。
ピノキオを軽くたしなめて、ソラは引き返そうとします。
そこに掛かる声。
は?💢
思いもしない場所での再会に驚くソラ。
問いただすものの、リクははぐらかして全くまともに応えてくれないままピノキオを連れ去ってしまいました。
仕方ありません。
リクを追いかけて、ピノキオを返してもらわなければ。
で・す・が。
実はここ[モンストロ]は、今作中でもトップクラスで迷いやすいワールドだったり。
私も初プレイの時はどんだけ苦労したか・・・。(遠い目)
迷わずに進むためのカギは、出入り口の色。
出入り口は青や紫といった風に微妙に色が変わっていくのですが、正規ルートへの入り口は緑色にもなっています。
↑
普通の出入り口
↑
正規ルートへの道
これさえ覚えていれば、迷ってしまう危険性は低いかと。
さて、それでは行く手を阻むハートレスをボコりながら(←言い方)進むとしましょうか。
ソラをやたらと挑発していたリクでしたが、マレフィセントはリクの本心を見抜いていました。
あ、なるほど。
あの態度はソラの気を引きたいという気持ちの裏返しだったわけね。
子供か。(いや子供だけど)
ジャファーにも忠告していた闇の危険性を、マレフィセントはリクにも。
リクはムキになって自分は大丈夫だと言いますが・・・
そう言う子ほど危ないんですけどねえ~~~。
マレフィセントが去り、再び一人になったリク。
あれ?そういえばピノキオはいないの?
・・・と思ったら横切って行きました☆
なんだ一緒じゃなかったんだ。
っていうかピノキオをフリーにしてたの?
なんか中途半端な扱いですね。
そこにピノキオを追いかけてきたソラ達も登場。
ごもっとも!!
ですが逆に言い返されるソラ。
本当にカイリを助ける気があるのかと。
カイリを助けるために闇の勢力に加担までしたリクからしてみれば、仲間達と明るく旅をしているソラの行動には真剣さが感じられない模様。
何言ってんの!!
元々ソラが旅立つことを決心したのはキミとカイリを探し出すためだったんだぞ!!
だから様々な世界を渡っているんでしょうが!!
それにキーブレードを振るっているのは世界を助けるため!
出会った人達を助けるためだってのに!
つまり、カイリを助けるためなら手段を問わないという考えになってしまっているのがリク。
対して、カイリだけでなく他の全ても助けようとしているのがソラなわけですね。
とそこへ、ピノキオの悲鳴が。
何事かと思ったら。
あちゃ~~~。
ゼペットお爺さんの言いつけを守らなかったからだよ、と言いたいのは山々ですが助けなければ。
ここでリクはソラに、倒せるか聞いてくるのですが・・・
ソラ、キミってばホントいい子。
リクがあれほど嫌味を言ってきても尚、真っ直ぐに信用してくれてるなんて。
このシーンは冒頭の回想シーンを彷彿とさせていますね。
あの頃と変わっていないソラ。
対してリクは・・・。
このパラサイトケイジとのバトルはリクも参加してくれるのですが・・・
ぜんぜん戦力にならないのであしからず。(おまけに離れた所でムカつくこと言ってくるし。💢)
パラサイトケイジはピノキオを吐き出し、一時撤退。
その際にピノキオは床穴へ落ちていってしまいました。
すかさずリクもピノキオを追い床穴へ。
続けてソラ達も床穴へ入ってみると・・・
そこは最初のエリアの、ゼペットお爺さんがいた船でした。
ピノキオを返してと懇願するゼペットお爺さん。
ですがリクは聞き入れようとしません。
人形の身でありながら心を持つピノキオはとても珍しい存在。
ピノキオのことを調べれば、心を無くした者を復活させる手掛かりを得られるかもしれないとリクは考えていたのでした。
珍しい存在、ひいては「特別な存在」・・・ですか。
その「特別さ」故に利用されたり捕らえられたりしてしまうというのは、もはや宿命とさえ言えますね。
「心を無くした者」と聞き、直感するソラ。(鋭い)
ですがリクは「お前には関係ない」なんて冷たい事を言い、去ってしまいます。
なんでそうなる。
なんかどんどんリクのソラへの態度が酷くなってきてません?💢
リクが去ると、ゼペットお爺さんが後で調べようとしまっておいたという宝箱が出現します。
その中身は、アビリティ【ハイジャンプ】!
