シリウスの環

時事問題を弄るblogと化してしまいましたw
初めの主旨から大変革・・・。

ホンダ撤退、F1の分岐点にも

2008-12-05 23:19:29 | ニュース
ホンダ撤退、F1の分岐点にも=金融危機直撃、参戦継続困難(時事通信) - goo ニュース
ホンダが5日、2008年限りでF1レース活動から撤退すると発表した。金融危機の影響による業績の悪化から、年間予算400億円以上といわれる参戦資金が重荷となって決断した。
10年以降の統一エンジン導入など、国際自動車連盟(FIA)が大幅なコスト削減に乗り出す中での撤退。福井威夫社長は「結果を十分残せていないし、非常に残念。今でもやりたい。でも状況が許さなくなった」と未練を口にする一方、「将来への投資を含め、経営資源の効果的な再配分が必要との認識から決めた」と理由を語った。

***以上一部引用***

ここにホンダのF1第3期が終了を迎えました・・・。
2009年に向けてKERS(カーズ:運動エネルギー回生システム)の開発に200億かけているとの噂もあり、バトンのと契約も延長したなどの報道があったため、寝耳に水でした。

昨年SAF1(スーパーアグリF1)への支援を打ち切ったのは、リソースの集中という理由だったと思います。
その集中したリソースも世界的な不況の前には無意味なものとなってしまったようです。

それにしても、ホンダF1の第3期は、今までと異なり惨憺たる結果でした。
2006年の1勝もB.A.Rの技術で勝てたようなものです。
純粋なホンダ(といっても開発の主体はイギリスの開発チーム)としては、シャーシの剛性不足や空力の失敗などプライベーターチームなみの結果しか残せませんでした。
投資金額は、フェラーリ、トヨタに次ぐ額だったようですが・・・。

昨年、ロス・ブラウンが加入し2009年からはと期待していただけに残念です。
そのためには、早期にニック・フライCEOと中本DNDに責任を取らせるべきだったと思います。
中本DNDは、来期から二輪部門(MotoGP)に異動になったそうですが・・・。(恐らく、異動発令の前からF1撤退が決まっていたのでしょう)

とりあえず、チームは売却の方向で調整中のようです。
イギリス国内では、フェラーリからエンジンの供給を受ける方向で調整中との報道もあるようです。
実際mどうなるかは不明ですが・・・。

しかし、年々参加チームが減っていくF1no将来が心配です。
トロロッソやウィリアムズも慢性的な資金不足ですし・・・。

あらゆる意味で、時代の分岐点にいるのかもしれませんね・・・。

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