随想録~つれづれなる一言日記⇒Part2はhttps://blog.goo.ne.jp/conny_mizukiにて

私こと瑞希祐作が、無秩序・無作為・無節操に自分の思いのままを書きつづってみました。楽しんでください!

皆様へ、ブログの移動のお知らせです。

2018-05-27 | 意味があってないような話
このブログをお読み頂いている皆様へ、本当にありがとうございます。

日本に戻ってからしばらくというか相当サボっていました。気がついたらもう5年以上も。いや、その間いろいろなことがありました。ただ一番のびっくりは、この歳になって昨年(2017年)インディーズでデビューしてしまったことですね。今は Conny featuring Mizuki というユニットで東京です活動しています。昨年と今年に2枚のアルバムを出し、来年にもまた新作を出すように準備しております。

で、ようやくブログも新しいものを立ち上げました。
https://blog.goo.ne.jp/conny_mizuki にて、
Conny F. Mizukiの随想録 〜徒然なる一言日記2〜 にて続編を書き始めました。今まで同様どーでも良いことに加えて、日々の音楽活動についても書いておりますので、是非ともお読み下さい。よろしくお願い致します。

瑞希祐作

チャレンジすることが若さの秘訣!

2013-06-14 | 趣味の話
 こないだの日曜日にライブをやりました。新宿のそれほど大きくないライブハウスでしたが、私にとっては8年ぶりのステージでした。今回は初めて最初のオープニングを除いて、フルステージをアルトサックス、EWIという新しい楽器の演奏だったので、出来云々を言えばとてもじゃないけど、まだまだとしか言いようがないのですが、とにかく完走できたことに関しては、自分としても嬉しかったです。物事何をするにせよ、新しい事をすることは難しいことで、さらに歳をとればとっただけ、自分でしようという気が失せていくのです。チャレンジ精神を持ち続ける事、すなわち若さの秘訣と考えて、これからも積極的に取り組んで行きたいと思います。

 ところで、今回のライブ、うちのバンドはオープニングDUOを入れて計9曲。昔やったのが2曲あったので、新作が7曲でした。相変わらずうちのリーダーの曲はメロディーラインが綺麗ですし、ドラムさんはパワフル&テクニック。ギターの泣きはやはり経験を感じさせ、鍵盤は私では弾けないような情感こもったような演奏でした。まぁ、そんなメンバーの演奏にのっけて新しい楽器をやるものですから、本番は常にテンパり状態。いやはや緊張の連続というか間違えないようにしないといけないと思えば、トチルの繰り返しでした。(おまけに終盤の方では、唇ががたがたになってきて、最後まで耐えられるかな? というところまで追いやられていました。精神状態ガクガクと言った感じ?) でも終わった瞬間に血圧が一気に30以上も落ちたような快感で、これを感じてしまうと、あの演奏中に「もうやめたいよ~!」と思っていたのが、「またやりたいよ~!」に変わってくるから人間というのは不思議なものだと思いました。バンドのみなさん、ご苦労さまでした。

 さて、今回はもうひとバンドと一緒にやりました。大学時代のサークルメンバーの先輩の方が、ここ2―3年くらい前から復活してやっています。主としてポップスなのですが、これがまた良い! もちろん昔はプロを目指していたのですが、それぞれが自分の人生を歩み、またきっかけがあって復活したものでした。すでにファン層もかなり結構ついており? 自称「熟女系人妻バンド“アボガドエッグ”」という方達でした。演奏もさることながら、絶妙? 毒舌? のトークネタでこれがもうもりあがるの何のと言った感じで、おもしろかったです。彼らはYoutubeに自分達の演奏をアップデートしていますので、是非見てください。(アボガドエッグで検索すれば出てきます。天城越え、白雪女、再生のリユニオン等々が見れますので。ちなみに、我々はデータをまだ上げていません。笑)

 当日は会場は満席でした。本当に来て頂いた方には何とお礼をいったらよいかわかりません。この場を借りて御礼させていただきます。

 これで一段落つきましたが、私はまた次のチャレンジをしようかと考えております。できれば今年の後半、11月か12月の初めに再度ステージをやりたいと思っています。その際はまた何か新しい取り組みを考えたいと思っています。詳細はまたきまったらFacebookやこのブログでもお知らせをしたいと思います。

 もうひとつ、今回のステージをやって思ったのは、「やっぱりみんな若いよな~!」ってことでした。いくつになってもこういうチャレンジは大事ですね!

