ケン・ローチの「この自由な世界で」原題 It's a free world を
見てきました。
シングルマザーを描いたヒューマニズムものかと思って見ると
完全にぶちのめされてしまいます。
かといって、
どんどんダークサイドに堕ちていく、主人公アンジー(Kierston Wareing)が
否定されているかというと、ローチは、決して、全否定しません。
そうではなく、どこか古典的フィルムノワールなシナリオに、ドラマのうまい
ローチが登場人物たちを輝かせ、深い人間ドラマになっていました。
ヤスミン・クラウザーのサフラン・キッチンを読んでいたので
シャーの時代のあとに迫害された、イラン人移民のくだりは
とても悲しい話でした。
見てきました。
シングルマザーを描いたヒューマニズムものかと思って見ると
完全にぶちのめされてしまいます。
かといって、
どんどんダークサイドに堕ちていく、主人公アンジー(Kierston Wareing)が
否定されているかというと、ローチは、決して、全否定しません。
そうではなく、どこか古典的フィルムノワールなシナリオに、ドラマのうまい
ローチが登場人物たちを輝かせ、深い人間ドラマになっていました。
ヤスミン・クラウザーのサフラン・キッチンを読んでいたので
シャーの時代のあとに迫害された、イラン人移民のくだりは
とても悲しい話でした。