随想録~つれづれなる一言日記⇒Part2はhttps://blog.goo.ne.jp/conny_mizukiにて

私こと瑞希祐作が、無秩序・無作為・無節操に自分の思いのままを書きつづってみました。楽しんでください!

微妙に甘い・・・

2008-10-31 | Cooking, Drinking
昨日の夕食時からちょっと変な感じがしていました。「何か疲れているのかな?」と思ったのですが、どうもお酒を飲んだり、食事をしていてもどういうわけか回復せず調子にのれません。肩はこってくるし、ベッドが恋しくなってきて、結局2次会のお誘いを丁寧にお断りしてホテルに戻りました。

お酒の好きな私にとって、「こんなことって考えられないなぁ・・・。」って自問自答してしまいました。

台湾は料理がおいしいところだから楽しんでくるようにと、うちの細君にも(ねたみ半分で)散々言われてきたのですが、どうもおいしく味わえないのです。何が原因だろうか? と考えました。五香粉や香草の類がちょっと苦手な感じもしました。でも、よくよく考えるとすごく違和感があるものがあったのです。

「ビールが甘い・・・!」

そうなんです。こちらのドメスティックのビールが何か異様に甘く感じるのです。一昨日も同じものを飲んでいたのですが、昨日になってその甘さが異様に体を刺激するようになったのです。ある種の嫌悪感? みたいな感じになってしまったのです。

前日もお酒を結構飲んでいたので、この日はビール以外のものにチェンジもできませんでしたし、この感覚は飲んでるときには気がつかなかったので、そのまま飲み続けたのがやばかったのでしょう。それ故、調子に乗れずとっとと引き上げることになったようです。

こういうのって一度感じ出すともうだめですね!

甘味というのは非常に微妙なものです。よく疲れたときに甘いものを食べると良いといわれます。おいしくて適度な甘さのものを食べると、すごい勢いで体が回復するのがわかります。でも過度の甘さを摂取した場合はもう耐えられなくなってしまいます。特に米国では余計なほどの甘味料を料理に使います。代表的なのが「ケーキ」です。米国のケーキはまずほとんどどこのものも殺人的に甘いです。一口食べたら、ケーキではなく、まるで砂糖を食べているような感じです。更に無用なケミカル的甘味料の味が口の中で後からあふれ出しますので、気持ち悪くなってしまいます。私は元々日本の渋い甘さの「モンブラン」が好きだったのですが、こういったものがなかなかありません。探すだけで一苦労でした。最近になってようやく米国中で何軒かおいしいケーキ屋さんを発見したので、助かりましたが、それまではとてもじゃないけど食べようなどとは思いませんでした。

米国人が何で太る人が多いのか、肌身で感じたような気がしました。

まあ甘味だけではありませんが、物事なんでもほどほどが良いのかもしれません。塩分取りすぎると高血圧になるし、わさびを混ぜすぎると、鼻から頭のてっぺんまで針金を突っ込んだような勢いで「ツーン!」としたものが走っていきます。こういったときってたいへんですよね?

さて、話は戻りますが、やっぱりビールは甘くなく、ドライでコクがあるのが一番です。そういう意味では、日本のビールってやっぱり素晴らしいと思います。

今日は我侭こいても、日本のビールを頼もうかと思っています。(笑)


ハロウィーン

2008-10-31 | ライフスタイル
今日は米国ではハロウィーンです。きっと今頃は家の方でも「Trick or Treat」とか言って、子供たちが仮装をしながらあちこちの家を回っていると思います。例年なら私も興味本位に覗いたりしているのですが、ご存知のように出張しているので今年はこれが見れないのがとても残念で仕方ありません。またうちの細君も今年引っ越してきた街で「どうやってやったらいいの? ふるまったらよいの?」とか出張に出てくる前に言ってたのですが、「よきにはからえ!」と言い残してきたことに対し、届いてくるメールでは不満があるようです。ということで、現時点では私はほとぼりが冷めるころに家にもどろうかと思っています。(笑)

