興福寺秘仏特別公開

昨日は、母の友人が合唱で出る『ベルディ　レクイエム』があったので、
また奈良へ行ってきました。
母は、別の友人と行ったので、一人で。

終わったのが、3時過ぎ。
せっかくなので、ついでに“興福寺　秘仏特別公開2007”を見てきました。
今年は、大圓堂が初公開されているので。

興福寺を拝観したのは、たぶん初めてだと思うけど、
国宝館では保護のためなんでしょう、ほとんどの仏像がガラスケースの中に入っていて、
少し寂しかった。
仏像には興味を持っていなかったので、これまであんまり見てないから
詳しくはわからないけど、ガラスケースの中に収められていると
仏像の“心”がこちらまで伝わってこない、単なる美術品になっているような気がして。
経年劣化だけじゃなくて、放火したり、いたずらしたりする不届き者に対しても
備えないといけないから、仕方が無いと思うんですけどね～

大圓堂は、非公開の場所なので、ガラスケースに入ったりはしてません。
でも、お庭からしか見れなくて、ちょっと遠かった。
光背だけ色が違うのは、後から付け加えられた（修復？）からだそうです。
すらっとしていてバランスがよくて、美しい聖観音菩薩立像でした。

お庭に“薮内佐斗司の世界　in　興福寺　～興福童子の秋祭り”として
七福神童子と阿修羅童子、興福童子の彫刻が配置してあって、楽しかったですよ～
庭を池に見立てて、蛙がたくさんいたり、水に潜っている竜の尻尾が見えてたり。