「造反組」復党は現職優先

「造反組」復党は現職優先…自民・中川幹事長(読売新聞) - goo ニュース
自民党の中川幹事長は１７日の記者会見で、郵政民営化に反対して自民党を離党した「造反組」の復党問題について、落選した前議員よりも現職の無所属議員の復党を優先する考えを初めて表明した。
中川氏は「落選議員は、（首相の）所信表明を支持する投票行動をしていない。当面は現職に復党希望があれば考える、というのが自然な姿だ」と述べた。また、「期限を切って決着をつける。密室談合するつもりはない。（調整を）やるなら堂々と会う」と語った。中川氏は１９日の沖縄県知事選後、造反組の現職１２人の「交渉役」である平沼赳夫・元経済産業相と本格的な協議に入る予定だ。
一方、造反組の現職のうち１０人は１７日午前、国会内で会合を開き、党執行部との交渉を平沼氏に一任した。落選議員を含めた復党を求める声も相次いだという。

＊＊＊以上引用＊＊＊

郵政民営化だけのこととはいえ、自民党と意を異にしてして離党したのに復党っておかしくないか？
そんなに自民党にしがみついていたいのなら、自論を収め党の方針にしたがうべきだったのではないでしょうか。

当選した反対派議員も復党の道を残すためか無所属のまま・・・ってなんか狡い感じがします。
ここで復党を認めたら、所謂【刺客】と呼ばれた対抗候補の立場がありません。

当面は復党したい議員は新党を立ち上げ、党外協力といった形をとるべきだと思います。
で、数年経過した後に自民党に吸収といった形をとれば、反感を多少は押さえられるのではないでしょうか？

民主主義では数が力！とはいえ、郵政民営化を争点にした選挙からさほど日を空けずに復党・・・では、納得できるものではありません。
今回の手を誤ると自民党は、今度の参院選負けますよ。
目先の数にとらわれることなく、大局的な決断を期待します。

野党に期待できないから、まともな判断をして欲しいものです。
野党は重箱の隅を突付くことと審議拒否、自爆しかできないみたいなので・・・。