日常にバカンスを!

お台場に住むakkiitaner(アッキーターナー)のまったりな日常とぼやきっぷり、っぷり。

お嬢さん考

2008年07月22日 | 健康 美容 旅行 エンターティメント 語学勉強

【私は娘をお嬢さんには育てたくはない! でも、お嬢さんの持つ大らかさは
もっていて欲しい。ああ、これは矛盾か?】


究極のお嬢さん、てどんな人?
やっぱり宮家に違いない・・・!

でも、天皇家以外の一般人で「お嬢さん」とはどんな人のことなのだろう。

私はふと考えてしまった。
それは、この連休に夫の実家に遊びに行ったからだ。
実家といっても、夫の父(お舅さん)は既に他界しているので、
夫の母、お姑さんが一人暮らしをしている。
イマドキ、87才のご高齢で一人暮らしなんである。
超ウルトラ・スーパーに気丈で立派なお姑さんだ。
すーごく尊敬している。でも、接するたびに思い知らされるのは
生粋のお嬢さまだ、ということ。
山脇という女学校を出ていて、
小さい時は夏の家、冬の家と別荘があり、
女中が何人もいて、遺産だけで食べていける境遇に生まれついた。

そして、いつも混乱してしまう。
「うちのみっこ(夫の妹で私より12才年上)は
ボロボロの家に住んで、かわいそうよ。
旦那さんの家から遺産ももらえなかったのよ」
というお姑さんの嘆きを聞く度に・・・。
ど・こ・が可哀相?
横浜の高級住宅街に一軒家を結婚と同時に
親から買ってもらえたわけで・・・。
就職も親のコネでポンとジャルに入れてもらえ・・・
た娘のどこが可哀相なのか理解に苦しむ。
さらに
その娘の生んだ子供がまたまたお嬢さん学校を出て、
32才の今も弁護士を目指していて、
その彼女(私からすると姪っ子が)
大学では経済学部の出身、というアイロニー!
「孫のヨーコが可哀相で、本当に貧乏な生活なのよ」
と孫(自分の娘の子供よね)のことを不憫に思っているお姑さん・・・。

一体どうなってんの?

32才でちゃんと働かずにいられることが
資格を取るために学校に通っていられることが
どれほど恵まれているのかを、
教えてあげたくなる。何をそんなに可哀相がるのか・・・・?

私には本当にお嬢さんの頭の中が分からない。

そう、お姑さんも夫の妹さんも生粋のお嬢さんだ!
それはお金があるとか云々といういうことではなく、
世間を知らない・・・、という意味でなんだけどね。

よって、娘には絶対に遺産だけで守られきた、世間知らずな
お嬢さんな女たちのいるご家庭には嫁がせたくはない。
たとえ、守られていたとしても、社会的にそれを還元するような
大らかさのある女性たちなら、話は別だが・・・。
「兄がね、私が働こうとしたのを
阻止したのよ。女は働くと悪くなるから、て」
とそのことを何度も話すお姑さんの心には
時を経ても何か憤懣のようなものが消えることもなく、
くすぶっているのだ。

昔の女性は親や兄に従わなければならなかったのかあ・・・、
可哀相に・・・・。
私は姑と同じ世代のおばあちゃん(元牧師)
先生の言葉とその穏和なお顔を思い出す。
「本当にイエス様に出会ったことが何よりもの、
素晴らしいことだったのよ」

そのおばあちゃん先生の人生は苦労ばかりだったのに、
私の前でそう満足げにほほえんだのだ・・・。
お孫さんは青山学院大学で最難関の国際経済学部に受かって、
今は留学中なんだという。
お孫さんは「宝」なんだと、満足して話していた。

何かが違うのだ!

我が娘には自分の足で自ら進み、自分の考えを持ち、
ささやかだけどしっかりと充実した毎日を送れる人になってほしい。
信仰を持って生きてもほしい・・・。

そして、できればお姑さんとの苦労はさせたくない。

私、苦労などしていない・・・けどね。
でも、昨日、気が付いた。
私は結局、苦労してないと思いたいだけなんだ、ということを。

愛する夫を育ててくださった方ゆえ、
無条件に受け入れていくしかないわけで
嫌いになれるはずもないし、むしろ好きなのだけど・・・・。
案外、無理をして合わせていることに気が付いてしまった。

いやああ・・・・。
お嬢さんって・・・・!

憎めないところがお嬢さんならではの魅力ゆえ、
ぼやきは単なるぼやきにすぎないのだけど・・・・・。









コメント
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