サマーフレンド実行委員会

今日は鶴見区の社会福祉会に、
今度の夏に行われる『サマーフレンド実行委員会』に出席しました。

サマーフレンドって何？って思っている方もたくさんいると思いますので、
簡単に説明をしますと、
鶴見区社会福祉協議会が、夏休みに子どもたち（主に自閉症などの障がい児の子どもたち）の余暇活動として、地域のいろんな団体（ケアプラザなど）と、子どもたちが喜ぶいろんなイベントを企画・開催することです。

面白いプログラムだな～と思ったのは、
鶴見にある曹洞宗大本山総持寺のお坊さんたちによるイベントで、
『総持寺で、お坊さんと遊ぼう！』などがあります。
他にも自分も参加してみたいな～とおもうイベントがたくさんあります。

NPO法人アラジンクライミングは鶴見社会福祉協議会の正会員です。
その関係でここ3～4年サマーフレンドなどで、
『クライミング体験』のイベントを開催して、
地域のコミュニティをより広げられるよう活動しています。

嬉しかったことは、実行委員会が終わって帰ろうとしていたら、
他の出席者（養護学校の先生など）や保護者の方ががたくさん話しかけてくれたことがとっても嬉しかったです。
アラジンのスクールに来ている子がその先生の学校に行っていたり、
『スクールの時はとっても頑張って楽しんでますよ。』って話したら先生もとっても喜んでくれました。
去年参加してくれた子の保護者の方もいましたが、『とっても楽しかった』と言って貰えました。
きっと最初は『クライミングって何だ？』、『危ないんじゃないか？』とかいろいろ思っていたと思うのですが、
継続はまさに力ですね！頑張って続けてきたことで信頼を頂けたような気がしました。

今回のサマーフレンドのクライミング体験の主な内容は、
普段行っている『障がい児クライミングスクール』と同じです。
それぞれの子に合わせたペースで、クライミングを楽しんでもらうのが基本ですが、
自分たちがそれ以外にとても大事にしているのは、
いづれ彼らが社会の中へ自立するためのトレーニングとして、
コミュニケーションなど、自分の気持ちを外に出す（伝える・アピールなど）練習が出来ればと思っています。
これは文字で書くととても簡単ですが、その子のペースなどに合わせる地道な努力が必要になります。
1回１時間のスクールでは、大したことは出来ないですが、
少しでも表現することを覚え、楽しんでもらえればと思います。

今からどんな子が来るかとっても楽しみです。

弘資