娘と海外旅行を重ねてきた結果
彼女が11歳で誇れること、それが地図があれば目的地につけること、だ。
しかし、私の訪ねた欧米の都市は
必ず通りに名前が付いていた。
アルファベットがわかるようにさえなれば、
外国で地図を頼りに歩くのはそんなに大変なことではない。
まあ、目が悪いと建物に付いている通りの名前を読めず、
大変かもしれないが・・・。
ある脳科学者が言っていた。
脳を最も活性させる方法は道に迷うこと、だそうだ。
脳はあらゆる五感を使って正しい道を選択しようと機動するので、
あらゆる脳の分野を刺激することになるらしい。
さて、音読や百マス計算は
痴呆症にかかったご老人の脳を活性化するのに
効果があることは科学的に分かっているのだが、
成長過程の子供に効くかどうかは実は実証されていないようだ。
でも、何やら日本では百マス計算が頭にいい、と
誰かが言い出すと(実証もされていないのに)
一斉に百マス計算をするようになるのだから
私なんかは本当についていけない。
小学生の時、人より多少勉強ができたとしてそれが一体
どんな意味があるのだろう。
それは、単に遊ぶ時間を割いて、机に向かわせた時間を
増やした結果にすぎない。
遊びから得られる大切なことを置き去りにして、
一体よい中学に入れたとしてそれがどんな意味を持つのだろうか?
大学までの(優等生への)レールを敷いたところで、
幸せになる能力がなければ意味がない。
学生でいられるのは人生の本ちょっとの間だけだ。
私はただ、どうして勉強しておいた方がいいか、
どうしたら、豊かなものを享受できるようになれるのか、
じゃ、豊かさとは何なのか?
そんなことを自分でつかみ取っていけるような
そんな人に娘にはなってほしいだけだ。
そのために日本という枠をできるだけ超えさせたくて、
文化的に先を行っていると思われるヨーロッパを旅しているのだ。
パリの地図を読んでいると
人の名前が付いていることも多くて面白いし、
Saintとついた通りがあってウキウキする。
Saintとは聖なる、という意味だ。
聖なることに重きを置かれた、そんな時代を経て発達した
ヨーロッパにはアメリカほどの拝金主義は見られない。
日本はといえば・・・。
品格という言葉が書籍のタイトルで踊っているが、
品格というのは聖なるものが持つ特権ではないのだろうか。
神への思いなくして、品格だけを取りざたすれば、
それは単なる形式やマナーの話をすることにすぎず、
結局は薄っぺらい論議でしかないように思う。
たとえ無神論者であっても”神とは何か”を考えなければ
無神論者にはなれない。
今の日本にはその無神論者すらなかなか見つけられない。
いや、考えることを放棄してしまったかのように見える。
考えない方が楽、と錯覚しているのだろう。
考える力や心がもっている無限の可能性を大人が
子供に教えてあげられないのは、大人が病んでいる証拠だ。
「マーフィの法則」や「思考は現実になる」といった
西洋からの自己啓発の考え方は、本来聖書に残された
イエス・キリストの言葉にルーツがあるように思えてならない。
深くて確かな真理から
うわべだけのノウハウだけを取り出して、
都合良く利用したとしても、置き去りにしていることの
大きさに気づかない限り、幸せになる、という
見えないものを手にすることはできない、と思う。
ま、実際、偉そうなことは言えず、
幸せに気づけないことのが多い私であるが。
なんせ、幸せには形がない!