久々のライブ

2013-06-07 | 趣味の話
 今度の日曜日に8年ぶりにステージに立ちます。大学を卒業してから、結構バンド活動は断続的にやっていたのですが、渡米を機に引退。もう二度とステージに立つ事はないだろうなぁ、と思っていました。昨年帰国後、うちのバンドメンバーと再会。そうなるとやっぱりうずうずしてくるのが人間の心情。直ぐに復帰という段取りになりました。

 うれしかったのは、メンバーの皆さんがほとんど(見た目年齢的にも)変わらなかったのが良かったです。すんなりとまた前のように入っていけましたから。

 また同じ時期、大学のサークル30周年記念式典があり、その際に昔の方々とお会いしました。皆さん活動を続けていた方もいれば、復活された方もおり、そんなこんないろいろと話をしている中で、今回のライブをやることになりました。

 とはいえ、私にとってみれば、8年ぶりということもあり、また以前とは違うパートを担当することでもあり、日にちが近づくに連れてかなり緊張をしています。最初の一音がでるかどうか、非常に不安です。

 当日は小さい会場なので、特に多くのメンバーに声をかけていません。もちろん自分の下手さをしっかりアピールさせられてしまう場でもあるので、あちこちにお話をするわけにもいかず…。と言う訳で、このブログでもぎりぎりまでこの話題は出さないようにしていました。(笑)

 今回は約1時間のステージ。サークル時代の方との2バンドで行います。うちのバンドはフュージョン系の曲です。大将(リーダー:ベーシスト)の作った曲がほとんどですが、やはりメロディーラインが良いです。爽やかというか耳になじむというか。それだけ聞けば、どこぞのBGMに使えそうな曲ばかりです。太鼓屋さんは円熟したテクニック。元々きっちりとしたリズムの上に技術を重ね合わせて行くタイプですから、演奏をしていて非常に気持ちいいです。ソロを弾きながらここってところで、「おっ!」と言う感じに合わせてきますので、これが何とも言えません。六味屋(ギター)もなかなかソロのメロが「うーん!泣かせるねぇ!」というタイプ。鍵盤屋は私と比べるとクラシックのテクニックをしっかり積んだ人ですから、これもGJです。こういうメンバーと一緒にやるのですから、本当に自分の下手さが如実に出てしまうのが辛いです。(苦笑) でもこういうメンバーと時間を超えてまた共演するというのは自分としては本当に幸せなことだなぁと思う最近です。

 今週一週間は、忙しい仕事もあるのですができるだけスタジオに通って練習をしなければなりません。最後のあがきです。でも今回のステージをこなせば、少しはサビがおちると自分で考えています。できれば、11月か12月の初めには、別のバージョンでのステージをやってみたいかな? と思っています。

 いずれ、できることであればFB上かどこかで、今回のライブについては報告をしたいかな? と思っています。

たら、ればの話(WBCの結果をみて!) 

2013-03-19 | スポーツ
 今回のWBCは予選の時はTVで見ていましたが、決勝トーナメントはインターネットでしか情報を得る事ができませんでした。(やっぱり仕事中でしたから。) 後から言えば何とでも言えることなのでしょうが、「やっぱりなぁ~!」という結果だったと思います。

 選手は選手でよくやっていたし、あれだけ粘っこくしぶとく頑張っていたのは本当にすごいことでした。(いやはや、台湾戦の時はNYにいたのですが、最初は「ふーん!」と思って見ていたのが、そのがんばりに感化されて、最後には「よっしゃ~!」なんて叫んでしまいました。爆) また監督やスタッフの采配が良かった悪かったというご意見も多々あると思いますが、それは時の運。勝負事には常に目に見えないものがつきまといますので、正直勝つか負けるかで「名」か「迷」の采配になるのです。でも皆さん本当におつかれさまでした。

 今回これも後から言えばどうでも言える事ですが、プエルトリコ戦は投手戦になるであろうな? という予感はありました。1点取られたときに予言が予測に変わり、3点差になって瞬間に予測は確信になってしまったのです。やっぱり日本はこの相手には歩が悪いと。

 試合自体を見ていないので、言っていることが正しいかどうかはわかりません。これは見ていたひとの方が良くお分かりかと思います。ただ、私自身がこの試合の結果だけで見る限り、「日本はプエルトリコを良く研究していなかった。一方相手は日本の野球を熟知していた。」の差だったと思います。

 日本の報道ではあまりされていないようですが、今回のMVPは昨年引退された田口選手、ラルーさ元カージナルス監督ではなかったでしょうか? (あまりにも唐突な発言!)