ハロウィーンは元々北米では盛んで、ハロウィーン→Thanks Giving→クリスマスという年の終盤にある各月間イベントの最初を飾るものです。地域によっても取り組み方が様々ですが、小学校では校内あげてのイベントをやっているところもあります。またいつもコスプレをやってる日本のオタクの方々まで熱は入れられない一般の方々が、この日だけは他人の迷惑顧みず仮装をします。また会社でもそれぞれの居室の扉のところに飾り付けをしたりして気分を盛り上げます。「奥ゆかしさ」が売りな日本人の気質では、ここまですることはないので、その羽目のはずし方が結構自分なりには好きです。

本当に好きな人は、自分の家自体を大胆に飾り付けてしまいます。時にはその原型をとどめません。中には「地域を代表する」とでもいうような地元で有名な飾り付けをする家もありますし、時としてその周辺住民は一大イベントとしてその家を手助けしたりもします。更にすごいところは、もちろんTVでの取材も来ます。(まあこの家のデコレーションはクリスマスでもやるところは多いです。私の家も昨年まではやっていましたが、今年は引越しもしたし、どうするかはちょっと思案中です。)

さて、仮装に関してですが、これもまたすごいものでだいたい9月くらいになるとWal Martのようなショッピングセンターの一角にコーナーができます。そこにありとあらゆるコスチュームが並べられます。基本は「魔女」、「モンスター」系を筆頭に「コマンダー」やら「スパイダーマン」のようなTV・映画のキャラクターが中心を占めます。中には「これもそうか?」みたいなものもありますが、日本のコスプレとは違いまあまあ基本に忠実なような気はします。

ちなみに我が家の子供たちは今年は結構さめているようです。(笑)まあずいぶん年齢も上になったし、やぱり日本人の奥ゆかしさか、はたまた冷静な目から受け入れられなくなったのかわかりませんが・・・。まあ帰ったら状況は確認しようかと思っています。

ところで、この「Trick or Treat」で子供たちが一番喜ぶのは「お菓子」です。でもこれが同時に大きな問題を孕んでいます。というのも、先にショッピングセンターの一角にコーナーができたところにお菓子もならぶわけですが、全部が全部、おいしいものではないのです。確かにブランド品とか高級なものは良いのですが、どうみてもばらまきようなものばかりを用意しているところもあるのです。子供たちはなにしろあちこち回って少しでもお菓子をとってくるのがこのイベントの仕事です。故に結構もらってくるのですが、その処分に後でとっても苦労するのです。まずいもの、日本人の味覚にあわないものは永遠に残るのです。もったいない話ですが・・・。それゆえ、あるときおいしいものを中心にお菓子を準備して子供たちを待ちうけたこともありました。するとどうでしょう? 彼らもやはりおいしいものを知っているのです。「どうぞ!」と差し出すと、やっぱり高級なもの、おいしいものから無くなっていくのです。そして残るのはやっぱり、お口に合わないものだけです。

「やっぱり子供はげんきんなやっちゃ!」と叫びたくなります。

日本ではこのハロウィーンは「地味」に(まだ前回の言葉をひきづっている)ブームなようですが、なかなかメジャーにまで至りません。オタク系文化が「コスプレ」という点では上回ってしまうので、きっと目を引くもの、としての魅力が乏しいのかもしれないのが原因でしょう。また日本人の場合、こういう文化の「日本化」が妙に上手なので、きっと導入したとしても別のものになってしまうかもしれませんね。

ハロウィーンが終わると、だんだん今年も終盤かな? という気分になる今日この頃です。

「地味」な終焉

2008-10-31 | スポーツ
今年のMLBはデビルレイズ優位という見方に反し、フィリーズの4勝1敗と形で終焉を迎えました。万年最下位のデビルレイズと創設100年以上でありながらワールドシリーズに出場すること4回、28年ぶりの優勝というフィリーズは、ある意味例年とは違い「地味」なワールドシリーズであったかもしれません。でも単に選手層のレベルだけではなく、オーナー・監督・チームスタッフの手腕、ベテラン選手の頑張りと若手の成長といろいろな要因をうまくかみ合わせることで世界一になることも可能であることを示した、とても意義あるシリーズであったと思います。

