お気楽王の日記

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大相撲・9月場所千秋楽

2008年09月29日 | 大相撲
ロシア人力士の大麻問題が解決してないし、
新理事長は武蔵川親方になって、(雅山とか出島の部屋です)
若ノ鵬が八百長問題の証人になるという。
9月場所は相撲以外が話題の中心となってしまいました。

救いは白鵬の開花、ですかね。
白鵬は今まで受け身の相撲でずるずると負けることが多かったんだけど
先攻で押したり、受けたり、投げたり、すかしたりと
さまざまな相撲を取ることによって悪い癖が直りました。
稀勢の里に1敗したものの優勝。

大関は全員勝ち越して、安馬12勝。来場所いよいよ大関取りですか。
10勝以上で大関決まりでしょうね。

そして驚きは把瑠都!
9日目までで2-7敗だったので、もうだめだ、と思ったら
そこから驚異の6連勝。8勝7敗と勝ち越しました。

関脇 安馬12-3豊ノ島6-9
小結 把瑠都8-7朝赤龍4-11
前頭筆頭 琴奨菊6-9雅山4-11
前頭2枚目 稀勢の里6-9豊真将休場
前頭3枚目 旭天鵬6-9
前頭4枚目 安美錦8-7栃乃洋6-9
前頭5枚目 鶴竜7-8豪栄道10-5

豪栄道は先場所の把瑠都と同じ前頭5枚目、10勝をあげたので
来場所三役は確定でしょう。
把瑠都がギリギリ勝ち越したので関脇!もありかもしれません。
ええー。ちょっとちょっと。大丈夫なの?

今場所、把瑠都の7敗は
横綱・朝青龍・引き落とし
横綱・白鵬・寄り切り
大関・琴光喜・寄り切り
大関・魁皇・寄り切り
大関・千代大海・引き落とし
関脇・安馬・押し出し
小結・朝赤龍・上手投げ

結果的に、格下に負けていないんです!
ただ負け方に完敗が多いので、「弱い」印象があるのです。
しかし、大関・琴欧洲と関脇・豊ノ島には白星。
結果はなかなかいいですよ!!

以前膝を故障してから、尾上親方も把瑠都本人も
力任せの投げ技ではなく、押し相撲を得意技としたいようです。
下手な投げ技は片足を上げて、変な角度で倒れると一発で膝を故障するし、
腕一本で投げようとして、腕を故障しやすいそうです。
欧洲や把瑠都のような手足の長い力士には致命的です。

大関より上の力士には「得意の型」があります。
朝青龍は素早い立会い(フライングの立会いが厳しく禁止されたことで、
朝青龍は立ち直れないほどのスランプです)、
千代大海の突っ張り、魁皇の左四つに組んだ時の右の引き、などなど。
把瑠都ならこれ、っていう型が欲しいですね。

来場所の楽しみは把瑠都の成長と安馬の大関取りですか。
安馬はいい時と悪い時が千代大海並に粗いので、そこをなんとかしないとね。