シリウスの環

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ソマリア沖自衛隊派遣問題 民主、会議で「海賊って何?」

2009-02-04 23:58:47 | ニュース
ソマリア沖自衛隊派遣問題 民主、会議で「海賊って何?」(産経新聞) - goo ニュース
民主党は3日、外交防衛部門会議を開き、アフリカ・ソマリア沖の海賊被害の実態について外務、防衛両省、海上保安庁からのヒアリングを行った。自衛隊法の海上警備行動で海上自衛隊の護衛艦を派遣するとした政府の方針に社民、国民新両党などが反対する中、民主党は依然態度を明確にできないままだが、会議では、いまさらのように「海賊の定義」を問う質問が飛び出すありさま。同党の海賊問題への対応の遅れが一層浮き彫りになった。

***以上一部引用***

ソマリア沖での海賊行為が問題になってから今まで何をしていたのでしょうか?
政府が自衛隊の派遣を検討しだしてからだとしても,今まで一体何をしていたのでしょう?

そもそも,今更「海賊の定義とは?」とは笑わせてくれます。
これで政権を担おうというのだから臍で茶が沸きます。
海賊定義については,「海洋法に関する国際連合条約」の第101条に海賊行為の定義が,第103条には海賊船舶や海賊航空機の定義が記載されています。
ちなみにこの条約は,平成8年に国会承認を経て批准しています。

ソマリア沖の海賊に関する対応としては,安保理決議にて「武力行使を含むあらゆる手段で対応する」とされ,多くの国が海軍を派遣しています。
過去にソマリア沖で拿捕された海賊船舶からはAK-47やPRG-7などの武器が押収されています。

国民新党の亀井氏は,「自衛隊ではなく警察組織である海上保安庁の巡視船を派遣をすべき」といった趣旨の発言をされています。
確かにマラッカ海峡の海賊対策として,日本は東南アジア各国の海上警察組織の立上げを支援し,巡視船との合同訓練や海賊情報共有センターの設立に寄与してきました。
この状況を鑑みると海上保安庁による対応で良いような気がしますが,大きく違うのは安保理決議の有無です。

ソマリア沖では,安保理決議に基づき各国の海軍が艦船を派遣しています。
各国は海軍を派遣しているのに対し,日本が海上保安庁(海上警察組織)を派遣したとして組織の性質の違いから情報連絡が円滑に行なえるのか疑問です。
それ以前に装備面でも若干不安を感じますが・・・。
過去のソマリア沖の海賊対応として,搭載ヘリの運用が有効な事案が数件あります。
哨戒や追跡でヘリはかなり有効です。

民主党の中でも長島氏などは自衛隊の派遣を推進しています。
党内に様々な意見があり議論をすることは重要ですが,まったく方針を打ち出せない政党が政権を取ったらどうなるのか・・・。
不安でたまりません。

既に日本郵船の船舶などは海賊の被害にあっています。
現実をみて早急な対応を決めるべきではないでしょうか。

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1 コメント

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民主党は国際協力も自国を守ることもできない (民主党は日教組と在日の政党)
2009-08-11 17:05:11
国連安保理は決議を採択して海賊取締りのために、各国に軍艦と軍用機の派遣を要請した。
日本は6月に新法を制定して、護衛艦と哨戒機を派遣して、国際的に高く評価されている。
民主党政権は国際協力ができず、国際的に非難されることになるだろう。
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