 まぁ、これはジョークとしても、やはりキープレーヤーはキャッチャーのモリーナ選手でしょう。MLBに詳しい方であれば、彼が如何に優れたプレーヤーであるかはご存知のところだと思います。彼の所属するカージナルスは2006年、2011年にもワールドシリーズを制覇していますが、このチームは以前はマクガイヤー、プホルス。最近でもバークマン、ホリディー、ベルトラン(この人もプエルトリコで出ていましたね!)等の強打者を要す打撃のチームと思われがちですが、意外と日本のスモールベースボールに近い試合をします。田口選手が在籍していた2006年のポストシーズンでも、彼の犠打や献身的なプレーが陰のMVPと言われたものですし、2011年のワールドシリーズ第6戦の再々逆転の死闘を制したときも、土壇場でピッチャーを代打に送り、犠打をさせてその後の劇的結末につなげたのです。これはあまり知られていないことかも知れません。ラルーサ監督自体がこういうつなぎの野球が好きであり、田口選手がそれを具現化していたことが今のカージナルスに脈々と生きていると言えると思います。それをずっとキャッチャーとして一緒にやっていたモリーナが日本の野球を熟知していたということなのです。(これはあくまでも個人的な感想です。)

 要は日本は日本の野球をやったが故に負けたということかも知れません。逆に言えば、相手を知らなさすぎた、情報力の差だったと思います。皆さんはどう思いますか?

 ともあれ、結果は結果としてあるのですが、それ以上の感激を与えてくれたのは確かです。「たら、れば」あれど、頑張った選手、監督、スタッフの皆さんに「おつかれさま!」の声をおかけしたいと思います。

 本当に面白い野球を見せていただき、ありがとうございました。

飯がくえねぇ~

2013-03-08 | Cooking, Drinking
 久々のNYライフを味わっています。帰国してから数ヶ月、今度の仕事でも幸運な事に米国出張があり、年に数回こちらにくることになりました。言うなれば里帰りも兼ねたものなので、当人にとっても嬉しい限りです。

 ということで、先週末から米国に来ております。ちゃんと仕事はしていますが、余暇には大好きなミュージカルやブルーノートに出かけてきました。「本場ものは良い!」とは言いませんが、やっぱり自分的にもしっくりくるような気がします。(笑)

 ところが、逆に日本に戻ったせいで困ったことが今私に起きています。ご飯が食べられないのです。

 事の発端は今回到着したその晩、何かに当たったように気持ち悪いのと頭痛になってしまったのです。「どうやらあたったみたい…。」それが私の自己検診の結果でした。こっちに駐在していた7年半の間、あまたの回数出張に出たのですが、且つてこれと同じ症状になったのは一度きり。宝くじの4等を当てるよりも難しい状態が起こってしまったのです。仕事もあったので何とかそれをこなしながらも、残りの時間は体調の回復に勤め、とりあえず2日後には何とか元の状態にもどしました。それはそれでよかったのですが。

 その後、お客さんや会社の人と食事にでかけられるようになったのですが、今度はん何故か食欲がわかなくなってしまったのです。また気持ち悪くならないか、ということもあるでしょう。でも原因は、「量の多さ」と「脂ぎったメニュー」のようなのです。

 日本に戻る前にかなりの減量(15lbsくらい)をしました。その後その体重を維持しようとしつつ、自分でも食事の量は結構気にしながら暮らしていました。できるだけおいしいものをほどほどの量で食べる、満腹にはせず腹八分目で満足する、というポリシーでいたのですが、それが逆にわざわいし、第一印象で圧倒する米国の量理(料理とかけてます)に防衛本能が働いてしまったのです。これが第一の原因。

 もうひとつ、体調を壊したが故できるだけおなかにやさしい料理を探すのですが、こっちの料理にそんなものは(日本料理以外)ありません。見る料理すべてに油が使われているのですが、これがまたそのレストランそれぞれで違うのもあります。NYの高いお店やおいしいところは、それなりによろしいオイルを使っているので、まだ何とか耐えられるのですが、地方に出かけて食べると「ぎたぎたのもの」ばっかしで作られているもので、一口食べるだけで、「もう結構!」という感じになってしまうのです。

