「高速道１０００円」先行実施、東京湾アクアライン渋滞

「高速道１０００円」先行実施、東京湾アクアライン渋滞(読売新聞) - goo ニュース
東京湾アクアライン（千葉県木更津市－川崎市）で２０日、全国の高速道路に先行して自動料金収受システム（ＥＴＣ）を装備した乗用車の高速料金値下げが先行実施され、海上にある海ほたるパーキングエリアは家族連れなどでにぎわった。

＊＊＊以上一部引用＊＊＊

3月28日からETCを搭載した車両の高速料金が1,000円になります。
この事を受けて、財団法人高速道路交流推進財団よりETC搭載に関する助成金が出ることとなりました。
助成金が出るのは、今月までにセットアップを完了した四輪95万台・二輪5万台の計100万台が対象です。

しかし、ここで大きな問題が発生しています。

ETC取付希望が殺到し、想定した台数分のETCが市場にありません。
現在のところ、期間延長の方向で調整中のようですが、いつまで延長するつもりなのでしょう。
四輪用ETCは複数のメーカーが製造しているため、増産体制が整えばそれなりの流通があると思われます。
しかし、二輪用はJRC（日本無線）1社の製造であるため、市場に流通するのがいつになるのか・・・。
噂によると、JRCの月産能力は3,500台・・・。
多少の在庫があったにしろ、財団法人高速道路交流推進財団の想定した5万台に行き着くには1年はかかる計算なのですが、その辺はどのように考えているのでしょう。

二輪用ETCについては、大手ショップが買い占めてしまい、中小の取扱店には入荷すらしない状況のようです。

近所の南海部品に問い合わせたところ
　助成金発表にあわせて20台分を発注したが、まったく入荷しない。
　それどころか、発表前に注文した分すら満足に入荷してこない。
とのことでした。
とりあえず、私も予約をしてきましたが、いつ取り付けられるのか・・・。

【参考情報】
3月18日現在の助成台数
　四輪：314,574台
　二輪：　6,663台
ネットや店で確認した二輪ETC難民と上記の助成台数の乖離は流通在庫に起因するものでしょうね。
付けたくても物がない。
物を待っていると助成期間が終了する。
財団法人高速道路交流推進財団には、もっと考えて欲しいものです。