かなり気分が落ち込んでいた。
この旅行は完璧に準備してあったはずだったのに・・・。
主の祈りの中で人はこう祈る。
「我らに罪を犯すものを、我らが許すごとく
我らの罪をも許したまえ」
これは、信仰の基本だろう。
自分こそ欠点があり、その欠点を神はまったくもって
許して下さる、いや、それどころか愛して下さっている。
ありのままの弱く醜い人間の姿を永遠の愛で包んでくれる神の存在。
それを信じるということは、
身近にいるどんな人間をも許すことに他ならず、それは
どんなに罪深い人間でも神の愛の対象であることを
知っているからなのだ。
しかし、実際は人の間違いはなかなか許せないものだ。
失敗も・・・・。
今回それを思い知った。
そう、完璧であったハズの準備が夫のポカミスで
水の泡となったからだ。
そもそも夫が今回の旅行はワイヤレスでもインターネットができるよう
にしてくれてあった。
コンピュータに関しては天才的に詳しい夫に私は心底
頼ってしまっている。
ところが、旅立つ朝、
コンピュータのケースの中にACアダプターを
入れるのを忘れてしまったのだ。さて、この場合
自分が忘れたのならまだあきらめもつく。
ところが、信頼しきっていた夫が忘れたのだ。
それで、昨日はパリの電気店へ行きアダプター探しをした。
ところが、パナソニックに対応するアダプターはどこにも
売っていなかった。
ソニーと東芝はかろうじて対応するものがあったのだが。
悲しい。
でも、夫がひたすら私に謝ってきたので、
もちろん、許す。
許すもなんも、夫にそんな思いをさせて申し訳ない。
でも、やっぱりむかつく。
それが人間だ。
今、こうしてブログが出来ているのも、
夫が日本からホテルあてにアダプターを送ってくれたからだ。
5日遅れでブログを打っているが、
なかなか追いつけない。
そこで、もうとりあえず、写真だけを入れていく。
どこなのか、何をしたのか写真から想像してくだされ。
あとで気が向いたら文を入れまする。
この旅行は完璧に準備してあったはずだったのに・・・。
主の祈りの中で人はこう祈る。
「我らに罪を犯すものを、我らが許すごとく
我らの罪をも許したまえ」
これは、信仰の基本だろう。
自分こそ欠点があり、その欠点を神はまったくもって
許して下さる、いや、それどころか愛して下さっている。
ありのままの弱く醜い人間の姿を永遠の愛で包んでくれる神の存在。
それを信じるということは、
身近にいるどんな人間をも許すことに他ならず、それは
どんなに罪深い人間でも神の愛の対象であることを
知っているからなのだ。
しかし、実際は人の間違いはなかなか許せないものだ。
失敗も・・・・。
今回それを思い知った。
そう、完璧であったハズの準備が夫のポカミスで
水の泡となったからだ。
そもそも夫が今回の旅行はワイヤレスでもインターネットができるよう
にしてくれてあった。
コンピュータに関しては天才的に詳しい夫に私は心底
頼ってしまっている。
ところが、旅立つ朝、
コンピュータのケースの中にACアダプターを
入れるのを忘れてしまったのだ。さて、この場合
自分が忘れたのならまだあきらめもつく。
ところが、信頼しきっていた夫が忘れたのだ。
それで、昨日はパリの電気店へ行きアダプター探しをした。
ところが、パナソニックに対応するアダプターはどこにも
売っていなかった。
ソニーと東芝はかろうじて対応するものがあったのだが。
悲しい。
でも、夫がひたすら私に謝ってきたので、
もちろん、許す。
許すもなんも、夫にそんな思いをさせて申し訳ない。
でも、やっぱりむかつく。
それが人間だ。
今、こうしてブログが出来ているのも、
夫が日本からホテルあてにアダプターを送ってくれたからだ。
5日遅れでブログを打っているが、
なかなか追いつけない。
そこで、もうとりあえず、写真だけを入れていく。
どこなのか、何をしたのか写真から想像してくだされ。
あとで気が向いたら文を入れまする。
アヂィダスを見つけるやいなや、娘が入りたがった。
なかなかシックなエントランス!
最近のアディダスは本当にお洒落で、時々買いたくなるから
危険! でも、まあ、見るだけはただ!
ロキシーに入って、スキーウエアを試着。
もちろん、ボンポワンに比べたらカジュアルで
こんな風に写真まで撮ることはできた。
でも、「確かロキシーはアメリカのメーカーでしょ。
日本で買った方が安いんじゃない?」
と娘を説得して購入を断念させる。
さて、お台場にもロキシーはある。
スキーウエアがどれほど充実しているかはしらないが。
ちなみに上下で230ユーロくらいだった。
高い?