一方で日本人関係者も「地味に」ずいぶん活躍をしていましたね。アリーグ・ナリーグとも優勝決定戦(ベスト4?)のすべての球団に日本人が残っていましたし、松坂選手の18勝という数字を除けば、「地味」ながらも頑張っているところがやはり「通」の触覚をびりびり感じさせるところでした。レイズの岩村選手も控えでも頑張っていたフィリーズの田口選手も、もしその存在感がなければきっとそれぞれのチームがここまでこれなかったでしょう。そうそう、マニエルさんというフィリーズの監督ですが、彼だって元々は日本のプロ野球にいたんですよ。そう考えてくると、この「地味」さが如何にMLBに影響を及ぼしたのかがわかるような気がします。(笑)

残念なことは、台湾への出張中だったことで、リアルタイムにその瞬間を味わえなかったことです。

ところで、このような「地味」なところが頑張っているのに対し、我が「赤い鳥」は昨年・今年と精細がありません。他の金持ち球団と違い、期待できる選手を育てたり、引っ張ってきたりして
妙に強さを維持しており、その「地味」さ、奥ゆかしさが売り物のカージナルスのことです。昨年みたいに「惨敗」というほどではなく、シーズン序盤は頑張っていましたが、ずるずると負けが込み、次第に戦線離脱というのはちょっといただけなかったかなぁ、と思うこともあります。まあチームとしては若返りを目指しているし、元々「攻撃重視」なチームだけに、先発投手が頑張れなかったことも要因だと思います。元々2000年からワールドシリーズ10回目の制覇となる2006年までは、1回を除き全部ポストシーズン出場ということを考えれば、物足りないところっはあるとはいえ、再建途中ということで考えれば、今年はまあしょうがないかな、来年に結果を出してくれればよいと思います。(でもカブスごときに負けるのは、許しがたいですが・・・。それとアストロズも頑張ってくれないとねぇ・・・。来年はちゃんとピッチャー踏ん張れよぉ!)

ということで、「地味」ながらも味わいある今シーズンは終焉を迎えました。来年はどのようになるのかを楽しみにしたいと思っています。

さて、MLBが終わると一気にフットボールに移行します。でも今年のラムズも未だ眠ったままのようで、私の中ではスポーツシーズンは一気に冬の様相を呈しています。(悲)


ひなびた温泉地

2008-10-30 | Travel
日本を経由して、台湾に来ています。そしてそこからバスに拉致られて、台北近郊の閑散とした場所に来ています。山があり、その頂上付近を雲が覆っています。山間から渓流が流れ出してきてできた静かな川があります。ホテルの入り口には「SPA(温泉)」と書いてあります。世界遺産のバックミュージックがよく合います。(今それがBGMで掛かっているもので・・・。)

うーん、ここは台湾なのでしょうか?見る限り日本のひなびた温泉地のような気がします・・・。

ホテルもいつもの米国のベッドルームのようなものとは違った感じがしてとっても良いのですが、やはりちょっと調子が違います。これで布団がしいてあったら・・・、ひょっとしたら私は台湾に来たつもりで、日本の温泉地に逃亡したのではないか? と錯覚してしまいそうです。

多分このホテルは、台湾の観光客だけではなく、日本人や他の外国人を意識して作られているからでしょう。ホテルのあちこちには日本語表示。TVも日本のものが入っています。ちょっとしゃれた温泉地のホテルといった感じで素敵です。

びっくりしたことに、お風呂が檜なのです。そういう香りがします。ただ残念なことに上部の枠の部分のみが檜なのです。これが全部檜だったら最高です。景色も良し、お風呂もよし、料理も米国に比べたら全然良いし、これでしっかりと仕事に打ち込めます。

ところで台湾に来てびっくりしたのが気温です。昨日が特殊だったのかどうかがわかりませんが、「空港にたってびっくり30度!」と言うような感じで、既に今シーズン氷点下近くを経験している私にとってはおそるべき環境です。当然バックの中には長袖しかなく、結局のところホテルから一歩も出れない状況になっています。(笑) こりゃ漫画家じゃないけど、缶詰になって仕事しなきゃならなくなりそうです。

でもこの雰囲気とっても良いです。これであと骨酒さえあれば酔いのですが・・・。(笑)

