娘が私の作った基本の問題だけをとりあげた
プリントを手に学校へ行った。
朝の6時50分頃だ
しかも、今電話があり、
バレエのシニョン(だんご)を作る小道具を
忘れたので、私に「持ってこい」という。
なんてスポイルされた娘でしょ。
しかし、きょうは特別にバレエに付き添うことにした。
というのも、バレエの先生が
「私のやっている日本橋のお教室にもいらっしゃい」
と誘って下さり、今日は初めての場所で
お稽古をするからだ。
親としては月謝がイタイが・・・。
先生は私にこうおっしゃったのだ。
「いいものもっているのよね、
バレリーナにしたいんだけど」と。
日頃、とっても厳しい先生なだけに、
受け答えに窮して、私は黙ってしまった。
「まさか、うちの子がバレリーナーに」
と軽く受け流したり、
「そうですか、ありがとうございます」
とおべっかじみたことを言えばよかったのだろうか!
さて、私はこの言葉をこう受け取ろうと思う。
人間は誰でも、”いいもの持って生まれてくるのだ”
もれなく、どなたも!
そして、うちの娘は小さいときから他人からは
バレエに向いているように見えるらしい、ということだ。
あとは、それを信じるか信じないか、の問題なのだ。
プロになることを決めたハニカミ王子
(Ryo Ishikawa)の
お父様が「トンビがトンビを生んだんですが、
今、鷹になろうとしている」ということを
おっしゃたが・・。鷹になろうと
思えば誰でも鷹になれる!
諦めない限り・・・・と本気で思う。
逆にいえば、
他人がどんなに太鼓判をおそうと、
環境がすばらしく整っていようと、
本人がそうなりたい、と思わない限り
誰1人、鷹にはなれない。
11歳の娘は「水泳選手になりたい」と言っている。
というのは水泳が得意だからだ。
バレエの場合、まだ習って1年ちょっとだし、
彼女よりうまいお子さんはごまんといる。
でも、私は娘にこう話すのだ。
「得意なことではなく、好きなことを選んだら」
と・・・。
駅のホームで電車を待つわずかな一瞬でも
バレエのポーズを取る娘を見れば、
自ずとバレエにはまっていることは
分かるというものだ。
さて、そんなかんだで、娘は週3日
バレエを習うことになった
世の中の本気なお嬢さんに比べたら、
それでもまだ本格的とはいえないかもしれないが、
おーやる気ね、と思ったのは、
金曜はそもそも学校の水泳クラブがあるので、
水泳の後、バレエへ通う、というハードな
スケジュールであるにも関わらず、
「金曜日もバレエにいきたい!」と娘が
言ったことにある。
ところで水泳の後にバレエができるものだろうか?
しばらく、見守っていきたい!
「今日のテスト85点以上取れないと、
バレエもやっている場合じゃないわよ、
やらせられないからね」と脅しておいたのだが・・・。
算数の場合、私が作った問題
(といっても、問題集の基本問題をワープロ打ちしただけ)
を全部理解して
ようやく50点といったレベルだ。あーあ!
算数担当は夫なのだが、その夫が風邪で倒れ、
娘を教えるどころではなかった。
そもそも夫には、
算数ができない人間の気持ちが分からない、
という最大の欠点がある。
よって、昨晩は私が娘と一緒になって
(できない同士)問題集を解いていった。
で、気づいたんだけど、
算数ってやればやるほどこんがらがる?!
でも、実は面白い、発見があるもん。
さて、最後まで諦めるな、と
言って学校へ送り出した。
大学受験の時でさえ、
試験日当日、会場に向かう列車の中で見たところが
そのまま偶然試験に出た、という体験を持つ私である。
まちがいない!
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