 日本に戻ってからおいしいものばかり食べていたせいもあるし、(日本料理)独特の体にやさしいオイルの使い方に慣れてしまったのも事実でしょう。

 ちなみに私は今回ほとんどの食事で半分くらいお残しをしてしまいました。(すいません…。)

 この二つの原因により、私の食事に対する欲望は完全に消え去ってしまいました。それができなければお酒も飲めず、故に今回の里帰りではヘルシーな生活をせざるをえない状況になったのです。帰国2日前にやっと体も完治したのですが、時既に遅しといったところで、「食の楽しみ」は次回以降におあずけとなってしまったのです。

 しかしながら逆に考えてみると、こっちに居た時にはあれだけの量とオイルをものともせずに完食していたわけですから、「やっぱりそりゃ太るわな~!」と思うと同時に、「自己節制は必要だ!」とつくづく感じてしまいました。

 皆さん! やはり何事もほどほどが肝心ですよ!

久しぶりのブログ再開!

2013-03-06 | 意味があってないような話
 前のブログ更新を調べてみたら、やっぱり2年以上経過していました。こういうのってやらなくなるとなかなかできないものなんですよね! 生来飽きっぽい体質なので、今考えればよくこれだけの量(自分的には433話までまとめていたとは思ってもいなかった…)を書いていたものだと思うのですが、一度ペンが途絶えるとなかなかやる気になりません。そういっているうちに、時間が経ってしまっていたんですね。

 この2年間、考えてみるといろいろありました。一番大きく変わったことは駐在職が解かれ、日本に昨年の終わりに戻ってきたことです。できればもう2年、いや3年、できれば定年までずっと、なんてことも考えていたのですが、人事というのは自分の思うつぼには絶対ならず、潮時という言葉といっしょに帰任となりました。だいたいそういうのが決まると、自ずと今までの米国での思い出に浸りながら、最後の月日を噛みしめながら生活するものなのですが、私の場合そこからが大変で、引き継ぎやら引っ越しやら子供の学校やら日本での生活準備とかその他諸々今まで放っておいたことが全部噴出し、それの対応に負われる毎日。ほぼ半年の間休む暇もなく牛馬のごとく動かされていました。

 で、日本に帰ってくると普通は落ち着く者なのですが、戻ったところが昔の職場。当然昔ながらのメンバーはいるわ、付き合い先も多いわ、と言った状況で、皆再会するたびに、「それじゃ、とりあえず一杯のみ行くか?」というような感じで、ほぼ2ヶ月間飲みっぱなしの毎日が続いてしまいました。これじゃあ健康は壊すわ! と思うところなのですが、何と帰国前に努力した8Kgに及ぶ減量から私の肝機能はすべて正常値になってしまったのです。(苦笑) だから、やっぱりお誘いにはお断りができない状況になってしまったわけです。(要は自業自得か…) いろいろな詳細に関しては、またこのブログで不定期にでも述べていこうかと思っています。

 あと、報告事項としてですが、以前所属していたバンドに復帰しました。忘れもしない米国着任2日前にライブをやっていたバンドです。7年半もの海外生活をしている間にそのままのメンバーで活動を続けていたのです。やはり帰るところがあるというのは嬉しいですね! ということで、いずれこのブログでも告知をしようと思っていますが、5月25日(土)の昼間に新宿でライブをすることになりました。(爆) 相手も因縁深い(?)バンド。(笑) 知る人は知る人のマニアックなものになってしまうかと思いますが、もしこれを読んでて、興味があったら来てください。基本的に来る人は拒まず状態なものですから。詳細が決まったらまた書きますね!

 久々に文章を書くとかなり支離滅裂で、何年も日本を離れていたからきっとまともな日本語になっていないかも知れませんが、これからまたよろしくお願いしますね! まずは500回分を目指してはじめようかと思っています。

 みなさん、よろしく! By瑞希祐作

Coming Back Soon!