一日だけのJapan

2008-10-29 | とあるひと時
今日から(正確にはもう日付変更線を越えたので昨日から)台湾のほうに出張です。とはいえ、まだ現地にはついていません。ちょっと野暮なミーティングが日本で急遽入ったので、一泊していくことにしました。まあ飛行機嫌いの私にとっては、一日に3本も乗り継いで無理して入ることはせず、途中で一休みが必要なので、体的にはかなり楽になりました。

今まで日本に戻ることはあっても、米国から他の国にいくことはあまりありませんでした。まあカナダは別とすれば、後はヨーロッパのハンガリーで昨年ミーティングがあったことくらいでしょうか? 何故って? それはしゃべれないからです。(笑)だってその国も言葉がしゃべれなかったら思いっきり不安じゃないですか?

ということで、私は英語が公用語で無い国以外は出張しないようにしています。今回の台湾はどうしてもはずせない理由があって仕方なく行くのですが、そうでなければできれば行きたくないところです。とはいえ、仕事上で「お声がかかる!」というのは大事なことですので、結局なんだかんだ言っても、行かねばならないのですけどね。

まあそんなことで、今飛行機で太平洋上空を渡っているのですが・・・。

さて、今回1泊だけ日本に寄るというのは極めて異例なことなので、ちょっと違った感じがしています。いつもなら最低3日、まあ普通1週間くらい滞在するので、その間食べたいものを食べたり、欲しいものを買ったりして楽しむのですが、今回はそういう余裕もありません。日本での突発的なミーティングさえなければ、成田のどこかのホテルで体を休めるくらいのつもりでした。そのほうが自分にとっては良かったのですが、つい他の仕事が入ってしまい、それだったら実際に会ってミーティングをするのがベターとの結論になってしまいました。わざわざきついスケジュールを作ってしまう自分がアホに思えています。

とはいえ、日本に戻ったら何をしましょうか? なんてことを考えています。会議の後に昔のボス&同僚のお嬢さんと食事をすることになっているのですが、その後は未定です。夜の街に繰り出すのがよいのか? それとも東京の夜景を見ながら有意義に過ごすのか? 今のところは未定です。

まあどちらにしても、元々時差がない体質ですし、今回はさらにしっかりとドリエルを飲んで時差調整もしているので、問題は無いはずです。ただ今はまだついていないので良いのですが、これがきっと東京にたどり着くとあれやこれやとすることが多いし、また頭の中を「あー、あれもしなくちゃ!」とかがふっと頭の中を過ぎるので、こういうのをどう片付けるかが問題なんですけどね。

何はともあれ、今日は3時ころ日本に到着して、明日の9時には出国するので、ホンの15時間程度の日本滞在なんですよね。

さてと、時間は有意義につかわなくちゃ!

土足厳禁!

2008-10-29 | ライフスタイル
畳で生活する文化は、海外の人にはあまりなじみがありません。日本人であれば誰でも玄関では靴を脱ぎますし、家の中では素足、又はスリッパなどのように「外履き」と「家履き」を区別します。ところが、日本人以外の人にはこうした考え方がありません。

私の場合、例え米国に住んでいても、「家を出たら米国文化を尊重するが、家の中では日本文化を通す。」という考え方なので、自宅では靴を脱ぎ、スリッパを使っています。本当は素足でもよいのですが、今の家がなかなか古いということと、だいたいの部屋がフローリングなのでやはり寒いということがスリッパを使う理由です。ちなみに前の家ではほぼ前面カーペットだったので、スリッパはほとんど使っていませんでした。(まあお客さんだけかな?)

この「家の中で靴を脱ぐ」習慣というのに対する米国人の反応は極めて2極化します。「肯定派」と「否定派」の2つです。

「肯定派」の意見としては、やはり家の中が汚れず、きれいに保っておけるというところが最大のメリットです。やはり外の靴をそのまま家で使えば、汚れるし掃除をするのも面倒です。これは基本的に家をレンタルをするオーナーさんには好評です。大よそ「日本人は他の国の人間と違い、借家を丁寧に扱う。」ということを知ってらっしゃる方も結構いるようです。また靴に束縛されない分、足の感覚がずっと楽になります。

