先週から今週にかけて、ヨーロッパの航空網が大混乱に陥りました。理由はみなさんご存じの通り、アイスランドのエイヤフィヤトラヨークトル氷河の火山噴火 からでた火山灰です。でもここまで広域に渡って火山灰が広がったことはほとんどなかったようで、昨今の異常気象や連続地震といっしょに考えると、本当に知らないところで何か天変地異が起こっているかも知れない? とちょっと寒気がするかも知れません。
日本の報道では、空港で開港を待つ人やら、日本からの便がキャンセルになったことを連日報道していましたが、当のヨーロッパの方はメディアには乗りませんが、本当に大変だったようです。私の知り合いがちょうど運悪くロンドンに滞在していたのですが、この出来事に巻き込まれて、約1週間、現地に缶詰の状態になってしまいました。その間連絡を取りながらいろいろと聞いていたのですが、例えば、フランスやドイツの空港に陸路で向かうことを考えても、ユーロスターが満席でとれないし、仮にたどり着けたとしても、火山灰が偏西風に乗ってヨーロッパ中部から西部に移動しており、移動先の空港が閉鎖される恐れもあるという状態だったのです。したがって、ロンドンに滞在し、毎日空港に通って状況をチェックし、開港したらすぐに帰るという選択を最終的にしました。
この選択がやはり懸命だったと思います。
19日のEUの交通相会議で運航規制が緩和され始め、20日には一部解除、21日に航空会社が臨時便を飛ばし、私の知り合いのような取り残された人を早く日本に戻そう(もちろん日本からヨーロッパにも戻そう)としたこともあり、今現在徐々に正常化へと向かいつつあります。
私も知りあいも何とか今日日本についたそうです。(良かったよかった!)
今回の大パニックは、新聞筋によるとSeptember 11を上回るものであったと報道されています。航空業界に与える影響が大きいとは言われていますが、これがいろいろなところにじわじわと影響がこれから出てくるのかも知れませんね。また、この火山噴火がいつ収まるかもわかっていないこともあり、今後も同じようなことが起こりうる可能性だってあるのです。そう考えるとしばらくの間、ヨーロッパには近寄れないかもしれません・・・。
ところで、これだけ火山で大騒ぎしているのですが、現地がこの爆発でどうなっているか? についての情報は極めて少ないことに皆さん気がつきましたか? 今日私は出張からHometownへ戻ってきたのですが、空港から家に向かう途中タクシーの運転手さんが、「そういえば・・・、あれだけの噴火があって航空網が大混乱しているのに、現地はどうなっているんだろうね? お客さん知ってる?」と聞かれたのです。そういえば、飛行機の話はあるけど、現地の話って本当にないよなぁ~、と思いました。ということで早速調べたのですが、どうもそれほど大きな被害にはあっていないようです。むしろアイスランドの人はもう慣れっこのようで、そういうことがあればどのように対応するかその術を知っているようなのです。だから、「またか・・・。」くらいで済んでいるのです。外での被害とは対照的な構図ですね。
でもこればっかしは自然現象なのでしょうがないですよね? トラブルに巻き込まれた人も、「まぁ、自然が相手だからどうにもならないよね~!」という感じの人が多かったです。多分これが人的なものであれば、恐らく皆さんの「怒り」も相当大きいと思います。
とりあえず今後うまく終息方向に向かうように期待している次第です。
日本の報道では、空港で開港を待つ人やら、日本からの便がキャンセルになったことを連日報道していましたが、当のヨーロッパの方はメディアには乗りませんが、本当に大変だったようです。私の知り合いがちょうど運悪くロンドンに滞在していたのですが、この出来事に巻き込まれて、約1週間、現地に缶詰の状態になってしまいました。その間連絡を取りながらいろいろと聞いていたのですが、例えば、フランスやドイツの空港に陸路で向かうことを考えても、ユーロスターが満席でとれないし、仮にたどり着けたとしても、火山灰が偏西風に乗ってヨーロッパ中部から西部に移動しており、移動先の空港が閉鎖される恐れもあるという状態だったのです。したがって、ロンドンに滞在し、毎日空港に通って状況をチェックし、開港したらすぐに帰るという選択を最終的にしました。
この選択がやはり懸命だったと思います。
19日のEUの交通相会議で運航規制が緩和され始め、20日には一部解除、21日に航空会社が臨時便を飛ばし、私の知り合いのような取り残された人を早く日本に戻そう(もちろん日本からヨーロッパにも戻そう)としたこともあり、今現在徐々に正常化へと向かいつつあります。
私も知りあいも何とか今日日本についたそうです。(良かったよかった!)
今回の大パニックは、新聞筋によるとSeptember 11を上回るものであったと報道されています。航空業界に与える影響が大きいとは言われていますが、これがいろいろなところにじわじわと影響がこれから出てくるのかも知れませんね。また、この火山噴火がいつ収まるかもわかっていないこともあり、今後も同じようなことが起こりうる可能性だってあるのです。そう考えるとしばらくの間、ヨーロッパには近寄れないかもしれません・・・。
ところで、これだけ火山で大騒ぎしているのですが、現地がこの爆発でどうなっているか? についての情報は極めて少ないことに皆さん気がつきましたか? 今日私は出張からHometownへ戻ってきたのですが、空港から家に向かう途中タクシーの運転手さんが、「そういえば・・・、あれだけの噴火があって航空網が大混乱しているのに、現地はどうなっているんだろうね? お客さん知ってる?」と聞かれたのです。そういえば、飛行機の話はあるけど、現地の話って本当にないよなぁ~、と思いました。ということで早速調べたのですが、どうもそれほど大きな被害にはあっていないようです。むしろアイスランドの人はもう慣れっこのようで、そういうことがあればどのように対応するかその術を知っているようなのです。だから、「またか・・・。」くらいで済んでいるのです。外での被害とは対照的な構図ですね。
でもこればっかしは自然現象なのでしょうがないですよね? トラブルに巻き込まれた人も、「まぁ、自然が相手だからどうにもならないよね~!」という感じの人が多かったです。多分これが人的なものであれば、恐らく皆さんの「怒り」も相当大きいと思います。
とりあえず今後うまく終息方向に向かうように期待している次第です。