2013-03-03 | 雑ネタ
皆様お久しぶりです。最後の更新からいつの間にか2年が立っていました。いやはやその間いろいろなことがありましたが、一番大きな変化は、昨年米国の駐在員職を解かれ日本に戻ってきました。それからというもの慣れない日本の生活に戸惑う事ばかり。8年ぶりのラッシュアワー、ウサギ小屋レベルのサイズになってしまった我が家、せわしない毎日等々、今までのリズムと一変した環境は本当に大変なものでした。今ちょうど米国に出張に来ており、この週末をNYで過ごしていますが、本当に「実家に帰ってきたようなホッとしたひととき」を過ごしています。まぁ、米国から日本に戻るまでの苦労話やら、日本に帰ってからのお話をまた近いうちにしようかな? とは思っていますので、その節はまたよろしくお願い致します。

あ、もうひとつ日本に戻って来た直後に昔やっていたバンドに復帰しました。そのバンドも今度5月にライブをすることが決まりましたので、そんなこんな話も入れたいと思っています。

それでは近いうちにお会いしましょう。

Alford J. Claud(米国名)改め 瑞希祐作 2013年3月3日

4月29日(金)のつぶやき

2011-04-30 | 趣味の話
18:09 from goo
TKGしか愛せない?? #goo_alford http://goo.gl/X4AO4
by MizukiYuusaku on Twitter

TKGしか愛せない??

2011-04-29 | Cooking, Drinking
 TKGとは何ぞや? と冒頭から考え込む方がいらっしゃるかも知れません。とある漫画で卵かけご飯=TKGと略して、ネタに使っているものがあります。ご存じの通り私は漫画が好きで、6年近く米国にいても常に日本のものはチェックしたり、お取り寄せしたりして見ています。きっと知っている人がいれば、私はどういうものを読んでいるかがわかるかもしれませんが・・・。(笑) でも今日のネタは漫画ではありません。

 日本人と米国人の食生活の違いについては何度か述べたかも知れません。極端なことを言えば、日本人は素材を大事にする文化、米国人は素材を調理し、ソースとのコンビネーションで食べる文化と言ったような違いがあると思います。ただ、調理というのはどちらかというと火を通すということにより素材そのものに含まれる菌や不純物を除去し、安全にしてから口に入れると言っても良いかもしれません

 前に書いたかも知れませんが、卵ひとつとってみてもその考え方は違います。スクランブルエッグ、目玉焼き、ゆで卵などは米国でも普通に食べることができます。しかしながら、「卵を生で食べる」というのは、彼らとしては考えられないことなのです。卵についている雑菌(例えばサルモネラとかO-157とか)を考えれば、そんな危険なことをして何で生卵を食せねばならないのかは、当然の帰結かも知れません。彼らはそういう意味での危険性を極端に嫌います。

例えば米国では「しゃぶしゃぶ」に比べれば「すきやき」はそれほど有名ではありません。現在震災復興ソングとして坂本九さんの「上を向いて歩こう」が昔「スキヤキソング」としてこちらで大ヒットしましたが、現在はどちらかというとすき焼きはそれほどでもありません。むしろ「シャブシャーブ!」(ちょっと発音間違うと日本人的にあぶない??)と言った方が米国人には分かりやすいかも知れません。それもやっぱり生卵を使うから敬遠しているのかなぁ?と個人的には思っています。

でも日本人からすれば、新鮮な卵に醤油を混ぜて、それをあたたかいご飯にかけて食べるのはあたりまえのことでしょう。これぞ素材を大事にする日本人の文化の象徴! とまで大げさにはいいませんが、あれを久しぶりに食べた時のなんかほっとした気持ちは誰もが理解できると思います。
 
まぁ、文化の違いから生卵を米国やカナダで食することは難しいだろうなぁ、と思っていたのですが、以前にカナダのバンフにある誰もが知っている有名ホテルでそれがあったのにはびっくりしました。恐らく日本人観光客が多いのでそのための特別なサービスだったのかも知れません。でもそれがきっかけで一応米国でも食せる生卵はないか? と調べてみたところ・・・、あったのです。通称「P卵」と呼ばれるやつです。卵の表面にPという刻印が押されているものです。

これはサルモネラ菌を除去する為に出荷前に表層殺菌をしているもので、日本の生卵と同様の工程を踏んでいるのではないか? と個人的に思っています。以前からその存在は友人や知り合いから聞いていたのですが、実際に見つけたときはうれしさ半分、本当に大丈夫か? という気持ち半分の状態でした。家に買って帰ってから恐る恐るためしたところ、「大丈夫!」でした。以降我が家では卵かけご飯、すき焼き、そして牛丼の上にかけて食べる等々の日本では一般的な食事を楽しむことができるようになりました。

