新テロ法、世論対策に本腰＝再可決封じ目指す－民主

新テロ法、世論対策に本腰＝再可決封じ目指す－民主 (時事通信) - goo ニュース
新テロ対策特別措置法案の廃案を目指す民主党が、世論対策に本腰を入れ始めた。参院での法案否決などを想定し、衆院の３分の２の賛成による再可決も視野に入れる与党側をけん制するため、再可決反対の機運を醸成するのが狙い。近く憲法学者らによる研究会を設置、再可決の「理不尽さ」をアピールする提言を発表したい考えだ。

＊＊＊以上一部引用＊＊＊

再可決の理不尽さって・・・民主党は何をしたいのでしょう？

【日本国憲法】
第59条　法律案は、この憲法に特別の定のある場合を除いては、両議院で可決したとき法律となる。
２　衆議院で可決し、参議院でこれと異なつた議決をした法律案は、衆議院で出席議員の３分の２以上の多数で再び可決したときは、法律となる。
４　参議院が、衆議院の可決した法律案を受け取つた後、国会休会中の期間を除いて60日以内に、議決しないときは、衆議院は、参議院がその法律案を否決したものとみなすことができる。

どうやら、民主党は憲法改正でもしたいのでしょうか？
もっとも改正したとしても、施行までは現行憲法となりますので（憲法停止とかすれば別）どうやっても間に合いませんが。
民主党は党として、護憲・改憲どちらのスタンスをとりたいのでしょう？
この記事の発言をみると改憲のようですけど・・・。

しかし、世論対策に躍起になって憲法を無視するってどうなんでしょうね。
新テロ特措法に反対はしていますが、相変わらず対案は出さないし・・・。
本当、何がしたいのやら・・・。

先日の額賀大臣と守屋氏の証人喚問の延期となりました。
民主党は守屋証言だけを根拠に証人喚問にこぎつけましたが、守屋メモは焼却されており、同席した言われるアワー氏からは「Mr.額賀はいなかった」と言われ延期となりました。
建前は全会一致ではなかったので・・・としていますが、明らかに永田メールの二の舞を危惧してのことと思われます。
どうやら、永田メールの教訓は生かされなかったようです。
まぁ、傷が深くなるまえに撤退しただけでも、永田メールの教訓を生かしたと言えるでしょうね。

それにしても、今の政治家に高い志を求めることは無理なのでしょうか？
政争に明け暮れてばかりで、真剣みに欠けているとしか思えません。
お山の大将な人ばかりでまとまりがなく、小学生の学級会よりも始末が悪いです。
権力への執着がない分だけ小学生の学級会の方がマシに思えてきましたよ・・・。