L'Atelier Renaultで夕飯を取る。
名前の通り車のメーカー・ルノーのショールームにあるレストラン。
気軽に入れると思って決めた。
とっても人気で子連れで賑わっている。
なんといってもシャンゼリゼの景色を眺めながらの食事が楽しい。
といってもサンドイッチやペンネといった軽食が主。
ショールームではルノーの車が宙に浮かんで
一回転していた。
まるで、イルージョンだ。
プラザ・アテネ(ホテル)の実にひっそりとした
ディーセントなエントランス。
ヨーロッパが大好きなのは高級なホテルも
実に密やかに佇んで街並にとけ込んでいるところだ。
一度は訪れたいホテル!
ボンポワン。
実に大胆不敵に娘が「見たい」というので、
店内に入る。
信じられないくらい、お高級な子供服のお店に
ものおじせず入っていく娘もなかなかの図太い神経だが、
買う気もないのに入った私もヒドイ。
さて、ここではコートを試着。上質なコートなだけに
娘の格がぐーんと上がる。まごにも衣装。
もっと普段から着られるのないかしら、と
ダウンジャケットに目をやった。強力に温かそうなのが
あったのでしげしげ見ていると、店員さんが「スキーウエア」
だと教えてくれた。この冬、学校の行事で必要なのに
今持っているのが小さくなってしまったので、
買う気に多少なって、本気で試着をさせてみた。
あのね、スキーウエアの上着についているファーが本物なわけ。
勿論取り外しがきくけど。(ファー付きを学校で、は無理だよね)
上下で470ユーロ。た、たかーい
お取り置きを次の日までしてもらう。ほぼ、買う気ないのに。
さて、店員さんの話だとこのスキーウエアが今年飛ぶように
売れたのだとか。
確かに自宅で洗えたり、ポケットが絶妙なところについていて、
実用的かつかなりお洒落であった。
娘が気に入ったのは白色。汚れが目立つからとブラウンを
勧める母の言葉に聞く耳を持たない。
確かに白が一番可愛かったんだけどね。
東京の代官山にも路面店があるが、
そこでもこんなお高いスキーウエアは売れたのだろうか?
(結局、帰国してから、神保町まで行って、
セールで一万円になったスキーウエアを購入した、ああ現実って!)
ところで、モンテーニュ大通りをシャンゼリゼ大通りに向かって
歩いたのだが(市立近代美術館の帰りに)
私はけっして進行方向右側の舗道を歩けない。
そこに、ジル・サンダーのブティックがあるからだ。
入ったら最後、買いたくなってしまう。(買えないのに)
ただ、ブーツもコートも・・・・というか
全身ジル・サンダーで歩いていたので、
店内に入ったら喜ばれたかもしれなかった。
たとえ、今シーズンのものでなくても・・・。
そうです、ジル・サンダーは流行に関係なく
ミニマムなシンプルさが際だつスタイルなので
何年も何年も飽きずに着られます。
ホントニ私としてはよいブランドだと絶賛です。
さて、シャンゼリゼと向かう。
パレ・デ・トーキョの広場に面したカフェでは
子連れの親子が楽しく遊んでいた。
遊ぶというか、食事をしていた。
幼稚園児や赤ちゃんなのでトーキョー・イートではなく、
安上がりでより気楽なカフェにて食事をしているのだろう。
さて、そこに写真をとる機械があった。
さっそく撮影。
というのもカルテ・オランジェ(一週間の交通機関に使えるパス)
を購入する際、写真がいるからだ。
4枚撮れて2ユーロ。
カルテ・オランジュに使う以外の3枚はおふざけモードで
表情を変えて撮った。
娘はさらにそのおふざけ写真を
上からいろいろ落書きして楽しんだ。
そうです。写真の上にいろいろな落書きできる
不思議な材質の写真なのでした。(これって、普通?)
子連れの親子が楽しく遊んでいた。
遊ぶというか、食事をしていた。
幼稚園児や赤ちゃんなのでトーキョー・イートではなく、
安上がりでより気楽なカフェにて食事をしているのだろう。
さて、そこに写真をとる機械があった。
さっそく撮影。
というのもカルテ・オランジェ(一週間の交通機関に使えるパス)
を購入する際、写真がいるからだ。
4枚撮れて2ユーロ。
カルテ・オランジュに使う以外の3枚はおふざけモードで
表情を変えて撮った。
娘はさらにそのおふざけ写真を
上からいろいろ落書きして楽しんだ。
そうです。写真の上にいろいろな落書きできる
不思議な材質の写真なのでした。(これって、普通?)
