★パリ、サン・シュルピス教会で祈る

さて、世界最古のデパート、ボン・マルシェから
ガンガン歩いていたのでちょっと休憩したかった。
実にボン・マルシェの界隈にも魅惑的な
ショコラティエのメゾン・ド・ショコラや
児童書の専門店などあったんだけど・・・。
先を急いでいたので立ち寄らず、
今回はsaint Placide通りをVaugirard通り
にぶつかるまでひたすら歩き、
madame通りをサン・シュルピュス教会の広場
方向に向かって歩いたのだ。
途中、サダハル・アオキに寄ったけれどね。

Place Saint-Sulpiceからセーヌ川方向に伸びている
Rue des Canettesの22番地に
「サンタ・ルチア」というイタリアン・レストランがある。
そこで、休憩がてら早い夕食でも、と思っていたが・・。
お菓子をほおばっていた娘が
「お腹すいてなーい」というので、
「え、だって、のだめが行ったお店でスパゲッティ
食べたい、て言ってたじゃん？」と
念押しをした。
「ううん、もう行かなくていい、
今は食べられないよおー」という。
確かに、チョコとお菓子で胃はこってりと
重いはずだ。
さて、いずれにせよ、休憩した。
そう、写真のように聖なる蝋燭の灯と共に。

「ダ・ヴィンチ・コード」で有名になった
サン・シュルピュス教会でお祈りをすることにした。
ドラクロワ作のフレスコ画で有名！な教会だ。
そんな美術品もさることながら、
教会がいつでも開いていて気楽に入れ、
椅子に座って休憩したり、お祈りできることに
私はいたく感動してしまう。

ただ、補強工事をしているのか、
左右対称の塔の一方が目隠しされていて、
教会全体の美しい佇まいはおがめなかった。
もちろん、休憩場所としては最高でした。
（入場無料ですし）
だって、体にも心にも優しい、清らな雰囲気