あまぐりころころ

主に漫画やゲーム等の感想や考察を。
時に旅行記等も交えながらの、のんびりのほほんブログ。

祝!!一周年!! & 『食戟のソーマ』第68話感想

2014-05-05 19:00:00 | 食戟のソーマ

 どうもこんばんわ!
 本日5日5日をもちまして、ブログ『あまぐりころころ』は無事一周年を迎えることが出来ました!!
 初めてのブログに右往左往しながらかれこれ1年。
 至らない点も多く、更新もマメとは言えないこのブログを何とか続けることができたのも、ひとえに来訪してくださる皆様のお陰です。
 本当に、心から感謝申し上げます。
 そしてこれからも、このブログをどうか宜しくお願いいたします。

 無事一周年を迎えたこのブログ。
 何処にもリンクを繋げていないこんな絶海の孤島に、いつしか予想以上に多くの方が来訪してくださるようになりました。
 感謝を込めて、何か出来ることは無いかと考えたものの、特に思いつかず。(^^;A)
 苦し紛れにアクセス解析を調べてみたところ・・・。
 このブログって、意外と単行本感想をご覧になってくださる方が多いんですね~。(あと、ディズニー旅行記)
 なのに全然更新せず、申し訳ない・・・。

 という事で、ブログ開設一周年記念という事で単行本感想をUPしたいと思います!!
 一つだけじゃいつもの更新と変わらないので、一気に二つ!!
  と言いたいのですが…。
 [HTMLエディター]で下書きしてあるので、もしブログの機嫌が悪かったらUP出来ない可能性があるんですよね・・・。(-"-;)
 もしUPされていなかったら、ブログの機嫌が悪かったと、どうか察してくださいますようお願いします。(それでもなんとか宥めすかして、早めにUP出来るよう頑張りますが)



 とりあえず、今回の本誌感想からいってみましょう!
 今回はジャンプ表紙についても。



 週刊少年ジャンプ2014年22・23合併号掲載。
 掲載順第2位。
 第68話 【「港町」の決戦】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 今週号のジャンプ表紙。



狙ってますよね?絶対。



 狙ってる狙いすぎる狙ってるに違いない。

天使再来とかなんのご褒美ですか。



 店内でマジで変な声出そうになりました(核爆)。

 砂のお城のなんと立派なこと・・・!
 小さい頃から器用だったのね創真ちゃんv








 それでは本編の感想へ。

 恵VS黒木場の対決となった、 秋の選抜一回戦第二試合!!
 お題はラーメン!!


