あまぐりころころ

主に漫画やゲーム等の感想や考察を。
時に旅行記等も交えながらの、のんびりのほほんブログ。

『食戟のソーマ』第302話感想

2019-03-16 23:30:00 | 食戟のソーマ

~今日のネコトモ~

 さて、今日はタルトちゃんとスフレちゃんがどんな子なのかを、簡単にですがご紹介。

 

タルトちゃんは明るく活発。
元気すぎて時々やんちゃをやらかしてしまうことも(苦笑)。
でも勇敢で行動力のある子です。

 

 

スフレちゃんは大人しくておしとやか。
そして結構な怖がりさん(苦笑)。
でも家庭的で、勉強家な一面も。

 

 いうなればタルトちゃんは自由奔放タイプで、スフレちゃんは優等生タイプ。
 でも二匹とも優しくて素直な本当に良い子です。(^^)

 そんなとても純真な二匹なのですが・・・。
 時折、言葉の端々に“影”を感じることが・・・。

 

 

 

 

 週刊少年ジャンプ2019年15号掲載
 第302話 【魔手爪牙】

 

 

 今回は恵がメインのお話だけあって、全体に渡って恵の描写に気合が入っていましたね。
 佐伯先生は本当に正直な方です(苦笑)。


 朝陽とえりなの会話を偶然聞き、その不穏さに危惧する恵。
 そんな恵が取った行動は、朝陽への食戟の申し込みでした。
 提示した条件は、これ以上えりなに言い寄らないこと。

 
これまでなら、こうやってえりなを守る役割は新戸が担ってきましたよね。
 それを今回は恵が務めることに。
 でもこれは非常に必然的な事だったと思います。
 新戸はこれまで徹底してえりなを守ってきましたが、昔の記念記事でも述べた通り、その根源にあるのはえりなへの敬愛や憧れだけでなく母性愛もありました。
 そして恵もまた、新戸に負けないほど大きな母性を持っているキャラクターなわけですから。

 真凪の登場によって表へと出てきた「母親」という最重要ファクター。
 今回の展開もそのファクターを汲み上げているのでしょう。

 まあ、新戸ファンにとってはなんで今まで通り新戸が務めないのかと非常に残念なところでしょうがね(苦笑)。
 でもそこは第52話冒頭の繰り返しを防ぐため、ということで。



 それにしても、食戟が成立するには両者の合意だけでなく認定員も必要じゃないんでしたっけ?
 これじゃ単なる口約束です。
 あ、そっか☆
 食戟の条件なんてとっくの昔に破綻してましたね。┐(--)┌ 


 

 ちなみに。
 対戦相手だった仮面男(もはや名前を覚える気さえ無い)の異能?のくだりは完全に流し読みしちゃったり★
 実際、単なるハッタリで終わりましたしね。

 まあでも、今回のサブタイトルとの絡め具合は中々凝っていたかと。
 「魔手」の意味は心を惑わしたり危害を加えたりして人を破滅に導く手段の例え。これが指しているのは間違いなく朝陽。
 「爪牙」は勿論仮面男(名前覚えなさいって)の料理道具を指しているわけですが、それだけではなく、「爪牙」という言葉には主君の手足となって働く家臣という意味もあるそうで。
 仮面男(だから名前以下略)と朝陽との関係性まで含まれてあったこのサブタイの巧妙さには素直に感心させられました。



 そういうわけで一瞬で決着が付いた戦いでしたが、恵のコスプレが何だったのかは皆目見当が付かず。
 中国関連に詳しい誰か~解説お願いしま~す。(他人任せ)
 でも鞭?で倒していたのは恵らしいしなやかな強さが表現出来ていたかな、と。(^^)


 それにしてもここ最近、調理関係のシーンが立て続けにカットされている印象が。
 テンポを優先しているのかもしれませんが、これまではどんなモブ敵との戦いでも、作った料理がちゃんと描かれてきたというのに・・・。
 ただでさえ異能云々で方向性が怪しくなりつつあるのですから、せめて料理自体はしっかり描いてもらいたいものです。


 

 かくして、頑張った恵は朝陽との勝負権を見事獲得します。
 ああ、でも・・・。
 残念極まりない事ですが、まず間違いなく朝陽の毒牙にかかってしまうことでしょう。(><|||)