一方「否定派」の見解は、「米国人は家の中も靴で入るもの」「素足だと危険」「わざわざなんで脱ぐ必要があるのか?」「紐をいちいち結ぶのがめんどくさい」というものが多そうです。確かに家の中を工事や修理で来る人からすれば、何が落ちているかがわからないところにわざわざ素足というのは危険、というのもわからないわけではありません。「家の中はきれいにしよう!」と言う日本人的感覚と「外も家も一緒!」という海外の人の見解の違いは否めない事実です。

ただわからなかった理由に、「宗教的理由」というのもありました。これは謎です。

さて、我が家の場合、来訪者には必ず靴を脱いでもらうことにしています。まあおおよそ90%くらいの人は脱いでくれるのですが、残り10%くらいは「我侭」な人が存在します。こういう人の対応が難しいのです。うちの細君はこういうひとがくると、まずは新聞紙や紙を敷き詰めて、必要な場所までのルートを確保するのです。彼女に言わせると、こういう人がくると「ほんと厄介!」といつも叫んでいます。

ところが、最近になって彼女は良い方法を見つけました。よくホテルとかであるシャワーキャップを集めてきて、それを靴にかぶせてもらうのです。これであればいちいち紙でルートを作る必要もありません。外人さんも靴を脱ぐ必要もないので、ほとんどの人はこれを受け入れてくれます。なかなかの良いアイデアです。

日本文化を海外で維持することはなかなか難しいです。やはりアウェーなもので・・・。でもこうしたアイデアで乗り切れる術もあるのだなぁ、と感心しています。(笑)

束の間のひととき

2008-10-27 | とあるひと時
ここ4日ほどブログの更新をさぼっていました。すみません。というのも、ご存知の通りあちこち出張やら何やらで3週間ほど全く休みがありませんでした。久々に家に帰ってしばらくぶりの完全なオフ。「もうこれは寝るっきゃない!」ということで、爆睡をしてしまいました。いやはや、寝不足が続くとしんどいのは誰しも当たり前ですが、逆に寝すぎると体の節々が痛くなってしまいます。これも困ったものです。今回はこれプラス爆睡中に足を何度もつってしまったのです。睡眠中に足をつるということは、経験がある方もいらっしゃると思いますが、本当に痛い&辛いのです。まさに寝ているのですが、ある瞬間「しまった!」と思って「ばっと!」目が覚めると、足から激痛が這い上がってくるのです。本当にたまりません。やっぱり適度な睡眠は毎日しなければならないと思います。

ところで、今回はかなり疲れていたせいもあり、寝ていて面白いことがありました。夢を見ていたのですが、足をつったり、起こされたりと、いろいろなアクシデントで夢が終わって目が覚めるのですが、結局眠さに耐え切れずまた「どてっ!」と寝てしまうのです。で、その後ですが夢の続きが始まるのです。それも途切れたところから・・・。映画の続きを見るように始まるのです。こういうこと、あまり気がつかないのですが、気がつくと意外と意外なもので、自分で感心してしまいます。(笑) こんなことって経験ありますか?

夢というのは前にも書きましたが、人間の深層心理を映し出す鏡だと思います。これを冷静に分析すればきっと自分がどう考えているのか、何を欲しているのかがわかるのではないでしょうか? でもそれを正当に自分のものとして評価ができるかは疑問です。

夢の話はさておいといて、この週末は本当によく寝ました。元来私は「寝溜め」ができる体質なのです。一日2時間くらいでも大丈夫ですが、その分どこかで寝るのです。まあ要は睡眠時間はだいたい普通の人と同じなのでしょう。ただフレキシビリティーが効くのです。

このおかげで多分時差がない体質になっているような気がします。だから長距離フライトの前日はあまり寝なくても大丈夫ですし、その分薬さえ飲めば飛行機もOK。更にそうすることにより時差調整もできるという便利な体になっているのです。でもそれも日本にいる時代に、長年にわたり不規則な生活を続けてきた賜物だと思います。(笑)

ただ年々歳をとるに従い、いつまで体の無理が効くのだろうかわかりませんが・・・。

さて、束の間のひとときが終わり、明日から台湾に出張なのです。何で太平洋&日本を越えていかなければならないか疑問なのですが・・・。

でも仕事なんですよね・・・。(泣)