お~これは有難い☆
これで今まで届かなかった場所にも行けるようになりました。
ちなみにここのエリアの宝箱には、召喚石「水のかがやき」もあります。
これを入手した後[トラウ゛ァースタウン]にいるフェアリー・ゴッドマザーにお願いすれば、召喚獣「ダンボ」が使えるように。(ということはダンボの世界も崩壊してしまったのね(><。))
こう言われたからには、必ずやゼペットお爺さんの“光”を取り戻さなければ。
では準備を整え、早速【ハイジャンプ】を使ってリクを追うとしましょう。
ここも上に進む毎に敵がわんさと現れて、下に落とされちゃうんだよな~。(-"-)
注:グーフィーが飛び蹴りしているわけではありません。
ようやくリクに追いついたソラ達。
そこはモンストロの胃袋でした。
パラサイトケイジに捕らえられてしまっていたせいか、ピノキオはぐったりしていて動きません。まるでただの人形に戻ってしまったかのように。
一緒にカイリを助けようとソラを誘うリク。
ついさっき「関係ない」と突き放しておきながら。
ソラに差し出される手。
[デスティニーアイランド]での「あの時」は、ソラは必死にリクの手を取ろうとしていましたっけね・・・。
リクと一緒にカイリを助ける。
本来なら、ソラは二つ返事でこの提案を受けていたことでしょう。
でも。
ここのソラの言葉はとても大事なことであると同時に、とてもソラらしい言葉だと思います。
ソラの正義感の強さと、親友だからこそリクと正面から対峙するという、ソラの真っ直ぐさがよく表れているなあ、と。
この言葉は物語後半で語られる、「キングダムハーツにおける最も重要な言葉」の派生形とさえ言えるかもしれません。
ピノキオに駆け寄るジミニー。
すると、ソラの言葉を立証するかのようにピノキオは元気を取り戻します。
ここらが巧いですよね~。
ピノキオの弱音を“嘘”として鼻が伸びるというのが。
そして。
ジミニーというピノキオの「良心」が傍にいてくれたことによってピノキオの心が復活したというのもまた、非常に意味深いことです。
どんなに小さくても。脆弱だとしても。
誰かの存在が、他の誰かの「心」となる。
このファクターは最も重要な鍵の一つとして、今後のシリーズでも取り上げられていくと思っています。
そんなピノキオとジミニーの絆を目の当たりにし、僅かに躊躇するリク。
そこにさっき倒したパラサイトケイジが乱入。
あーもー!これがホントのお邪魔虫ってやつですか!寄生虫だけに!(←)
そのドサクサに紛れてリクは去ってしまいます。
あー!!もー!!
そんなわけでパラサイトケイジとの二戦目開始です。
場所が「胃袋」なためパラサイトケイジの周辺には胃酸があり、触れるとダメージを受けてしまいますが常に動き回っていれば大丈夫。
離れて戦おうとすると厄介な毒攻撃を放ってくるのでご注意を。
こうして今度こそ、無事撃退。
時の魔法【ストップ】もゲットです☆
パラサイトケイジを倒した影響か、激しく揺れるモンストロの体内。
[アグラバー]の時と同様に、ここでもソラ達は退避を余儀なくされます。
ソラがどんなに呼んでも、リクからの返事は無いままに―――
時は少し遡り。
カイリが見付かったという報告を受け、カイリのもとに向かったリク。
でも・・・。
カイリは心を失い、物言わぬ人形のような状態になってしまっていました。
リクが何度も「人形」と言っていたのはこのせいだったのですね。
でも・・・リクは気付いているのでしょうか?
「心を失った人形」となったピノキオの為に戦おうとするソラをリクは嘲笑いましたが、それはカイリをも嘲笑っているのと同義だということに。
明らかにリクは見失ってしまっていますね・・・大切なものを・・・。
思い詰めた面持ちで、マレフィセントにカイリを助ける方法を尋ねるリク。
そもそもこの時点で尋ねる相手を間違えているんだよな~・・・。
それだけ追い詰められているという事なんでしょうけど。
その方法を探す手段として、マレフィセントは「セブンプリンセス」を集めることを教えます。
「セブンプリンセス」が揃えば「世界の心」への扉が開き、その「世界の心」は知の宝庫であるため、カイリの心を取り戻す方法も必ず見付かるだろうと。
そして。
その際に、リクはマレフィセントから「力」を与えられるのでした。
ハートレスを操る力・・・すなわち闇の力を。
リクの態度が冷たかったのは、これも一因にあったのかも。
ですが、ここの会話の中には一つ間違いがあります。
カイリが心を失ったのはハートレスに心を喰われたためとマレフィセントは話していましたが・・・
ハートレスに心を喰われた者は、自身もハートレス化してしまうんじゃありませんでしたっけ?
時は戻り。
モンストロはくしゃみをひとつ。
それに乗じて脱出に成功するソラ達。
ですが、混乱に紛れてしまいピノキオやゼペットお爺さんとははぐれてしまいました。
二人の事も勿論心配だったでしょうが、ソラにとって、この時一番気掛かりだったのは・・・
ソラとリク。
二人が違う道を歩むことに決定打が打たれてしまった今回の冒険でした。
色々と後味は悪いものの・・・今は先へと進みましょう。
今回がちょっと重い話だったこともありますし、気分転換も兼ねて泳ぎに行くことにしましょうか。
はい、そういうわけで次回は「海の世界」へ行きたいと思います。
それではまた!