お気楽王の日記

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仙台歩き・仙台 ニッカウイスキー工場見学

2009年10月31日 | 仙台歩き
仙台にあるニッカウイスキー工場見学へ向かいます。
今回はだんなも絶対試飲したいということで電車です。

JR仙台駅から仙山線に乗り30分、作並駅です。
「もみじ号」という古い電車が臨時で出てたので
なんとなく乗ってみましたが・・・


途中、こんな橋を渡ります。
恐い!!でも一瞬。


無事作並駅に到着。無人駅です。
雨降らないって聞いてたのに雨降ってるし!
しかも、工場のシャトルバス、電車にあわせて運行してるのに
臨時便に乗ったから、1時間後しか来ないし
タクシーもないし、駅近くにコンビニも何もないので時間もつぶせず。
かなり辛いけど雨の中、約2km歩くことに。



けっこう雨でぬれたし、テンションも下がってたけど工場に到着。


紅葉も雨でいまいちですが・・・
新川川か広瀬川かわからないけど水がきれい!
このきれいな水でウイスキーは作られる。


工場の敷地内に入ってもけっこう歩く・・・しんどい。


紅葉に癒されたりして。
雨なのが本当に残念。


広い工場です。
ウイスキー本場のスコットランドと同じ赤レンガの建物です。



真ん中に池があって、白鳥がたくさんいました。
なんか優雅ですねー。



疲れてたので先にランチ。
ラム肉でBBQありがちですが、建物が古いし煙がモウモウで
またまたテンションが下がる私。
服も髪も脂臭くなったーーーー(泣)


すっかりテンションの低い私ですが
工場見学の受付もしてさっそくお姉さんに連れられてスタート。
土日だからか雨の中けっこう人もいましたが
その場で気軽に参加できます。





ニッカウイスキーは有名な北海道の余市と仙台に原酒工場があります。
余市は男らしいガツンとした味、仙台は華やかな味。
ポットの形の違いや直火と間接蒸留かで味が大きく変わるそうです。
それをブレンドすることによって複雑な味わいが生まれるとか。


樽が並びます。ウイスキー樽は焼きを入れたりすることによって
味わいが生まれます。


最後にお待ちかねの試飲です!!
ここでは「宮城峡10年」と「鶴17年」が15mlずつ無料でいただけます。
おいしい飲み方、1ウイスキー2水3氷の割合だそうです。
ちなみにだんなはロックで飲んでましたが。



ウイスキーの種類をまとめると・・・
(A)モルトウイスキーが大麦麦芽で作られたウイスキー
(B)グレーンウイスキーがとうもろこし主原料で作られたウイスキー

(A-1)単一の樽の原酒をそのまま瓶詰めしたモルトウイスキーが
「シングルカスク宮城峡」
工場内かオンラインでしか手に入らない。原酒だから数が少ないのね。

(A-2)ひとつの蒸留所の複数樽から作られたモルトウイスキーが
シングルモルトウイスキー。「シングルモルト宮城峡」

(A-3)複数の蒸留所のモルトウイスキーをあわせて作られたのが
ピュアモルトウイスキー。「竹鶴ピュアモルトウイスキー」

(AB)モルトウイスキーとグレーンウイスキーをブレンドしたウイスキーが
ブレンデッドウイスキー。「鶴」など。
日本のウイスキーはほとんどがこれ。


この4種類はどれが一番かと聞くとそれは好みなんだそうです。

有料試飲コーナーでこの日無料でシングルカスク10年をいただきました。
チェイサーを添えてそのまま舐めるように少しずつ飲むのですが・・・

喉が焼ける!ひー!!
アルコールド63度ですから。
しかし、少しずつ舐めるとこの味わい、おいしい!!

聞くとシングルカスクが一番おいしいはず、なんだそうです。
そりゃそうだ、原酒から全てのウイスキーは造られる。
原酒は100%最高に作っているそうなので、無駄がないんだそうです。


その後、73000円で売られていた「竹鶴35年」を
有料試飲1700円出して!飲んでみました。
銀座のバーで飲んだらいったいいくらになっちゃうんでしょうか・・・

琥珀色。きれいですなあ。
これもチェイサーがついて割らずに飲みます。

強い!だけどシングルカスクの後なので飲みやすく感じます。
おおー、確かにブレンデッドウイスキー、複雑な味がしますね。
強いけど柔らかい、じっくりゆっくり味わうお酒です。


ウイスキーはじっくりゆっくり味わうお酒なんですって。
シングルカスクはアルコールが強すぎるからグビっと飲んじゃダメなんだって。
ゆっくりゆっくり味わう。
他に食べ物を食べながらではなく、
深く掘り下げながら理解する・・・大人の飲み物ですねー。

久々にウイスキーをいっぱい飲みました・・・。

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