 どうやら今年の選抜のお題は、審査員の方々からみてもかなりの難題の模様。
 確かに・・・。
 カレーに始まり、お弁当も、そしてラーメンも、滅茶苦茶奥深い料理ですものね。
 そんなラーメンの奥深さやかかる手間は、一介の学生では到底手に負えないとのこと。
 うわあ・・・(汗)。
 でもそうですよね。
 麺だけでも手打ち麺か、細麺か太麺か、もしくはちぢれ麺かストレート麺か。勿論麺に使う材料云々もあるし。
 おまけにスープは基本味だけでも味噌・塩・醤油に豚骨。出汁は鰹ベースか鶏ガラか、もしくは煮干しや昆布ベースか。
 他にもトッピングも相性を考えなければならないし・・・。
 ~~~~~・・・。(オーバーフロー)



 調理開始となり、黒木場は魚のアラから魚介ベースの出汁を作成。
 カサゴや、穴子、へ~ヒラメも出汁に・・・!
 ・・・でも、ホウボウって何?

 ※ホウボウ・・・胸ビレの脚のような部位を動かして海底を歩いているように見えることから、「“方々”歩き回る」が名前の語源になったと言われる。
          浮き袋でグーグーと音を出して鳴くことができ、この鳴き声から名付けられたという説もある。
          頭が大きく、尾の方に行くに従って細くなるという円錐形の体型をしている、最大で40センチ程の海水魚。
          白身で旨味と歯ごたえのある美味な魚であり、アラからは良い出汁がとれる。
          浮き袋も食用にでき、刺身、唐揚げ、煮付け、焼き物、干物など、多種多様の料理に使える。            

 その出汁から漂ってくる風味に、早くも興奮する審査員のお爺ちゃま。
 そろそろお名前教えてくださーい。
 お名前で呼びたいでーす。



 黒木場の出汁が魚介系だったことから、前日の運営本部でのことを思い返す恵。





 今回のラーメン対決では、麺は運営側が準備してくださるそうで。
 第一試合での弁当対決の時も色々なお弁当を用意してくれていたし、やはり今回はテーマが難題な分、運営側もある程度サポートしてくれるようですね。
 ちなみに「グルテン」という言葉がサラリと出ていますが・・・。
 これも一応専門用語ですので、簡単に説明させて頂きます。

 ※グルテン・・・タンパク質の一種。
          麺やパンのモチモチ感やコシはこのグルテンの働きによるもの。
          小麦粉は、グルテンの含有量が多い順から強力粉、中力粉、薄力粉と分類されている。
          パン等の粘りを必要とする料理には強力粉、お菓子や天ぷら等サクサク感を必要とする料理には薄力粉が用いられている。
          中華麺には一般的に強力粉を使用。


 多種類用意されていた麺。
 黒木場は、そこから幅広タイプの麺を即決させます。
 なんと瞬時に自分の作るラーメンが決まった模様。

 一方の恵は何も決まらぬまま、極星寮へと戻ることに。



 麺は運営側が準備してくれるため、スープについて考える恵。
 ・・・う~ん、私から言わせれば、麺の試供品のような物が欲しかったですね~。
 いくら太さや形状が選択できるとはいえ、やはり「実物」を通してでないと、スープやトッピングと完全に合うラーメンは作れないと思うのですが・・・。

 黒木場が幅広タイプの麺を選んだことから、濃厚なスープを出してくるのではと恵は推測します。
 ならば、自分もそれに負けないような強い味を作ろうとしますが・・・。
 う~~~ん!それは恵の料理らしくないな~!
 「強さ」には「強さ」を、というやり方は、少なくとも恵には合わないと思いますよ?

 というわけで、試作を重ねてみるものの、やっぱり味がまとまらず。
 ラーメンのスープを構成している3つの要素「出汁」「タレ」「香味油や香辛料」。
 濃いスープにしようとすると、それらがどうしても噛み合わなくなってしまうようです。
 シンプルなようで恐ろしく奥深い。それがラーメン。
 とある有名店のスープへの取り組みが書かれておりましたが、そんな超ハードな取り組みも、その世界ではもはや当たり前と言ってもいいレベルなのでしょうね。
 テレビなどのレポートを見る限りでも、素材や作り方への徹底的なこだわり、閉店後は明日の営業のためのスープの仕込みを深夜まで、もしくは納得できない仕上がりになってしまった場合は全て廃棄、もしくは開店しないなど、想像を絶するプロフェッショナルな世界ですもの・・・。

 行き詰まってしまった恵。
 そこに、実家から小包が。
 それには母親からの応援の手紙と、地元の食材が入っていました。
 そこから、恵は何かスープの手掛かりを見つけだした模様です。



 そうしてスープの方向性も決まり、仕込みの目途が立った頃、自分の勝負料理「のり弁」の試作の為の食材を買ってきた創真と遭遇します。
 なんかここの創真良いな~~~。
 決めシーンなどではない、ごくごくさり気ない日常的な姿なんだけど、な~んか目を惹かれるんです。
 コマがやや大きめだからという以上に、ここの創真バランスがとても良いんですよね。
 格好良さと可愛さと綺麗さの。
 さり気ない仕草や姿をも魅力あるものとして描いてくださる佐伯先生の画力には、今更ながら尊敬させられます。
 よりハイクオリティな作画の模索としてでしょうが、唐揚げ編や第60話付近では絵柄が結構変化しましたが、やはり私はこれぐらいのバランスが一番好きですね。

 薬局に行っていた創真に、なんで?と目が点な恵ちゃん。
 そりゃ創真の具合が悪いからだろ!!!
 
大丈夫創真!?!?だから無茶はするなとあれほど●×▲■・・・
 というわけではなく。
 
創真流分子料理の材料を買っていたんですよね。

 これから試作に入る創真に対し、恵は早々に寝ると聞き、今度は創真が目が点(笑)。