この時期のNYホテル事情

2008-10-22 | Travel
トロントで予定通りカツ丼を食べた後、ちゃんとお仕事をしてから今NYへ移ってきました。この数週間秋の紅葉シーズンの為、季節もおだやかだったせいか、飛行機で大きく揺れることが無く快適な旅を満喫できたのですが、ここ2-3日は結構風が強く、冬の到来を思わせます。こうした幸せな日々ももうそろそろ終わりなんですね。

ところで、このシーズン、どういうわけかNYのホテルが異様に高いのです。どうも9月から11月上旬くらいかサンクスギビング前後まで、1泊300USD以上というのがざらです。本当にこのシーズンはNYに来るのがとってもいやになります。何でそんなに高いお金を出して泊まらなきゃならないのか? と思うと・・・。これは理由はわかりませんがどうも観光客が多いとのことです。きっと日本人ならNYとカナダ・メープル街道の旅とかそういうのが繁盛していて、きっと旅行会社がたくさん買い占めているのかもしれません。

で、以前にもそのようなこともあり、お抱えの旅行会社の人に頼んで安いホテルを探してみました。結果は大失敗でした。1件は非常に良い立地であり、フロントも大きくて普通の大ホテルの感が漂ったのですが、部屋を取って上に言ってみるともうぼろぼろです。鍵すら満足にかからなさそうなものなのです。これだったらどこから入られてもおかしくないし、またそのうすぼらけな感じがとってもしんみりとしており、お化けでも出そうな感じなのです。ゴーストバスターズ出動後の何も無くなったホテルといった感じです。おまけに何か自分でもよくわかりませんが、あの「霊みたいなもの」とかがいるような気配もしたものですから、「もう絶対泊まるか!」っと言ってなきながら一晩を過ごしたのを覚えています。ちなみにこのときのレートは200ドル弱でした。

前回の失敗にこりたので、その次の回は250USDくらいのところで探してもらいました。名前は有名なアベニューそのままの名前だったので、少し安心をしていったのですが、行ってこれまた大失敗です。入り口から中には人一人しか通れないような狭い道が続いており、その先に机1つ分のレセプションがあるだけです。おまけに中に入るとこれがまた薄暗くてなかなかホラーチックなのです。更に水の出もあまり良くない感じで、これだったらきっと日本の場末のブティックホテルのほうがまだ十分ましじゃないかな? といった感じなのです。これも一晩過ごしましたが本当に怖かったです。だって地震とか火事とかあったら絶対逃げ切れません。きっと油ののったおいしい丸焼きができたと思います。

ご興味のある方は、この2件を探してみてください!

それ以外にもいくつかトライをしたのですが、やはり価格が安いところはそれなりの理由があり、どうも安全性や雰囲気を考えると決して良いとは言えません。私たちのように米国で生活する人間にとって一番大事なことは、まず身の安全を守ること、危険なところに行かないことが鉄則です。いくら安いからといって、それで危険な目に逢ってはどうにもなりません。

旅行者の方はアドベンチャーみたいにこういうところを好む方もいるかもしれませんが、あまり安いホテルはお奨めできません。まず身の安全を守りましょう。

ということで、私は最近少々高くとも仕方ないとあきらめています・・・。言い訳がましいですが・・・。

カツ丼

2008-10-21 | Cooking, Drinking
今月2度目のトロントにこれから飛びます。ここでのお楽しみは何と言っても「カツ丼」です。ここのとあるお店では、日本と同じカツ丼を食べさせてくれるのです。基本的には「お寿司屋」さんなのですが、これがなかなかのテクニックをもっているのです。

何と言ってもカツ丼の魅力は、卵のその半熟性にあります。出汁の効いたトンカツにとろっとした半熟卵が絡み合って絶妙の味を作り出すのです。これがどこに行っても味わえないのです。というのも、前に生卵のトピックスで書いたように、米国では生卵を食べるという文化はありません。スクランブルエッグ・サニーサイド・オムレツといったように、完全に焼きこんでから食べるという風習なのです。生卵なんて雑菌がついている殻のものを直接体にいれるなんてことはもってのほかなのです。日本では滅菌処理されているので、問題はないのですが・・・。ということで本格的なカツ丼についぞお会いする機会はないのです。

でもこの半熟性がとっても大事なのです。前にNHKの情報番組で「おいしいチャーハンの作り方」をやっていましたが、このときも卵が半熟のうちにご飯をいれることにより、お米が卵でコーティングされ、そのおかげで加温されぱらぱらでおいしいものになると言っていました。カツ丼でも同じことです。保温性だけではなく、出汁と卵の味の調和とさらにトンカツとのサクサク感が合いまって絶妙のコンビネーションとなるのです。やっぱりこうした繊細な味の文化が日本人独特なものなのでしょうね?

