日本では免許が取れるのは18歳ですが、米国では州によってそれがまちまちだそうです。私のいる州も含めて、いくつかのところでは15歳で「Permission」(所謂学科試験を受けることができ、親同伴であれば運転ができる)が取れ、16歳で「License」の取得ができます。つまり、16歳になり、車があれば自分でどこにでも運転していけるわけです。もちろん学校にもです。
確かに日本と比べれば公共輸送機関が全然充実していません。その為、どこに行くにも自力で行かなければならないのです。そういう意味では自動車は必要なものなのです。日本人感覚的に言えば、「そんな若いうちから取らせる必要がどうしてあるのか?」と思うでしょうが、こちらでは、取ってもらわないといつまで立っても親は子供のの「アッシー君」になってしまうのです。
そういう意味では、日本と違って米国の免許事情は切実なものなのです。
でも、日本と比べて街中に歩行者がいないわけですから、車対車とか自爆運転さえしなければ、あぶない目にもあわないのです。要は基本中の基本であるところの、安全確認をし、常に注意していれば、事故にあう確率は日本のそれと比べてかなり低いものなのです。
うちの娘もついにそういう歳になってしまい、本人は今まさに取る気満々なのです。こちらでは車の免許を取るためのフォローも学校でやってくれたり、その為のお金もほとんどかからない状態です。それだけ生活するために必要な基盤だからという認識があるわけで、どちらかというと日本のような狭い国土で尚且つ自動車以外のインフラが充実されているようなところであれば、免許がなくても十分生活していけるわけですから、こちらの人からみれば、日本で運転免許を持ってたり、自動車を持っていることは贅沢以外の何者でもないのです。(但しこれは、都市部のことで、郊外に関してはこちらと同様なければ困るようなところはいっぱいありますが・・・。)
まぁ、免許を取って車を運転すること自体、私は親として反対はしません。むしろ、安全に用心深く乗ってくれるのであれば、大歓迎なのです。なぜならそれによって子供の送り迎えはなくなるわけですし、逆に車の運転手としての戦力が増強されるわけです。旅行等で長距離を乗るのであれば、ドライバーは多いに越したことはありません。そう考えると、一刻も早く取ってもらいたいと思うこともあるわけです。
ところが、上手い話だけではないのが世の常です。子供が運転免許を取ることは良いのですが、当然最初の頃はなかなかおぼつかないものがあります。危険度が増すわけであり、保険をちゃんとかけておかなければならないのです。しかしながら、この保険料というものが意外とこちらは高いのです。
日本では対人無制限は当たり前です。オプションで車両保険もつきます。ところが、こちらでは対人無制限はありません。地区によってもちがいますが、まぁ30-50百万円程度が限度ではないでしょうか? 確かに車が直接ぶつかって他人を死に至らしめることがない限り、鹿とか動物を巻き込んだとしても、人様をそうするようなことはないのが実態です。また、車道が広いところでまともに車がぶつかってしまうようなことはありません。安全運転さえしていれば、大きな事故になる可能性がないわけです。だから保険金というものもそれほど高くはないわけです。
ところが一方、そんなに多くもない保険金に対する保険料が高いのです。私の場合、最初はまぁ上記のような対人賠償額+車両保険等々で年間1,000ドル強が始まりだったのですが、年一回ペースでおまわりさんにお世話になった関係上、昨年はついに2倍強へと大幅アップになってしまいました。年俸増額ならうれしいのですが、保険料アップです。うれしくありません。それも事故は起こしてはいないのです。ただ、スピード違反をしたこと自体でアップしているのです。日本とはここの部分が違います。
とはいえ、違反するほうが悪いんですけどね・・・。
それで更に子供が運転することになればこれに対して更に1.5-2倍程度になるとのことです。これにはさすがに閉口してしまいそうです。とりあえず3年間無事故無違反であれば、元に戻るらしいのですが、私の場合、まだあと2年かかりそうです。
とりあえず子供にはこっちで免許をとってもらえば、日本に帰ったときにそれがトランスファーされるわけで、教習場に行って30万円近くかかるものがただになるわけですから、何とか早くとってもらいたいなぁ、と思う反面、慣れるまではうちの細君のときのように、助手席に座ってはらはらどきどきしなければならないんでしょうね?