 これまで戦ってきた料理人達の包丁(料理道具)を奪っていた朝陽。
 これは一見かつての美作と同じやり口に見えますが
 とんでもない。
 大違いです。

 美作は奪った包丁を一個一個きちんとケースに保管しておき、その几帳面な性格もあって手入れもちゃんとしてくれていました。
 ですが朝陽はなんですか。
 全ての包丁を無造作に、トランクに一緒くたに入れているというなんとも粗雑な扱い。
 この事から、朝陽は道具に対する誇りや愛着が一切無いのが優に知れます。
 朝陽にとって調理道具は、己の力を高めるための「道具」でしかないのですね。


 手下が勝てば邪魔者がいなくなる。手下が負ければその道具で自分の力が更に増す。
 つまりどっちに転んでも朝陽にとっては利得になる訳ですか。





 そんなこんなで、その実態判明からずっと仰々しく描かれている朝陽の異能?ですが・・・

 そーーーんなもの、ずっとずっと前から当たり前に使っている人物がいるんですけど?


 それは他ならぬ創真。

 創真はとうの昔から、勝負相手からその考え方や特技を「学習」という形で吸収し、そして「応用」という形でその学んだファクターを掛け合わせてきたんですけども?

 なので、どんなに朝陽の力が仰々しく描かれようが、私にとっては創真の二番煎じにしか見えません。
 おそらく附田&佐伯先生もそこは意図して描いているのでしょう。
 朝陽の異能?を特別な才として持ち上げれば持ち上げる程、それを至って自然に実践してきた創真との対比が明白になりますものね。

 ・・・ああ、そうか・・・。

 この点もまた、この作品の最大のテーマである「出会い」と関係してきますね。

 創真は戦ってきた相手との「出会い」をちゃんと己の糧にして成長を続けてきました。
 ですが朝陽は「出会い」を糧にせず、人ではなく道具からしか力を得てこなかったわけですから。





 今回の展開を目にして、思い浮かんだ予想が一つ。
 それについては次回語りたいと思います。


『食戟のソーマ』第301話感想

2019-03-08 01:00:00 | 食戟のソーマ

~今日のネコトモ~

 今回はスフレちゃんとの馴れ初め・・・じゃなくって、出会いのお話です。

 タルトちゃんをお家にお迎えしてしばらくした頃・・・

タルトちゃんと同じくお庭に現れたのが、スフレちゃん。


 

タルトちゃんの時は私(プレイヤー)の方から寄っていきましたが、スフレちゃんは自分から近づいてきてくれました。


 

もじもじとご挨拶してきたスフレちゃん。
そんなところが小花のように可愛らしい子でした。(^^)

 

 

 

 ここのところビミョ~に忙しかったため書けなかった、『食戟のソーマ』の感想。(この前のKH記事は勢いに任せただけ/爆)
 本当は創真とタクミのコンビや料理について語りたかったのですが、それはまたの機会にという事で・・・すみません。

 なにはともあれ。

 『食戟のソーマ』連載300回突破おめでとうございま―――す!!

 以上!(え)

 いや大変申し訳ない話なのですが、当の第300話については語りたいこともツッコみたいことも特に無いんですもの。
 [ブックマスター]についても、まんま私の予想通りでしたし。
 まあ、マロ眉は流石に予想外でしたが。(どうしてそうなった佐伯先生よ)

 

 

 

 週刊少年ジャンプ2019年14号掲載
 第301話 【氷の魔女】

 

 正直言って、今回も特にワクワクしたり、熱くなったりするような面白みは感じられませんでした。
 ですが。
 それとはまた違った側面で、今回の話は「語りたい」と強く思わされましたね。

 

 自身もまた[神の舌]の持ち主だった真凪。
 そんな真凪は、かつてのえりなと同様に・・・いや多分それ以上に“味”というものに絶望してしまい、食事をすることを断ってしまったのですか。
 その結果、点滴で栄養補給をしていると。
 作中ではユーモア風に描かれていますが、私としてはここのシーンは全然笑えませんでした。

 何度も言いますよ。

 何度も言いますとも。


 私にとって

「食べる」ということは「生きる」ということです。 



 その「食べる」という行為を放棄し、点滴という医療手段で栄養を補給している真凪の姿は
 「死」に向かう姿にしか見えませんでした。

 

