暴力的なＴＶゲーム、殺人につながらない

暴力的なＴＶゲーム、殺人につながらない＝米調査(ロイター) - goo ニュース
殺人シーンなどが含まれる暴力的なテレビゲームと子供の行動との因果関係については未だはっきり結論づけられてはないが、暴力的なゲームが子供を殺人に駆り立てるのではない、という研究結果が明らかになった。

＊＊＊以上一部引用＊＊＊

さて、若者による凶悪犯罪が発生すると、必ず犯人がやっていたゲームや所持していた本の影響だという論調が起こります。
そして、その論調はゲームや本の規制への動きへと繋がります。

ゲームや本好き＝犯罪者の温床

って訳ではないはずですけどね。
これがサヨクの言い分を応用すると。立派な「言論や表現の自由の侵害」だと思うんですけどね。
なぜか、この手の規制にいはサヨクの面々が嬉々として規制に積極的です。
自分たちの矛盾に気が付かないのかな？

で、ゲームと犯罪の関係といえば、「ゲーム脳」を提唱する、日本大学文理学部体育学科の森昭雄教授が有名ですね。
ゲームにより脳の情動抑制や判断力などの重要な機能を司る前頭前野にダメージを受けているという説なんですが、科学的根拠や客観性に問題がある楽しい説です。
ちなみに、ゲーム脳を発表した翌年「日本トンデモ大賞」を受賞されたらしいですが・・・。
しかし、ゲームを規制しようとする方々はこの説を必ず引用します。
自分の主張の裏付けのために、自分に都合の良い情報だけを引用すると言う典型的な手ですけどね。

犯罪の発生をゲームに求めるのは間違いです。
親や地域、学校の教育（善悪の判断）はできなかっただけではないですか？
自分たちの怠慢を他人の所為にするのは、自分は楽でいいけど何の解決にもなりません。