大嫌いな飛行機と同じように・・・。
誰もが一度は通る「経験」なので、仕方がないこととあきらめています・・・。
確かに日本と比べれば公共輸送機関が全然充実していません。その為、どこに行くにも自力で行かなければならないのです。そういう意味では自動車は必要なものなのです。日本人感覚的に言えば、「そんな若いうちから取らせる必要がどうしてあるのか?」と思うでしょうが、こちらでは、取ってもらわないといつまで立っても親は子供のの「アッシー君」になってしまうのです。
そういう意味では、日本と違って米国の免許事情は切実なものなのです。
でも、日本と比べて街中に歩行者がいないわけですから、車対車とか自爆運転さえしなければ、あぶない目にもあわないのです。要は基本中の基本であるところの、安全確認をし、常に注意していれば、事故にあう確率は日本のそれと比べてかなり低いものなのです。
うちの娘もついにそういう歳になってしまい、本人は今まさに取る気満々なのです。こちらでは車の免許を取るためのフォローも学校でやってくれたり、その為のお金もほとんどかからない状態です。それだけ生活するために必要な基盤だからという認識があるわけで、どちらかというと日本のような狭い国土で尚且つ自動車以外のインフラが充実されているようなところであれば、免許がなくても十分生活していけるわけですから、こちらの人からみれば、日本で運転免許を持ってたり、自動車を持っていることは贅沢以外の何者でもないのです。(但しこれは、都市部のことで、郊外に関してはこちらと同様なければ困るようなところはいっぱいありますが・・・。)
まぁ、免許を取って車を運転すること自体、私は親として反対はしません。むしろ、安全に用心深く乗ってくれるのであれば、大歓迎なのです。なぜならそれによって子供の送り迎えはなくなるわけですし、逆に車の運転手としての戦力が増強されるわけです。旅行等で長距離を乗るのであれば、ドライバーは多いに越したことはありません。そう考えると、一刻も早く取ってもらいたいと思うこともあるわけです。
ところが、上手い話だけではないのが世の常です。子供が運転免許を取ることは良いのですが、当然最初の頃はなかなかおぼつかないものがあります。危険度が増すわけであり、保険をちゃんとかけておかなければならないのです。しかしながら、この保険料というものが意外とこちらは高いのです。
日本では対人無制限は当たり前です。オプションで車両保険もつきます。ところが、こちらでは対人無制限はありません。地区によってもちがいますが、まぁ30-50百万円程度が限度ではないでしょうか? 確かに車が直接ぶつかって他人を死に至らしめることがない限り、鹿とか動物を巻き込んだとしても、人様をそうするようなことはないのが実態です。また、車道が広いところでまともに車がぶつかってしまうようなことはありません。安全運転さえしていれば、大きな事故になる可能性がないわけです。だから保険金というものもそれほど高くはないわけです。
ところが一方、そんなに多くもない保険金に対する保険料が高いのです。私の場合、最初はまぁ上記のような対人賠償額+車両保険等々で年間1,000ドル強が始まりだったのですが、年一回ペースでおまわりさんにお世話になった関係上、昨年はついに2倍強へと大幅アップになってしまいました。年俸増額ならうれしいのですが、保険料アップです。うれしくありません。それも事故は起こしてはいないのです。ただ、スピード違反をしたこと自体でアップしているのです。日本とはここの部分が違います。
とはいえ、違反するほうが悪いんですけどね・・・。
それで更に子供が運転することになればこれに対して更に1.5-2倍程度になるとのことです。これにはさすがに閉口してしまいそうです。とりあえず3年間無事故無違反であれば、元に戻るらしいのですが、私の場合、まだあと2年かかりそうです。
とりあえず子供にはこっちで免許をとってもらえば、日本に帰ったときにそれがトランスファーされるわけで、教習場に行って30万円近くかかるものがただになるわけですから、何とか早くとってもらいたいなぁ、と思う反面、慣れるまではうちの細君のときのように、助手席に座ってはらはらどきどきしなければならないんでしょうね?
大嫌いな飛行機と同じように・・・。
誰もが一度は通る「経験」なので、仕方がないこととあきらめています・・・。