シリウスの環

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初めの主旨から大変革・・・。

北ミサイル 当たるか?被害は? 官邸緊迫

2009-03-26 22:34:44 | ニュース
北ミサイル 当たるか?被害は? 官邸緊迫(産経新聞) - goo ニュース
「つまらんことを言うんじゃない。緊張感が足りないんじゃないか」
 24日午後、麻生太郎首相は、ある政府高官を首相執務室に呼び、珍しく声を荒らげた。
 この高官は23日、記者団との懇談でミサイル防衛(MD)について「鉄砲の弾で鉄砲の弾を撃つようなものだ。当たるわけない」と私見を披露した当人。北朝鮮が「人工衛星」を名目に長距離弾道ミサイルの発射準備を進めている折、こうした発言は国民の不安を助長しかねない。多少の“失言”には寛容な首相も、さすがに堪忍袋の緒が切れたようだ。

***以上一部引用***

これは、明らかに政府高官の失言ですよね。
ミサイル防衛(MD)のミサイル迎撃率が100%でないのは周知の事実ですが、それでも「当たるわけがない」と政府高官が言うべきではありません。

「迎撃できなくても被害が出ないように、万全の体制wp取る」

くらい言えないものでしょうか。

今回、北朝鮮が準備しているのは改良型テポドン2号と言われています。
改良型は3段式ロケットで8000~10000kmの射程があると言われています。
北朝鮮は通信衛星と主張していますが、それを証明するものは一切ありません。
北朝鮮が、衛星の搭載状況を公開するなど明らかにすれば話は別ですが、かの国の政治体制やこれまでの言動を見ているとそれは期待ができません。

4月上旬にはミサイル(北朝鮮によるとロケット)が発射される見通しです。
順調にいけば日本近郊に落下するのは、燃焼の終了した1段目と2段目です。
しかし、発射には失敗がつき物です。
弾頭に何が搭載されているか明確でない以上、迎撃を含め万全の体制で臨むべきです。
もちろんその中にMDの迎撃失敗の場合も想定すべきですが・・・。

本来、外交や国防に関しては与野党の枠組みを超えて取り組むべきですが、政争に明け暮れている与野党には期待ができません。
社民党などは「対話で・・・」と毎回述べていますが、対話で何とかなる相手だと思っているのでしょうか?
少なくともこれまでの、北朝鮮の言動は一切信用することができません。
政治家である以上、国民の生命や財産を守ることにイデオロギーを交えてほしくないと思います。

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