NPO法人アラジンクライミングで約6年間、障がい児クライミングスクールを行って来ました。
この事業は今のアラジンクライミングのなかでとても大きな柱の事業です。
スクールも数(経験)を重ねることによって、とても良くなって来ていると思います。
もちろん、大きな壁にもたくさんぶつかって来ました。
表現が苦手な子どもたちとの接し方など、
何か今後に繋げられる物は無いかと思い、
昨日、ある特別支援学校に研修目的で1日学校にお邪魔させて頂きました。
その中で感じたことは(1日で手に入れられる限界はありますが)、
自分が今回改めて感じたことは、
結局一番大事なのは、いかに情熱を持ち続けるかだということを再確認しました。
(もちろん接し方などのテクニックもありますが)
印象に残ったのは、
ある先生の『障がい児・者本人が何をしたいか表現することが大事』という言葉に感銘を受けました。
今まで自分は、いかに彼らが何を考えているか(何をしたいのか)を気付くことに集中してスクールをして来ました。
それも大事だと思いますが、彼らの今後(つまり社会の中で生きて行く自立性)を考えると、ただまわりに気付いてもらうだけでは無く最低限の表現を出来るようにすることが大事だということに気がつきました。
もちろん言葉だけでは簡単に表現出来ない難しい問題(壁)もたくさんありますが、情熱を持って頑張っている先生たちを見ることが出来て、自分もさらに障がい児クライミングスクールを頑張る(楽しむ)元気を手に入れることが出来ました!
こんな自分を1日受け入れてくれてありがとうございました!
弘資
うちの息子は既に2回アラジンさんでお世話になりました。
先日はロープクライミングでライバルが昇りきった姿に感化されて必至に登ったあの「だいご」です。
将来的に子供が自分の思いを表現できることが大切ということ。本当にその通りだと思います。
周りに理解してもらって感じてもらうことに慣れすぎると伝える気持ちが薄くなってしまったり、伝わらないと分かると「あきらめ」たりするんです。この子達。
これからも通わせていただきます。
よろしくお願いします。
コメントありがとうございます。
はい、ちゃんと憶えていますよ。
特別支援学校に行ったのは、実は今回で2回目です。
周りを見ないで独りよがりスクールになってしまうのが、一番怖いことだと考えています。
そのために自分自身もしっかりと勉強をして、
何が大事なのか自分なりの信念を持ってスクールに臨みたいと思います。
こちらこそ、これからも宜しくお願いします。
小川弘資