今回の出張は天候にたたられています。昨日ニューヨークからテキサスのほうに来たのですが、これが本当に大変でした。かなりの悪天候の中を飛んできたのです。揺れるわ揺れるで大騒ぎです。
今日はひさびさの私の嫌いな鉄板ネタ、「飛行機」です。
もうこれについては書くのを少し控えようかと思っていたのです。あまり書きすぎると「本当に怖がっているんだか、ジョークで書いているんだかわからないよ!」といわれそうだったもので・・・。でも今日は書きます。力いっぱい書きます。
今週はニューヨークからテキサスにかけてかなりシビアな前線がゆっくりと通過しているのです。その前線上に強力なサンダーストームの嵐が吹き荒れているのです。昨日Weather Channelで確認をしていたときは、ニューヨークから南に抜ける少しの間は風の影響を受けて揺れるかな? くらにしか思っていませんでした。パイロットも出発前の機内のお客さん向けアナウンスでも、「今日は快適な旅になると思いますよ!」となかなか良い雰囲気の話をしていました。
ところが、いつまで立っても飛行機は出発しません。10分、20分・・・、1時間。ダメです。全然動かないのです。パイロット曰く「目的地への航路が開かない・・・。」と言うのです。
「それって何? 航路上で激しく風が吹いている地域があるの?」くらいしか私は考えていませんでした。だって、頭の中にはそのくらいの前情報しかなかったのです。ところが2時間たっても動きません。
ようやく出発時刻から2時間半くらい経って飛行機は離陸しました。でもいつもと様子が変なのです。もちろん航路を少し変えるようなことはパイロットから事前にアナウンスはありました。でも、飛び方が異様なのです。高度を上げるにもスパイラル(旋回)してあげて行くのです。「これって、風が安定しているところがあまりないってことじゃないのかな? まぁ、少々前線を抜けるまでの辛抱! 」と我慢していたのですが、揺れはいっこうに収まりません。それどころかどんどん強くなる一方です。
パイロットが再度アナウンスをします。「もう少しすると抜けるから、そうすれば後半は快適な旅ですよ!」って・・・。でも揺れは左に右にと続きます。瞬間、落ち着いてベルト着用サインが消えましたが、数分後、強い揺れが始まり再点灯です。
そうなってから私はもう一度、昨日みたWeather Channelの気圧配置図を思い出しました。これって、少し前線が南下していない? そうすると我々の航路は全て前線の上ではないか? と思った瞬間に「こりゃ死んだ!」と思いました。
それが「ピンポン!」だったのです。私の航路は完全に前線上を沿っていくルートになっていたのです。まさに最悪のコンディションです。このパイロット、筋金入りのうそつきです。
確かに雲の状態を見ると、これは揺れないはずがないというくらいのものです。積雷雲がない変わりにどこを見ても霧状の雲なのです。霧状の雲ばかり、イコール風が強い証拠という考えが私にありますし、暗い雲があちこちにあります。これはまさにそういうルートに乗っている証拠なのです。
結局のところ、3時間半のフライトのうち2時間半以上揺れっぱなしという私にとってはとんでもない事態になってしまいました。無事降りる頃には、もうへとへとで、「勝手にしてくれ!」といった感じです。今年の1月にジェットコースターチック(それもスプラッシュマウンテン張り)に降りていく怖いランディングがありましたが、それに勝るとも劣らぬものでした。きっと今年の私の飛行機怖いランキングの1,2位はこれらになるのは間違いありません。
しかしですね、やっぱりパイロットというのはうそつきです。どこのアニメーションを見ても、「嘘つき!」ということが言われています。自分でも納得してしまいました。
で、今日はテキサスから西海岸への移動中ですが、また昨日の続きの天候トラブルに巻き込まれています。いやはや今週はついてないわ・・・。「あ!あそこに暗い雲がある。また揺れそう・・・。」しばらくトラウマが残りそうです。
今日はひさびさの私の嫌いな鉄板ネタ、「飛行機」です。
もうこれについては書くのを少し控えようかと思っていたのです。あまり書きすぎると「本当に怖がっているんだか、ジョークで書いているんだかわからないよ!」といわれそうだったもので・・・。でも今日は書きます。力いっぱい書きます。
今週はニューヨークからテキサスにかけてかなりシビアな前線がゆっくりと通過しているのです。その前線上に強力なサンダーストームの嵐が吹き荒れているのです。昨日Weather Channelで確認をしていたときは、ニューヨークから南に抜ける少しの間は風の影響を受けて揺れるかな? くらにしか思っていませんでした。パイロットも出発前の機内のお客さん向けアナウンスでも、「今日は快適な旅になると思いますよ!」となかなか良い雰囲気の話をしていました。
ところが、いつまで立っても飛行機は出発しません。10分、20分・・・、1時間。ダメです。全然動かないのです。パイロット曰く「目的地への航路が開かない・・・。」と言うのです。
「それって何? 航路上で激しく風が吹いている地域があるの?」くらいしか私は考えていませんでした。だって、頭の中にはそのくらいの前情報しかなかったのです。ところが2時間たっても動きません。
ようやく出発時刻から2時間半くらい経って飛行機は離陸しました。でもいつもと様子が変なのです。もちろん航路を少し変えるようなことはパイロットから事前にアナウンスはありました。でも、飛び方が異様なのです。高度を上げるにもスパイラル(旋回)してあげて行くのです。「これって、風が安定しているところがあまりないってことじゃないのかな? まぁ、少々前線を抜けるまでの辛抱! 」と我慢していたのですが、揺れはいっこうに収まりません。それどころかどんどん強くなる一方です。
パイロットが再度アナウンスをします。「もう少しすると抜けるから、そうすれば後半は快適な旅ですよ!」って・・・。でも揺れは左に右にと続きます。瞬間、落ち着いてベルト着用サインが消えましたが、数分後、強い揺れが始まり再点灯です。
そうなってから私はもう一度、昨日みたWeather Channelの気圧配置図を思い出しました。これって、少し前線が南下していない? そうすると我々の航路は全て前線の上ではないか? と思った瞬間に「こりゃ死んだ!」と思いました。
それが「ピンポン!」だったのです。私の航路は完全に前線上を沿っていくルートになっていたのです。まさに最悪のコンディションです。このパイロット、筋金入りのうそつきです。
確かに雲の状態を見ると、これは揺れないはずがないというくらいのものです。積雷雲がない変わりにどこを見ても霧状の雲なのです。霧状の雲ばかり、イコール風が強い証拠という考えが私にありますし、暗い雲があちこちにあります。これはまさにそういうルートに乗っている証拠なのです。
結局のところ、3時間半のフライトのうち2時間半以上揺れっぱなしという私にとってはとんでもない事態になってしまいました。無事降りる頃には、もうへとへとで、「勝手にしてくれ!」といった感じです。今年の1月にジェットコースターチック(それもスプラッシュマウンテン張り)に降りていく怖いランディングがありましたが、それに勝るとも劣らぬものでした。きっと今年の私の飛行機怖いランキングの1,2位はこれらになるのは間違いありません。
しかしですね、やっぱりパイロットというのはうそつきです。どこのアニメーションを見ても、「嘘つき!」ということが言われています。自分でも納得してしまいました。
で、今日はテキサスから西海岸への移動中ですが、また昨日の続きの天候トラブルに巻き込まれています。いやはや今週はついてないわ・・・。「あ!あそこに暗い雲がある。また揺れそう・・・。」しばらくトラウマが残りそうです。