最近米国でも卵の値段が上がりました。やはり新鮮さということから考えて家ではできるだけ高いものを買うようにしています。まあどれだけ高いと言っても、日本と比べればまだ安いほうです。日本食材を扱っているお店には、「生でも大丈夫!」と書いてあるのもありますが、やはりここ米国ではなかなかそういうわけには行かないのです。やっぱり日本で生卵をたまには味わいたいですね。(結局こういう帰結になりますが・・・。)

こうした食文化は大事だとは思いませんか?

SSSS

2008-10-21 | Travel
“SSSS”=”4S”というのをご存知でしょうか?

“XXXX”=”4X”なら知っている、という方は多いと思いますが、それはオーストラリアの有名なビールだろ! とつっこんでしまいますよ。この”4S”は主に海外(米国)の航空券に印字されて見ることがあります。

まずこれが自分の航空券に印字されていたらあきらめましょう。身体検査から手荷物の全部に至るまで、完全に調べられます。そういった方のみを対象としたものなのです。要は抜き打ち検査的な意味合いをこめて、乗客をピックアップし、調査対象とするものなのです。これにあたったらまず例外なく調べられますので、ご注意ください。

それではどうやって”4S”は印字されるのでしょう? 一応ランダムということになっています。しかしながら複数回「当選」される方も全く当たらない方も結構いらっしゃいます。何故でしょうか? 一説には怪しい人物である、過去に入国その他のことで問題があった、航空会社によってはステータスが低いとか、パスポートの期限があまりなかったとか、いろいろな話がありますが、実際はわかりません。ただ実際はランダムと言いながらもランダムではなく、何かの法則・理由によってつけられているような気がします。

というのも、私は米国に来てから3年半の間に”4S”をつけられたことが2回しかありません。実は先ほど印字されたのがその2回目だったのです。3年半で2回の確立ですから、まあ少ないと言えば少ないのです。ところが、その2回ともつけられた空港がたくさんある空港の中でも同一の地方都市であったため、ランダムということには非常に抵抗を覚えました。何かの作為的? 私をその土地に近づけないための策略かも? とかと思いたくもなります。やはりこれには何らかの法則・理由があるに違いありません。

たくさんの回数・お金を航空会社に貢いでいるのに、この仕打ちはたまったものではありません。おまけに自分としてはステータスが高い航空会社であるならなおさらのことです。「お客を愚弄するのか?」ともいいたくなってしまいます。とはいえ、そう言ったところで事態は好転するわけでもなくいらいらするだけです。

こういうときは何事もポジティブに考えましょう!

笑い飛ばしながら、「4Sに当たってしまったよ!」とか「時間があるからゆっくりと調べてくれよ!」という大きな気持ちで接するようにしたほうがよいです。下手にがやがや言っても心象を悪くするだけで、返っていらないところまで調べられてしまいます。それよりは、心広く振舞って、検察官の人と和やかな会話をすれば良いのです。そうすれば何よりも腹立たしさは無くなり、いやな気もしません。相手はこれが仕事で、こうしなければ安全が守れないのだから! という考え方が大事なのです。

私も米国赴任前までの海外出張で何度かこういう目に逢いました。でも文句を言ったところでぎすぎす感が残り、気持ちよくないだけで、何も改善されませんでした。でも「ここで4Sに当たったのだから、きっとその不運は近い将来幸運となってかえってくるさ!」くらいに思えば、何も腹立たしくはなくなります。こういう気概を持ちましょう!

気を大きく、安らかにもつということは自分自身の心の安定につながります。

だからきっと私には3度目の正直はないでしょう。あったらもうその空港は使わないことにします。(笑)