確かこれに気がついたのが2年くらい前だったと思います。(それは以前のブログでも一部触れているかも知れません。) それからずっと食べ続けているのですが、とりあえずお腹を壊したり食中毒になったこともありませんでした。家族もゲストでお呼びした人にすき焼きを振る舞ってもそういう事故はありませんでした。という意味では、米国でも十分TKGが楽しめることがわかりました。

ただ、ひとつだけ気をつけてください。こちらの食品は日本に比べると品質保持期限というか賞味期限が極めて長く設定されています。牛乳も日本なら確か一週間くらいだったと思いますが、こちらでは一カ月以上平気で設定されています。(いったい何を入れているんだ? と言いたくもなりますが・・・。) まぁ、日本の場合「賞味期限」というわけがわからないけど、おいしく味わえる期間が決められることにより、素材のクオリティーを維持しようとしているわけですが、こちらは「安全に食べられれば良い!」という観点なので、その違いが出ているのかも知れません。でも卵なんかも賞味期限が販売されているときから1ヵ月以上になっている場合が多々あります。これを真に受けて食べようものなら、お腹を壊す可能性も否定できません。ちなみに私の場合、賞味期限2週間くらい前のものを食べたときに、「何か変だなぁ?」と感じたことがあり、それ以来3週間前までのものしか食べないようにしています。

最後は自己責任になってしまうのですが、やはり日本の食文化を米国で維持しようとするのは「命がけ」かもしれません。(大げさかな?) でも日本を長く離れると、こうしたたわいもない食事が本当にうれしくなるのです。

日本人が海外旅行に行くとすぐに日本食が恋しくなるのもわかるような気がしますね。

4月27日(水)のつぶやき

2011-04-28 | 趣味の話
03:08 from web
最近いらついていることがあります。今年の始めに今居候をしている米国の会社の中で組織替えがあり、私の部屋(個人部屋)は前とは別のところに引っ越しをしました。あくまで居候なので、これについてはしょうがないことなんですけどね。
03:10 from web
でもここ最近は窓がある部屋をくれるし、昔は二人でシェアーしていたのですが今は一人きりの部屋なので、そういう意味ではプライバシーがあって、なかなか居心地はいいんですよ。しようと思えば昼寝だってできてしまうのだから、日本の事務所に比べれば天国のはずです。
03:12 from web
ところが、最悪なのは部屋の外の近くに大型のコピー機とかシュレッダーがおいてあるのです。意図的ではなく偶然なのですが、これが今私の頭痛の種になっているのです。というのも米国製はやたらと音が大きいのです。うるさいのです。
03:13 from web
まぁ年中事務所にいるほどではないし、関係ないっちゃ関係ないのですが、たまに事務所に来て仕事をしていると意外と多くの人が使っているのです。でも普通は2-3回くらいのちょっとした時間。目くじらを立てるほどではないのです。
03:15 from web
ところが、最近事務所にくるたびに、それも決まってお昼前後に来る人がいるのです。それもたくさんの書類を持ってくるのです。本人は書類の整理なんでしょう。だからそれをシュレッダーにかけるのは仕方がないことなのです。仕事ですから...。
03:16 from web
ただ私にしてみれば、普段私がいないときにやってくれればいいのに、なぜ私が来ているときだけやるんだろうか? というくらいにどんぴしゃりとやってくるのです。これが参ったものなのです。単に運が悪いだけなんです。
03:17 from web
いやはや「ガーガー」やりだすと、米国製はとにかくうるさいのです。電話も話している声も聞き取れないくらいなのです。「そんなにたくさんやるんだったら、人がいない時にしてくれない?」とか言いたいのですが、それは自分の会社ではなく、よそ様の会社なので言えません。
03:19 from web
おとなしく泣き寝入りするしかないのです。(泣) 多分日本の優れた技術ならもっと静かでな機械で省電力なものを作れるのでしょう。米国製と来たら単なる電気を垂れ流しするがごとく大きな音を立てて叫ぶのです。そんなにやかましくするくらいならつつましく消音化して省電に貢献しろ!
03:21 from web
、とでもいいたくなります。なんかこういうときに「日本の技術」のすばらしさを身にしみて感じるのです。普段はオーバースペックとかいいながらもやっぱりこういうところで「気づいて初めてわかるすばらしい技術」はわかるのです。
03:24 from web
普段は「なんでそこまでするの?」と思いがちなことを実現する技術、それが日本の技術力の根底にあり、それは「お客様は神様です!」という信念から生まれたものなんでしょうね。普段はオーバスペックにケチをつける私ですが、たまには「なるほど!」と感じるときもあるのです。皆さんはどうですか?
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4月25日(月)のつぶやき