 ・・・なるほど。

 こうやって繋げてきましたか。
 えりなの母親と。
 創真の母親を。


 まだ存命ではあるものの「食べる」ことを拒否し、娘にも一切期待せず自ら命を削っている真凪。
 そんな母親に、料理と共に自分を認めさせたいえりな。

 対して、既に他界している創真の母親。
 そんな母親に、創真は自分の料理を食べてもらうことはもう叶いません。
 だからこそ・・・。

 この真凪の姿を見て私が感じたことは、第284話を読んだ時とよく似ています。
 ここと重ねるためにああいった課題を『BLUE』の最初の試練にしたのかもしれませんね。

 

 ちなみに。
 真凪の「味に対する絶望」の原因がもし薊だったりしたら、この作品のテーマ的に興味深いですね。
 もともと料理の腕を見初められて薊は真凪と結婚したわけですが・・・。
 もしや愛する人の料理に満足できなくなってしまったことが、真凪を絶望のどん底に落としてしまった・・・とかいう理由だったりして☆
 そして薊の方もそういった理由で真凪が自分から離れてしまった事により、自分に絶対服従という洗脳教育をえりなに施すに至ってしまった・・・とかいう背景があったなら、あの逸脱した言動の理由が立つんじゃないかな、と。
 ま、今のこの作品がそれだけの整合性を用意してくれているかは非常に怪しいところなのですが。


 

 そんでもって。
 つくづく駄目な子ですね。えりなは。
 ま~~~た料理人として(個人的には人として)最低な行為を繰り返すとは。
 しかも。
 今回は薊の洗脳とは無関係な自発的行動だったのですから、尚更失望です。
 例え99.9%の読者が彼女を好きと答えようとも、私はやっぱり好きになれません。

 ほんっと分かってませんよね、えりなは。
 料理を捨てるという事は、食材の生産者や運搬者といった多くの方々だけでなく
 料理を作った本人をも無下にしているということに。

 

 

 ・・・さて。
 最終章(の筈)であるここにきて、ようやく私が最重要視しているファクターである「母親」と、この章の裏テーマと考えている「命」が結びつきました。
 あと気になるのは、この作品の最大のテーマである「自分の料理の全てを捧げたいと思える相手との出会い」。

 このテーマに一応準じているのは朝陽ですよね。今のところ。
 肝心の創真とえりなはこれについては全くの無頓着なわけですが、果たしてどうやってそのテーマにきちんと向き合うことになるのでしょうか。
 私としては、そこで鍵になるのが恵と考えていますけども。

 今回の真凪の件によって、久々にえりなに露わになったファクターがありますね。
 それは「欲しがる」ということ。母親からの認知を。母親の愛情を。
 そして朝陽はその異能?の通り、「奪う」人物。
 そしてそして。
 創真は「与える」人物。

 もはや優勝を争うのはこの三人で間違いなし。
 彼らそれぞれのファクターが、上に挙げた三つのキーワードとどう絡んでくるのかが気になるところです。

 


い・・・!

2019-03-05 23:50:00 | 日記

 いいい。

 いいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい・・・

 

 

 

 

 

 

ぃやったーーー!!!!!

 

 

 

 

 

 

 今春開催されるキングダムハーツコンサート『KINGDOM HEARTS Orchestra -World of Tres 』に当選しましたーーー!!!!!

(T)☆)

 

 

 

 ディズニーアンバサダーホテルのKHスペシャルルームは逃してしまった分、これだけは絶対に絶対に行きたかったんです。
 当選画面を目にした瞬間万歳三唱でした。(実話)

 うっわ嬉しいホント嬉しいこれで今年の運使い切っちゃったかもしれないけどそれでも構わない。
 早めに申請してその日は休暇を貰わなくちゃ・・・!
 新幹線のチケットも早く確保しておかないと・・・!
 一体何着て行こう?
 そうそう、前回同様に双眼鏡も持って行かなくっちゃ!
 と、今からもう春が待ち遠しくて堪りません。

 

 今日は職場で研修発表をしなければならなかったり、それだけならまだしも上司の都合のため本当に急に会議の司会進行を務めることになったりでめっちゃ経験値を獲得した日だったのですが(苦笑)、一日の最後に贈られたこの報のお陰で疲れが宇宙の彼方へ吹き飛んでいきました。

 神様ありがとう愛してる・・・!