この聖パウロの銅像を右手にみて左に曲がると
案外こじんまりとした聖パウロ教会につく。
正面の外観はこんな感じ。
マルタ島ではどこにでもある、かえってひっそりとした
教会にすぎない。
でもこの教会は2千年も前から
パウロが滞在した場所として聖なる香りを放ち続けている。
教会の装飾をクローズアップ。
聖パウロ教会といっても、
中心は人ではない、神である。
神の子イエス・キリストの姿がそこには描かれている。
さて、この教会は17世紀にロレンツォ・ガッファに建てられた。
現在のファサードは建築家F・ボンナミチによるもの。
バロック様式の堂々とした外観を
私はマルタの熱い太陽の下で目を細めながら仰いでいた。