2011-04-26 | 趣味の話
05:35 from goo
Good Friday Storm #goo_alford http://goo.gl/swQSp
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Good Friday Storm

2011-04-24 | とあるひと時
 この一週間、私の住んでいる中西部を中心にトルネード(竜巻)が吹き荒れています。多分日本にいる方であれば、トルネードというのはあまりなじみがないかもしれません。時折日本でも起こりますよね? でも大抵の場合、後から、「あれはトルネードだったんじゃない?」と言った形で事後承認されるようなことが多かったような気がします。ただ、こちらのトルネードの規模はかなり半端ではありません。家も車も何もかも吹き飛ばしてしまい、あとはがれきだけが残るような光景がよくあります。

 今週このあたり一帯を襲ったトルネードはかなり規模が大きいものでした。日本では限られた映像しか流されていないのでわからないかも知れませんが、結構多くの家が吹き飛ばされたり、大きな事務所が跡形もなく壊されたりと言った形で、そのすごさを見せつけています。さらに今回のトルネード、私のいる町の国際空港(といってもそれほど大きい空港ではありません)を襲いました。幸いにも飛行機が乱気流に巻き込まれることもなく、また空港自体もトルネードの直撃を受けながらも、奇跡的に死者はいませんでした。前者はやはり米国の持つ気象管制技術の賜物? 後者はトルネードが来たのが夜9時過ぎ頃でそれほど多くのお客がいなかったことと、避難体制がうまくできたおかげではないかと私は推測しています。とはいえ、未だ空港は閉鎖状態。恐らく復旧までにはもう1-2日くらいかかるのかも知れません。

 ちなみに「Good Friday」というのはイースター(復活祭)前の金曜日のことです。その日にトルネードが襲ったので、「Good Friday Storm」なんていう名前でTVでは出ていました。そういう名前の日だったもので、奇跡的なことが起きたのかもしれませんね。

 しかしながらこういうトルネードに当たる、当たらないというのは本当に運と言えます。私の住んでいるところはこのような直撃を受けたところからわずか10Kmくらいのところです。ところが、そういう地域では、何も問題がなかったのです。電気やガスが止まるということもなかったですし、ただどこかでサイレンの音が鳴っていて、時折風と雨が家の窓をたたきつけているような感じだけでした。

 そうなのです。トルネードの一番恐ろしいところは、局地的及びその進行していくところだけを徹底的に壊滅させていくのです。これが他の災害と違うところです。その進路にあたらなければほとんど問題ないのですが、一度ぶつかると、恐ろしいまでのダメージを被るのです。「へびに睨まれた蛙」というのも何なんですが、一度標的としてとらえられたら跡形もありません。逃げ切るしか方法はないのです。

 こちらの場合、そういうときの為に地下室があるのです。最悪上は吹き飛ばされても階下にいれば助かる公算が高いのです。概ね一軒家はそういうシェルター機能を持っているのです。但し、中にはそういうところがない場所もあります。そう言った場合、ビルの中心部や特別頑丈な部分がシェルターとして用意されているのです。とりあえずそこに避難するのが生き残るための手段なのです。

 ともあれ、多くの人が今回のトルネードの災難を受けたことは本当に心痛むものがありますが、幸いにも死者がいなかったのは救いでした。ここ2-3日TVではこの報道がずっと続いており、がれきの映像を見るたびに日本の震災が重なって見えます。こういう天災が続くのも、見えない何かが我々人類にメッセージを送っているのかも知れませんね。

 私も今日からの出張がキャンセルになったのですが、それは逆にこの機会に、神様が自分のことをもう一度見つめ直すように! というおぼしめしではないのかな? とも思いました。敬虔な人間? とは思いませんが、ふと自分を見つめ直してみようかな? と考える日曜日になりました。