バレ・デ;トーキョー屋上部分の近代的な部屋?が気になった。
トーキョー・イートは調べた限りでは評判のいいレストラン。
フレンチが気軽に楽しめる。
店内はポップで楽しい。
子連れからご老人のカップル。
おじさまと叔母様のカップル、1人で食べてる女性とさまざまな客層。
子供のプレートを娘は頼む。
私はフォアグラ。
気軽に味わえた。美味しかった。
ちなみに隣の席のご老人のご夫婦もフォアグラを頼んでいた。
もしや、評判のおいしさなのかも・・・・?
●トーキョー・イート(tokyo eat)
13 avenue du pdt Wilson 16e
01 47 20 00 29
レシートによると
1 C.Tariquet blc verre 5.50
1 Coca-Cola 4.50
1 Tartine foie Gras (フォワグラ) 26,00
1 Menu Enfant(子供のプレート、チキンソテーでした)11.00
with Dessert(デザート付き! 2種類アイスを選べる)
1 Cafe 2.50
total 49.50
私はフォワグラで体力補給。娘はさんざん悩んだあげく、子供の
プレートを頼む。内容はチキンのソテーで焼き目がついているの
をしきりに嬉しがって食べていた。
【娘の評価】
味:★★★★☆
サービス:★★★☆☆
突如としてマルシェに遭遇。
土曜の朝はパリジャンたちはこんな風にお腹を満たすのね。
美味しそうな食材のオンパレード。
といっても衣類やお花などもあった!
私の目が主に食べ物に向いたにすぎない。
品のよいおばあちゃんやおじいちゃんが
個人用のカート(袋になっているような)を引きながら
物色していた。
日本人の男性グループもいた。
さて、私と娘はスイートに釘付け。
キャラメル・サレを物欲しそうに見つめていたら、
お店の主が袋をあけて試食させてくれた。
優しいお兄さんは一生懸命フランス語で説明してくれる。
でも、分からない!
多分、すごくナチュラルなものだ、といってたんだと思う。
勿論、購入。
先を進んでいくと娘がチキンウイングを見つけて
「ママ、一個だけ買って」という。
そうだろ、さっき食べたばかりだもんなあ、と思いながら
お店の優しそうなお姉さんに聞く。
「あの、フランス語できないの。
(とフランス語でいい、英語に切り替えて)
このチキン、ひとつだけ買うことできる?」
と。多分相当非常識なことだったんだと、後になって恥じ入ったが、
知らぬが仏。
「いいわよ、スパイシーか普通味とどっちがいい?」
と聞かれ、娘がスパイしーというので、辛い方を選んだ。
ところが、お金はいらない、と言われてしまう。
あらら、申し訳ない、と恐縮し、チキンの横でゴロンと寝ころんでいた
ワインを購入。
写真参照。
ワインは14ユーロ、とっても美味しかった!
ワイン・オープナーを持参してあったので、
ちびりちびりと飲んでいる。幸せ!
さて、この通りはAv. du President Wilsonであった。
シャンゼリゼを凱旋門を背にして歩く。
朝の8時に空いている店はほとんどない。
ところがそんな土曜日の早朝に空いているカフェを目指す。
フーケが角にあるのが目印だが、
ジョルジュサンク通りをセーヌ川に向かって歩く。
つまり右に曲がってまっすぐ行くのみ。
さて、目指したのは”Le Rival"
マルブフ通りとの交差点にあり、
ジョルジュサンクとマルブフ通りの両方にテラスを張り出している。
コストが手掛けただけにおしゃれ。
ブランチ(25ユーロ)を2人でシェアした。
内容はとっても充実していて
ドリンク、ジュース、目玉焼きとポテト(バゲット付き)、
ホットケーキ、フルーツサラダが付いていた。
目玉焼きはレアな感じで娘の好みだったため、
美味しい!を連発して食べていた。
【子供の評価】
娘の★マークは(最高は5つ★)
味★★★★☆
サービス★★★★☆
Le Rival(ル・リヴァル)
20 ave George V 8e
01 47 23 40 99
営業:8h-翌2