 ほんのひと月ほど前は、全然寝付けずにフラフラになっちゃってたのにねえ~。
 ほんと、成長したものです。
 恵から始まった回想が、創真で終わる形も良いですね。
 二人の“繋がり”を感じます。(^^)





 恵の選んだスープ。
 それは、母親が送ってくれた乾物の帆立貝柱から出汁を取った、魚介系スープ!! 
 
同じ魚介系スープではあるものの、濃厚な黒木場のスープに対し、恵は淡麗スープを選択したのでした。
 帆立なんかで濃厚スープのインパクトと張り合えるのか?とざわめく観衆達。
 アンタら帆立の出汁の美味しさ知らないの!?
 帆立からはめっちゃくちゃ美味しい出汁が出るというのに!!
 うわこれは既に食べてみたいと思わせてくれますね~。
 ああもう審査員の方々が羨ましい!(><)



 港町出身の恵なら、海産物を相当理解しているはず・・・と話す吉野ら極星メンバーの所へ、ひょっこり現れたアリス。
 切り替え早いな!!
 
ついさっき屈辱を味わされた創真とも普通に会話しちゃってます。
 アリスの良い所また発見♪
 この子とってもさっぱりした付き合いやすい子ですね。(^^)
 同じ薙切一族でも、いつまでも根に持つどっかの誰かとは雲泥の違いです。

 吉野お手製の応援グッズに興味を持ってやってきたアリス。
 まさか「あの」うちわがこんな効果を引き起こすとは・・・日本の神秘恐るべし☆
 
でも。
 自慢げな吉野をナチュラルにスルーする創真さんとアリスちゃん(苦笑)。

 恵と同じ港町育ちだった黒木場。
 どうやら創真の慧眼は、何かを捉えた模様。
 果たして何に気付いたのでしょうか・・・?

 そんな中オマール海老と甘エビの殻を大量に出してきた黒木場。
 何をするかと思いきや、
 豪快に粉砕☆(ここのコマ完全にバトル漫画/汗)
 野暮なツッコミ入れていいですか黒木場サン?
 ビニール袋に入れて砕かないと、無駄に周りに飛び散るよ?(爆)

 さらに細かく殻を砕いていく黒木場。
 そんな彼の姿を観戦しながら、アリスは思い出していました―――





 アリスが北欧に渡ってからしばらくした頃。
 研究員達の世間話から興味を持ち、漁港の酒場街にあるという人気店へと一人で行ってしまったアリス。
 純粋培養のお嬢様がそんな物騒な所へ・・・(汗)。
 世間知らずって時に厄介。

 そして店を訪れたアリスでしたが、あいにく休憩時間で店員一人以外誰も店には居ませんでした。(運が良かったネ☆)
 それなら開店するまで店内で待たせてもらおうと、勝手に店内に入るアリス。
 う~ん、やはり当時からマイペースっ子でしたか。(^^;)
 そんでもって「汚いお店!」という発言は分からないよう、ちゃっかり日本語で言っとる。(^^;A)

 そんなアリスを強引に引き止めた店員。

 「勝手な事はさせねぇ この店のシェフは 俺だ」

 それがアリスと黒木場の出会いでした。 






 






 今回は過去の回想が大部分を占めてましたね。
 前半は恵の回想から、今回の対戦テーマ[ラーメン]についての各々の取り組みが、後半はアリスの回想から黒木場の過去が、それぞれ描かれるという構成になっていました。

 ひょんな切っ掛けから、アリスも創真らと一緒に観戦することになりましたが、このお陰で恰好の黒木場の解説役に。
 少なくとも遠月学園で彼の事を一番知っているのはアリスでしょうから。
  
 恵を見守る創真。そして黒木場を見つめるアリス。
 お互い「近しい者」を見る姿がなんとなく印象に残りました。



 さて、恵、黒木場共に魚介系での勝負となった、今回のラーメン対決。
 系統が同じなだけに、よりそれぞれの個性が鮮明に出そうですね。

 淡麗スープで挑む恵。
 出汁に帆立を使っているし、タレはやはり塩味でしょうかね?
 あと気になったのが、使用食材に里芋があったこと。
 ラーメン・・・里芋・・・とくれば、城一郎もスープにコクを出すため海老芋を入れていましたが・・・。
 そのアイデアを自分のラーメンにも取り入れたのか、それとも・・・?
 そして、恵は一体どんな麺を選んだのでしょう?
 個人的かつド素人な考えだと、スープがよく絡みつくちぢれ麺かなと思うのですが・・・。
 あとはトッピング。
 まあ、人気店のラーメンほど、トッピングはシンプルになる傾向があるのですがね。(シンプル イズ ベスト☆)
 それと、今回も地元の力を借りての料理になるのは良いのですが、北条がまだ登場していませんね~?
 次回あたりで登場してくれることを願っています。

 一方の黒木場は、濃厚スープで勝負。
 ・・・・・・・・・・本当にそうなのでしょうか?
 いえね、予選の料理から、彼の料理は「調理は大胆豪快、でも完成した品は繊細優美」というイメージが結構強く根付いたものですから。
 それに今回もエビを使用と、予選とカブるだけに、逆にまだ底知れないものを感じてしまいます。
 アリスの回想で、パブ(西洋風の居酒屋)で料理を作っていたという事が明らかとなった黒木場。
 ということは、お酒の扱い方にも通じているかもしれませんね。予選のカレーでも使用していたし。
 スタイリッシュなアリスの調理法に対して、めっちゃワイルドな黒木場の調理法。
 果たして砕いたエビの殻を何に使うのでしょうか?
 ・・・エビ煎餅とか?(爆)



 仙左衛門によれば、今回の勝負で試されるのは柔軟性と瞬発力とのこと。
 
それを考えると、やはり「現場」で揉まれてきた黒木場の方が優位に思えてしまいます。
 果たしてそんな黒木場は、「現場」でどんな経験を積んできたのか。
 そしてどういった経緯で第53話冒頭に至ったのか。
 次回に注目して待ちたいと思います。
 


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