4月22日(金)のつぶやき

2011-04-23 | 趣味の話
07:13 from Twitter for iPhone
大震災があって、至る所で停電がありました。原発の事故があり、この夏はかなりの省電力を求められそうです。今までは何不自由なく使っていた電気がなくなるというのは困ったきとです。この地震があって電気のありがたさを実感した人は多いでしょう。
07:13 from Twitter for iPhone
米国でも結構大規模な停電があります。それは地震によるものではなく、主としてトルネードやハリケーンによるものが多いのです。日本ほどマメに保守点検をされているわけではなさそうなので、一度何処かが断線するとその辺一帯が停電してしまうのです。
07:13 from Twitter for iPhone
日本で停電になった場合、全力を持って復旧に当たります。何と言ってもライフライン、一刻でも早く復旧させないと市民の生活自体が脅かされます。今回の大震災は規模が違うので比較できませんが、一般的なものならだいたい一日か二日で修復されるでしょう。
07:26 from Twitter for iPhone
ところが米国では大規模な停電があっても直ぐになおらない時もあります。下手をすると4日も5日もということもあります日本であれば絶対非難ゴウゴウでしょう。でもこっちの人は至ってのんきです。もちろん修復されないのは頭にきてるにですが、反面仕方なしと諦めるのです。
07:29 from Twitter for iPhone
またはそういう状況に備え、あらかじめ大容量の発電機を持っています。日本のように買い占めでなくなってしまうようなガソリンだったらこの車社会は成り立ちません。そういう意味では「最悪の想定」がされているのです。
07:32 from Twitter for iPhone
そういう意味では日本人はその便利さに慣れすぎてしまって、危機管理能力が低下しているのかもしれません。原発もそうですが、「想定外」が甘すぎるとも思います。我々はもう一度自分の周りを見つめ直して見て、危機管理を徹底させる必要があるのではないでしょうか?
by MizukiYuusaku on Twitter

4月21日(木)のつぶやき

2011-04-22 | 趣味の話
21:37 from goo
レッドアイとどこでもドア #goo_alford http://blog.goo.ne.jp/alford/e/9bd6d2c7b9aed2f96f06d8f7aee24cf6
by MizukiYuusaku on Twitter

レッドアイとどこでもドア

2011-04-21 | Travel
 出張スケジュールの関係で、年に一度か二度「レッドアイ」を利用することがあります。以前にも書きましたが、この「レッドアイ」というのは、西海岸のミッドナイトに出発して、東海岸及び中西部に早朝に着く飛行機のことで、文字通り寝不足で「目が赤くなる」と言う意味からこの呼び名が着いています。

 確かに時間やホテル代の節約には極めて都合の良い移動&宿泊方法なのですが、実際にやるとなると思ったよりもしんどいものです。良くあちこちに出張していると、移動距離に比例して疲労すると言われます。私自身昔はそれほどでもなかったのですが、やはり歳をとれば取っただけだんだん疲れやすくなってくるもので、自分の体力の限界を思い知らされるようになりました。

 まぁ、夜間飛行というものは外の風景が見えるわけでもなく、飛行機でなかなか寝付けない私からすれば極めておもしろくないものなのですが、たまにオーロラが見えたり、朝焼けが綺麗に映えたりすることもあるので、その時は何か「特別なプレゼント」をもらったみたいでうれしいです。

 元々ご存じの通り大の飛行機嫌いの私なので、こういう便を利用しているとき、隣のひとが大きな口を開けてぐーすか眠っているのがとてもうらやましく感じます。私が寝るとしたら、睡眠薬を飲むか、よっぽど疲れているか、さもなければ酔い潰れているときしかありません。今回もフライトまでの時間があるのをいいことに、しっかりとお酒を飲んできました。でも飛び立ってから1時間か1時間半くらい経つともう目がパッチリです。一度こうなると眠れません。あとは退屈で無為な時間を如何に過ごすかが問題なのです。今日は中西部まででしたので、実際のフライトは4時間弱。「暇だなぁ~。」と思っているうちについたからまだいいのですが、これが東海岸までになると、およそ6時間。目が覚めてしまったらもうどうにもなりません。これでさらに乱気流で揺れるようであれば、目もあてられません。だから、飛行機が着陸するとほっとして、そこで一気に疲れが出てくるのです。身体はがたがた。目はもうぼろぼろ。「あ~、だからレッドアイって言うんだ!」というのに納得です。

 それでも以前から比べれば飛行機にもだいぶ乗りましたし、揺れにも慣れました。でもやっぱり飛行機は怖いです。だから今でも“どこでもドア”が欲しいと叫んでしまいます。あーいうのがあると移動時間もかからないし、揺れないしいいんですけどね・・・。誰か早く発明してくれないかなぁ・・・、と切に思った今日のフライトでした。