ちっちゃな幸せ探して

ツレが亡くなってから2年と2カ月目で転勤になりました。
時々思い出して悲しくなるけど、生きていくだけで精いっぱいです。

笑う門には福来たる

2007-07-12 22:53:43 | メディアより
昨日の日経の夕刊なんですが、
(ちなみに、うちでは日経は夕刊だけ取っています。
本当はそんなことはできないらしいんだけど、長年同じ販売所で購読しているので、サービスしてくれているらしい
1面の“あすへの話題”というコラム欄で、脳研究者の池谷 裕二氏が『笑う門には福来たる』という文章を書かれていました。
今回は、ネットでは記事を見つけられなかったので、ちょっと長いけど引用します。

《楽しいから笑うのか、笑うから楽しいのか--こんな実験がある。
 参加者にヘッドホンの機能テストをお願いする。基準に合格ならば頷いてもらい、不合格ならば首を横に振ってもらう。テスト中、目の前にはペンが置かれている。
 試験の後、二本のペンを用意する。一本は先ほどのペンで、もう一本は別の新しいペンである。そこで「どちらが好きですか」と尋ねる。すると、テストで頷いた人は古いペンを、首を横に振った人は新しいペンが好きだと答えるという。肯定的な態度を取ったときには、そのときに見ていた周辺のものも好きになるというわけだ。
 またこんな実験もある。ペンを縦にして口にくわえる。二種類のくわえ方がある。一つは唇に触れず前歯で噛む。もう一つは歯に触れずに唇だけで挟む。歯で噛むとその表情は笑顔に似るが、唇で挟むと笑顔が出来ない。強制的に表情を固定しようというわけだ。
 ペンをくわえた状態で、さまざまなマンガを見せ、その面白さに点数をつけてもらう。すると歯で噛んだ人のほうが同じマンガをより面白く感じることがわかった。
 私たちはともすると、好悪や快不快の感情がまず自分の心に生まれて、それによって意思や行動が決定されると思いがちだが、実際には、態度や体の姿勢、顔の表情によって感情が左右されていることもわかる。心から体ではなく、体から心である。
 身体表現研究の第一人者であるフランスのクレルモンフェラン大学のニーデンタール博士はこう述べている--あなたが笑顔でいれば、世界も一緒にほほ笑んでくれるだろう、と。なるほど、背筋を伸ばして、にこやかにやってゆきたいものである。》




ほ~~~~~なるほどね~
心から体ではなく、体から心なのか。
じゃあ、何かを始めるとき、とりあえず格好から入るのも、あながち間違いとはいえないんだ。
そのあと、続けることが出来れば。
“坊主にくけりゃ袈裟までも”って諺もあるよね。
あれも、真ん中に坊主という否定材料があるから、周りのものも嫌になるってことだよね。
確かに、始めはちょっとした一部分が嫌だったはずなのに、いつのまにかその人や物全部が嫌になってることってある。
ってことは、逆にちょっとした好きなところを見つけることが出来れば、全部が好きになるのかも。
 “空元気も元気のうち”って言葉もある。
嫌なこと辛いことがあって、ものすごくネガティブでブルーな気分でも、とりあえず、嘘でも良いから笑顔を作ってみようか。
そのうち本当にになるかもしれないな。


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2 コメント

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コメントありがとうございます (TOM)
2007-07-12 23:42:10
こんばんは。
コメントありがとうございました。
入院がんばってきます。
私のブログに貴ブログをリンクさせていただきました。
相互リンクしていただけると、とっても嬉しいです。
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リンクしました (ally)
2007-07-13 00:17:28
TOMさん、こんばんは。
コメント、ありがとうございます。
お身体の状態が良くないのに、あまりムリして夜更かししないでくださいね。
 こんな愚痴だらけのブログ、リンクしていただいて良いのでしょうか?
内容の暗さに躊躇して、今まで一つもリンクしてませんでした。
紹介文、これで良いですか?
今後ともよろしくお願いします。
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