ちっちゃな幸せ探して

ツレが亡くなってから2年と2カ月目で転勤になりました。
時々思い出して悲しくなるけど、生きていくだけで精いっぱいです。

めがね

2007-10-05 16:23:06 | 映画
 昨日は、「ミルコのひかり」と「めがね」を見ようと思って、午前中にを出たものの、金券ショップには「ミルコのひかり」はもう置いてなくて、「めがね」だけ観て来ました。
「めがね」も¥1,500したしねー!
失業中で、せっかく水曜日のレディースデイにも見られる立場なのに、
¥1,800も出して、見る気にはなりません。

「めがね」は、空気感のすてきな映画でした。
あの場所に、私も入れてもらいたいな~って、とても思いました。
“ピクトアップ”という雑誌も買ってしまって、インタビューで小林聡美が
「あの海と大自然のパワーでリラックスせざるをえない風になるわけです。それでもリラックスできないタエコって、相当変わりモノなんだなって。」と答えているんだけど、
画面で見ているだけでも、ほわ~~~っと力が抜けてしまいそうな海と空の色でした。
私も、ヨモギといっしょで、たそがれるの得意なんで

セリフはあまりない映画だけど、一言一言に味があって。
妙に理屈っぽかったり、そっけなかったり。
さくらさんの
「おはようございます。朝です。」   良かったなぁ~~~

取れたてを茹でただけの温野菜とか、どーーーんと盛られたイセエビとか
バーベキューとか、小豆たっぷりのカキ氷とか。
食べ物もとっても美味しそうでした。
お昼抜きで見ていたので、お腹が空いて空いて、困りましたよ。

ちょっとズレた人たちの、何の事はない日常を描いているだけなんだけど、
小技が効いているところもあって、楽しかった。
最後、さくらさんが登場したときにしていた無駄に長いマフラーが、タエコがたそがれることができるようになるまでの時間を、あらわしているようで。

 あの映画を観て、素直に“沖縄に行きたい!”とは思わない程度に、ひねくれている私は、小笠原列島に行きたくなりました。
いまだに、船で片道25時間半もかけていくしかないという不便さにひかれて、
昔からずっと行きたいと思ってたんですけど。
でも、ケータイは通じるようになっているらしい


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